月間ベスト級の出来なんだろうけど、最近の18禁作品の OP ムービーの中では目立って出来が良かった、ズームして次々にキャラが変わるところや、作画的に面倒な回り込みなんかが印象的です。
セカイ系っぽい歌詞にビビっときたものの、「サイコ陵辱ノベル+」ってのは、ちょっとシュミじゃないのでパス。
日頃手塚作品を敬遠している自分でも、火の鳥の SF 編(未来、宇宙、復活、望郷)と W3 だけは例外で、小学生の頃に従兄弟の家で読んで以来忘れられず、ボロボロになった単行本を未だに手放さないでします。
To Heart のマルチシナリオをプレイした時に最初に思ったのが、火の鳥復活編で描かれるレオナのチヒロの愛情だったりと、思っていた以上に影響を受けた作品かも。
期待していたアニメ版の復活編は、レオナとチヒロこそそのままですが、脚本的に大きくアレンジされていて、漫画で味わった大胆な構成や、神話的なスケールの大きさなどは今のところあまり感じられず、どこかこじんまりとした印象を受けました。
驚いたのは25世紀と34世紀を舞台にした壮大なスケールを描く復活編が、次週で終わってしまうことで、わずか2話じゃ二人の恋愛に焦点を当てるしかないだろう…。最低でも4話構成を期待したのに。
絵柄的には手塚作品後期のリアルっぽい造形に統一されているようで、変にリアルっぽい顔立ちになったチヒロは微妙な感じ。あの丸っこいキャラがたまらなく愛らしいのにっ。この作品こそ今川版鉄人28号のような原作重視のこだわりが欲しかった。
脚本: 長谷川圭一, 絵コンテ: 波多正美, 演出: 吉村文宏
何も考えずに浸るように作品を感じる。これが萌えアニメ正統の見方なら、かなり素敵な作品になってます。
前半は軽目のコミケ&コスプレネタ。パロディの元ネタが比較的新しかったのがいい感じで、やたらと堂々とした作りは、パイオニアLDC製作作品のキャラがほとんどだったのね。コミケの現場とは場違いな、やたらと穏やかな音楽がこの作品に似合ってました。
後半はリュウカのはじめてのメイド仕事。コノヱさんの出番が多かったのは良かったとして、この手の作品にしては異様に高いクオリティを誇っていた作画に少しずつ綻びを感じてきたのが気になった。
脚本: あおしまたかし, 絵コンテ・演出: 水本葉月
めぐりゆく季節の中で、いつものキャラが毎度変わらないボケとツッコミを繰り返すのでマンネリ感は相変わらずなんですが、今回もしっかりと楽しめました。みか先生の存在感の大きさがこの作品のポイントかな。
それにしてもテレビ東京のアニメ作品的にはやや過激な水着シーンが、関のってのは激しく疑問だ。
脚本: 鈴木雅詞, 絵コンテ・演出: 大西景介
†「この道を選んだ事を後悔なんてしていない」
純粋無垢な少女のように描かれたキュウちゃんの中にも、姉同様にメラメラとした嫉妬の炎が燃え上がっていた。
ぼんやりと青春ものみたいなジャンルを想像したのが、これはビルディングスロマンだと確信しました。誰一人救われない結末の中にも、ボッカが忘却の戦慄の少女に出会う事を目的に旅を続けると言う希望の光は輝いているようで…。
セリフ回しとか少しずつ浮かび上がる真相と言った構成など、久々に脚本の面白さをダイレクトに味わえる作品だと思います。一方で今回は中盤で前回のカットが長々と流用されていたりと、絵の方はやや低調な感じ。前回、前々回とケレン味のある演出が刺激的だったのに、今回はモンスター怪獣が撃破されるシーンにとぼけた味が出ていた程度で物足りなかった。
脚本: 榎戸洋司, コンテ: 大畑清隆, 演出: 高島大輔
前回とがらっと雰囲気を変えて今回はマリーとの出会いを描いた感傷的な話。
月の下で墓を掘り、朝日を浴びる十字架にお祈りするラストのシークエンスは、ベタながらも泣けるものがありました。
両親と死別した無垢な幼女ってのは時代を問わずにやっぱり強力。
ベテランのアニメスタッフががぞろぞろと登場すスタッフリストを見るのも楽しかったりします。
脚本: 大川久男, 演出: なりますこうじ, 絵コンテ: もりたけし,
第一話を見た時にジャンルミックスを感じたけど、まさかお嬢様学園ものをやるとは思わなかった。
ベタベタなお嬢様言葉など、ミッション系の全寮制の女子校もの特有のこそばゆい雰囲気雰囲気は、退廃した近未来ものよりも好き。これでヒロインのメグが気に入れば面白くなるはずなのに、作品に感情移入しにくいのは相変わらず。露骨なパンツの見せ方をしたりと、どーも萌えキャラ的には散々で、どうも気乗りしなかった。これなら(ありがちだけど)女装潜入ものの方が楽しめたような気がする。…なんて思って見ていたらホントに女装が出てきた。(^^; ジョーも制服かよっ。
脚本: 中瀬理香, コンテ・演出・和田裕一
微妙に変わっていたりする海外タイトルがずらりとリストアップされていたのが興味深かった。Kanon や向こうでも、大砲?とか突っ込む人がいたのね。
電撃文庫は強かった。順位的には多少意外な感じを受けつつも、だいたい Web で人気がある作品は上位にランクアップされているようで。
この作品はロリと年増しか出て来ないんだろーか?
