かーずSPより。
短命の2代目は存在すら知らなかった…。自分的には初代と3代目の印象が強いです。
準決勝は、新ギアを手にしたカイと BEGA の最終兵器・ブルックリンの一騎討ち。
天才ブルックリンを倒すために、攻撃を体で受けとめて「もっと…もっとだ…」とマゾパワーを蓄積するカイ。仲間たちからも「普通…普通じゃないわよ、あれ」、「こっちまでヤバい雰囲気がビンビン伝わってくる」などと、キモキャラ扱いの言われ放題。(^^;
シリアスも度合が過ぎるとギャグになってしまうと言う法則で、「燃えろ!俺の命よ」に今ひとつ熱いものが感じらなかった。…と思いきや、次回予告の「愛だ…!」でふっ切れたよ。気合いの入った演出を期待したいところ。
脚本: 高山治郎・孫祥喜, コンテ・演出: 金鎮光
毎日新聞の実施した子供の読書傾向調査のデータ分析。生データが見られないのは残念ですが、雑誌の読書数の落ち込み〜特に漫画週刊誌を読まなくなっていると言うのは先行きに不安…。しかし最近読んだ本ベストで、高2男子の「創竜伝」って言うのはデータが偏ってませんか?(高校生くらいだと、はまる本なんだけどね)
†萌えん…萌えんのだ…。
期待していたメインキャラが弱々です。単に趣味の問題ですが、明朗快活でどんな時も前向きのキャラって、ヒロインとしては今ひとつ魅力が感じられない。ゴテゴテした衣装もマイナス。更にストーリーは駆け足気味で、早くもパワーゲーム全開と、作品から置いていかれそうになっている。
…などと文句を言いつつも、今回登場した黒髪ショートの沈着冷静系メイドキャラはなかなかそそられるものを感じたし、登場していないシスターヒロインも多そうなので、しばらく様子見…。
シナリオ: 冨岡淳広, 絵コンテ・演出: 神戸洋行
今期のアニメで一押しの萌えキャラは「まぶらほ」の神城凛。ぶっきらぼうで素直になれないところがいいっ。なのにストーリーの方は、半総集編と言うこともあって使い回しが多かったと言うのを差し引いても、涙が出て来るくらいに悲惨な出来で、回想シーンで出て来る「ベヒーモス」