ゲームのプロフィールを見ると、大学のシネマ研究会に所属する21歳の女性。自己中心的で愚痴っぽいところはあるものの年相応の落ち着いた雰囲気は逆に新鮮か?
†「あなたたちとは違うのっ!」
映画に対する過度の思い入れなど、この手のマニアックなキャラは意外と好みだったりするし、ギスギスしたキャラが次第に丸くなっていくのは好きな展開なのでそこそこ期待していたんだけど、マンションに同棲して私生活的には満たされているのを見せられると、萌えアニメとして見ていた自分が虚しくなってきます。(^^;
朝比奈と名字で呼んでいたのでお熱い関係と言う感じではなさそうですが、自然体で接しているのを見ると、ゲームの主人公として彼女にかかわっていく余地が感じられないです。どういうシナリオなのかかえって興味が出てきたりするだけど。
(あ、Web で調べたら、ユウはアニメのオリジナルキャラなのか…、なんでこんな設定にしたんだろう?)
脚本: 花田十輝, 絵コンテ: 西村純二, 演出: 御神崎海
†「小日向さんがブラコンだって噂、本当なんだね」
七夏視点が多かった事もあり、ここしばらく続いていた痛々しさは少なめ。七夏の兄に対する気持ちにもやばげな雰囲気はあるものの、なぜか許せてしまう。
「初めて真剣に恋してしまったのが妹だった」と言う設定を強調するために、むさくるしい容姿の28歳社会人兄貴の言動が、リアル中学生みたいにうわずっているのがこの作品を見て嫌〜な気持ちにさせられるそもそもの原因で、年齢的には近いのに感情移入はどこへやら…。もっともこの痛さが快感になってきているような気も。(^^;
あと今回は作画や演出面でやや落ち込み気味。シリーズを通してバラツキが大きいのが残念なところ。
脚本: 高木登, 絵コンテ: 浅見松雄, 演出: 木村寛
どうにも緊張感の無い戦闘シーンが続く。これと言った見せ場が無かった中で、今回は最も目立ったのは、五十鈴絵美。うわー、そこそこの萌えキャラだったのに、これじゃ妖怪変化だよ〜。
棗姉妹も今回は今ひとつで、真夜は大人体型のままだと一昔前のボディコンギャルみたいな感じだし、亜夜は、「妻として…」などとまぶらほの夕菜みたいなセリフを吐いて、勝手に過去の記憶を垣間見たりと、身も心も押しかけ電波妻。こっちも萌えん。
脚本: 犬飼和彦, 絵コンテ: 坂田純一, 演出: 川村賢一
4月末日のこと。結局 Maxtor の HDD は2年半でお亡くなりになってしまいました。
そんなわけで、中に猫が入っていて、猫マニアから熱い支持を受けているらしい日立の HDD を購入。しかしなぜか MBR に書き込めない(それ以外は正常、HDD 判断ツールでも問題無し)と言うトラブルにぶち当たり四苦八苦。
MBR を書き換える様々なツールを試してみたりジャンパーをいじったり物理フォーマットしたりと試行錯誤の末に、原因はマザーボードにあることが判明。BIOS を書き換えたら、問題なく MBR をいじれるようになった。キャプチャーカードの時と言い、K7S5A にはホント苦労させられるよ。
今週も好調。テンポのいい展開で飽きさせない。
ギャグ漫画おなじみの桁外れの大金持ち、老執事は戦闘のプロフェッショナル(*1)、二重性格少女と定番なネタが続く中で、ケロロ軍曹たちケロン人のボケでも天然でもない不思議な行動が新鮮で面白かった。
一方でもうあきらめてますが、テレビ東京と言うことでお色気は不満度が高め。タコのからみが描かれなかったのは仕方ないとして、胸元の谷間を描いてはいけないみたいな規制は徹底している。なんつー時代だ。
幽霊少女はキャラ造形的に気に入っているのに相変わらず存在感は薄いなぁ。そのままの行動がギャグになる桃華においしいところを全部持っていかれました。名前も無いのか?
脚本: 池田眞美子, 絵コンテ: 中村次郎, 演出: 菜香ゆき
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最近はライトノベルから離れていて、現在読み続けているのはこのシリーズだけと言うこともあり過剰に期待していたシリーズ3作目。
折込済みながらも、物語の薄さと言うか構成の弱さは相変わらずで、よくこんな話を300ページ近くに膨らませたのか感心してしまう。しかも全体が次回への導入みたいな内容なので、カタルシスは低かった。
何が描かれていたかと言うと、絢子と護のいちゃいちゃとした場面で、のろけ話を聞いているような面白さは今回も格別。相思相愛になったことで、絢子の小っ恥ずかしい行動は抑え気味かと思いきや相変わらずのろけっぷりで、いい意味でも悪い意味でも期待通りの出来でした。
成長が感じられたのはイラストの方で、挿絵のモノクロイラストまでやたらと書き込まれていたりと絵師の意気込みを感じます。
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2年前に読んだ、文藝賞・直木賞を受賞した「青春デンデケデケデケ」の応募前のオリジナル版。スリム化された受賞作に比べると、バイトの話や映画の話、友人たちの話など本筋のバンド以外のエピソードが数多く含まれていて、ややテンポが悪くなってますが、一般的な青春ものとしては興味深い話が多かった。
バンドとは無縁の青春を過ごし、自分とは2世代近くも違う60年代を舞台にしているのに、10代後半特有の何かにのめり込む異様なパワーみたいなものは共通しているようだ。この作品を読んでいると自分の中に眠るぼんやりとした高校時代の思い出の数々が、鮮やかな輝きを伴って浮かび上がってくるような、回春作用?みたいなものを感じます。(^^;
今回もまたほろ苦い最終章にじーんと来てしまった。ラストの一文も素晴らしいの一言。
普通の人よりアニメを見ているはずなのに、男性向けの萌えアニメに偏っているせいか上位は見ていないアニメばかりで焦った。(^^;
アニメージュの読者層に加えて、萌えアニメは、1クールもしくは2クールと短い期間でぐるぐる回しているので、思い入れのあった作品も見終わってしまうとずいぶんと記憶が薄くなってしまうのが悲しい。
魅惑の縦ロール。
しばらく見ていなかったのに、ジャスミンの某月の女王様みたいな髪型に魅了されてついつい見入ってしまう。何と言っても小学生?離れした妖艶な切れ長の瞳に釘付け。こんなに魅力的なキャラだったとは不覚だった。
しかし希望を粉砕するかのようにジャスミンの秘密が明らかになる。天上天下の縦ロールの末路よりはマシとは言え、日曜朝から谷底に突き落とされることに…。
あ、それでも彼女をきっかけに絵に親しみを感じるようになってきたので、しばらくチェックしてみることにします。評判に違わぬ良作でした。
脚本: 中瀬理香, 絵コンテ: 原田浩・Chang Wung Lee, 演出: 飯村正之・Wang Yeb Kim
†「お兄ちゃん、私をつれて逃げて〜」
ご近所の小学生、月島栞のお当番会。
押しかけ幼女妻にコスプレ大会とイロモノっぽい内容は楽しめたものの、姉貴のうざさで相殺気味。中盤描かれたゲームセンターでの対戦格闘ゲームのシーンがさっぱり面白くなかったのと、栞と継母との確執が取って付けたような話になっていて味わう暇もなかった。この手の「お兄ちゃん」キャラにもやや食傷気味。
†「沢村があんな小さな子とデート?」
巧みなプロットと密度の高い画面構成に魅了された1〜2話と比べると、ここ最近は普通の少年漫画原作のドタバタラブコメみたいな話。そのままなんだけどさ。
一押しの貴子さんは気高い精神を見せていた登場当初と比べると、最近はギャグキャラ気味。それでも来週は、彼女とデートと言う話らしいので、期待しないわけにはいかない。
脚本: 佐藤卓哉, 絵コンテ。演出: サトウシンジ
作品の評価の方は若い人に任せて、今回も感想率だけ参加。レア率は、134位/161中といい感じに、ミーハーサイトになってきたなぁ。
羊堂本舗 脳ざらし紀行より。
捨てる時に万一を考えて、破片が刺さったら痛そうだなと思いながら割ったりしていたんだけど、まさかこんなに簡単に読み取り不能に出来たとは…。
コノヱ、マリエル、早苗とキャラ作画は丁寧。安定感のある止め絵の美しさは安心して見ていられる。ただし動きの乏しい野球の場面が淡々と続くので内容的には薄味、ギャグは控えめ、エロは抑え気味とあまり記憶に残らない話だったかも。
とりあえず、初心者なのにスーパープレイを連発するマリエルの天才ぶりが何かの伏線になっているのかな。(^^;
脚本:あおしまたかし・花田十輝, 絵コンテ:柿田英樹, 演出: くるおひろし
京子の言動が痛々しいのは相変わらずですが、彼女はヒロインとして萌えるキャラじゃなくて、主人公として感情移入するキャラだと分かってからは俄然面白くなってきた。
今回は、前編を見てこのキャラじゃ全然萌えないな、しかも同棲して男付きかよ…などと愚痴っていたのが恥ずかしくなる程の出来の良さ。この手の「青春文学」(挫折と再生、自分のやりたい事探し、喪失して分かる大切だったものと言う定番のテーマ)が好きな自分的には大満足の内容と仕上がりでした。
しんみりと一人で思い出を噛みしめながら、楽しかったあの頃の生活をトレースするシーンは、繰り返される哀愁を帯びたテーマ曲ともどもココロの痛いところを刺激する。(^^;
他にも神威岬のチャレンカの伝説は、豪雨の中でユウの背中を追いかけるシーンを引き立ててましたし、キーアイテムの 8mm フィルムの使い方も効果的といい事ずくめ。
もっともこのアニメの性質上、話が完結していないのには不満が残る。ユウがアニメオンリーのキャラと言うことは、二度と会う事はないのだろうか? 彼との再会はぜひとも見たいシーンなのに…。
あとは二人の馴れ初めみたいな過去の話も想像するしか無いのね。自分的には、やたらと馴れ馴れしい部長は、以前京子とつき合っていて、彼と分かれた時に荒れていた彼女がたまたま引っかけたのがユウと言うような話も見たいんだよねー。
脚本: 花田十輝, 絵コンテ: 山本秀世, 演出: 柳瀬雄之
今回はみか先生がらみのネタが少なくて、ちょっと寂しかった。
漫研の渡部だけど、今風のオタクとは微妙に違う、押井守のメガネを彷彿させるゴーイングマイウェイな性格は懐かしくもいい感じ。
一方で OP でもっとも魅力的だったツインテールの中山は、漫研の侵入部員として初登場。まさかこんなキャラだったとは…。とりあえずこれからの話で1カットでも多く登場するように願う限りだっ。
脚本: 白根秀樹, 絵コンテ・演出: 成田歳法
魂は永遠に彷徨うより。
メロキュアが好きな自分としては早すぎる死に大ショック。萌えアニメ OP の歌い手としてまだまだ頑張ってくれると思っていたのに…。ご冥福を。
姫ちゃん→りりか→こどちゃ→ToHeart と気合いを入れて見ていた作品の話が多いので面白いです。「くろみちゃん」も見なくちゃいけないのかな…。(^^;
思わせぶりな構成の割にどうも引きが弱く感じられ、話自体もどこか薄味。…と言うのがこれまでの感想なんだけど、なんで見ているかと言うと、第2話で描かれたマーガレット嬢とメイドのエレノアの会話が楽しかったから。
エレノアの過去とバートン家に仕えるメイドとしての決意が描かれた今回の話は、彼女の出番が多かっただけでも十分に満足。脳内お花畑のマーガレットと、頭脳明瞭・心身壮健、されどどこかボケてズレたところのあるエレノアはいいコンビで、マドラックスの話より、この二人の会話をずっと聞いていたいよ。
12年前の事件、絵によるマインドコントロール、絵本の絵とマドラックスの部屋のポスターが同じだったりと、何度も繰り返される「雨の話」とちまちました伏線があるものの、長々と導入部分が続いているようなので今ひとつストーリーに身が入らない。
脚本: 黒田洋介, 絵コンテ・演出: 有江勇樹
今回が初見。まごうことなきエロ無しエロアニメでした。
「まぶらほ」や「天使のしっぽ」などダメなアニメには耐性がある自分でもずりずりと引いてしまって冷静に見られないです。思えば「りぜるマイン」の時もそうだった。
放送コードに挑戦するかのように、来週はさらにきわどいカットが続くようだけど、特にキャラに思い入れがないので感想はパス。
脚本: 荒川稔久, 絵コンテ: 佐藤雄三, 演出: 郷敏治
あちこちで紹介されてますが、さっき(PM10:00)確認したら、岡崎律子(or メロキュア)さんが、ベスト10の 1,2,3,4,5,6,7,8,10位とほぼ独占状態。Amazon の利用者に偏りがあるのを差し引いても、アニメファンの消費指数の高さをまざまざと実感します。
このまま新アルバムが出ないのはあまりに惜しいので、追悼にリピュアの ED 集の life is lovely を注文して少しは力に。
3番目のエピソード。今回はキャラ紹介&舞台紹介が中心の導入部。最初の街の牛バスや白夜岬のへび花火に比べると地味ですが、どこか不思議な設定の数々に引き込まれました。
ダムの穴に腕を突っ込んでダムの決壊を防いでいる謎の美少年。ダムの壁に絵を描く青年画家、彦山絵一。画家のパトロンにしてこの村の有力者の金谷みりが、モンスターユニオンのエージェントなのは見え見えだけど、ミスディレクションと言うこともあるので保留。世界中の悲しみ=子供たちの涙を集めてこの谷に運んでくるのがメカネズミたちの仕事で、それを数えるのがここの大人たちの仕事って、なんだそりゃ?
OP でも数カットある、街の景色に赤い影やシミのようなものが見える絵が不協和音のように使われて、得も知れぬ不気味な雰囲気を与えている。こっちの世界とは違うモンスターに支配された世界を表しているのか?あとはダムに向かう長い石段には墓場がずらりと並ぶカットにドキッとさせられる。
新キャラは、水色髪のセーラー服戦士。彼女は洋弓じゃなくて和弓を使うのか。キャラ的にやや印象は薄いものの、まだまだこれからだし、セーラー服少女が戦闘シーンで動き回るのは昔から好きなんで、期待と言うことで。(^^;
脚本: 榎戸洋司, 絵コンテ: 増井荘一, 演出: 桜美かつし
「ありさとの蔵」日記より
一般参加部門ランキング作品の既読チェックアンケート。
こんな感じでした。ちなみに太字がお気に入り。
最近は読みたい意欲は強くとも、夢中になれるような作品になかなか出会えない状態が続いている。3月頃に始めたメフィスト賞受賞作品一気読みが強烈過ぎたようだ。
分散ダウンロード環境が整ったようでようやく落とせました。ただし期待に反して内容は普通かなぁ…、少し前に見たCARNIVALの OP デモの出来が良すぎた。
MOON_PHASE雑記によると、CARNIVAL OP アニメのスタッフは、制作進行・絵コンテ・演出・原画・作監と、倉嶋丈康氏が全て担当していたそうで、確かにうなずける出来でした。
魂は永遠に彷徨うより。
一般向けの記事なんで流れとしては正しくても全体的に大雑把。宮崎アニメ初期のヒルダやミミ、さらにはラナすら無視しているのはちとこじつけ感が強いなぁ。
萌えのチューンインを自分なりにピックアップすると、ラム→リン・ミンメイ(ちょっとわがまま)→ナディア(当時最強のわがままキャラ)→綾波レイ(いわずと知れた)→ホシノ・ルリ(クール系幼女)→木之本さくら。
以降はひたすら小王国の乱立状態で、ゲームの世界で一大ムーブメントを起こしたキャラも、アニメでは限定的なヒットに留まっているような気がする。
†明朝夜明けをもって総員出撃、作戦名は「ちび猫奪還」!
最終回らしく、クルーザーにヘリコプター、さらにはF/A-18、ハリアーに中距離ミサイルのトレーラーまで入り乱れるハリウッドのアクション映画並に派手なメカアクション。
ただし全体的に生と動のバランスが悪いような感じで、良く動いていたけどなんだか印象薄いなぁと言うような感じで、4話に分けての放送もあまり心に残る事なく終了。
にゃんにゃんと猫娘ぞろぞろじゃなくて、猫男わんさかなんで、猫耳好き的にも特に見るところはなかったし、期待していたまやとの再会も2〜3カットであっさり流すだけだもんね。
脚本: 黒田洋介, 絵コンテ: もりやまゆうじ, 演出: 坂田純一
カレイドスターの話、前編。
1週間帰らないのが普通になったとか、正月期間でスケジュール調整すると言う話に涙が出てきた。アニメを見ていると地上波では想像できないようなクオリティの高い作品を年に何度か見ますが、そういう作品を作り上げてきた裏にはこうした苦労があったとは。
Tentative Nameより。
最近更新がなくてマメにチェックしていたりしただけど、まさか終了していたとは…。ちなみに印象深かったのはバレンタインの第8回と、劇場版 Air など妙にネタが鋭かった第11回。ようやく油が乗ってきたと言うのに…。
恋愛ものに関しては、一昔前の少女漫画を至高のものとして位置付けている自分としては、物語的にも演出的にもひたすら充実の一話でした。ここ最近見ていて神経を逆撫で気味の兄者も今回は控えめで、これくらいなら普通の兄妹ものに見えなくもないです。(^^;
気に入ったシーンは、Aパートラストの、ラブレターの相手をふって、兄の言葉を思い出しながら「あれ、へんなの……へんなの」と涙腺を緩ますシーンがやたらと少女漫画的。居間で妹の宿題を手伝う場面も、自然な会話とまったりとした空気がやたらと魅力的。ラストの銀杏並木の場面も引き締まっていて最後まで目が離せなかった。
お兄ちゃん…、大好き!(意訳)と、無垢な本心をさりげない告白したことで作品の転機となりそうな感じなんだけど、銀杏の落葉が舞う秋の深まった季節特有の、どこか重苦しい未来を暗示させるような雰囲気がこの作品らしいです。
脚本: 高木登, 絵コンテ・演出: 渡辺高志
話をサーガマスクvs宗一郎に集中した事と国内スタッフのおかげで、バタバタした前回と比べると見違えるように出来が良く、安心してストーリーに没入出来ました。枚数は少なくとも構図とかレイアウト次第でずいぶんと印象が違ってくるものなんですね。
ただし今度は今度でありきたりの設定が気になってしまう罠。まぁ今回はサーガマスクこと相良のキャラが立っていた(結果的には意味がなかったようだけど、過去の苦労話みたいなのは好き)んで、素直に楽しんでおくことに…。
脚本: 犬飼和彦, 演出: 土屋浩幸, 絵コンテ: 片淵須直
やたら気になっていたアンゴル・モアが登場。外見的に時期的に、今は昔のチョベリバ言葉を喋るようなキャラを想像していたのに、従順な「おじさま」キャラとはちょー意外。
そのアンゴル・モアがかなりの萌えキャラ。キュートな外見とアラビアンな魔法少女風?コスチュームがとにかくフレッシュで、吉崎観音キャラの魅力がたっぷり。
ただギャグ的には不調、もしくはシュミが合わなかった。散りばめたパロディネタも不発気味だし前回みたいなテンポの良さもなく、後半の黒いタママもどこかうざキャラになっていたような気が…。
脚本: 山口宏, 演出・絵コンテ=五十嵐達也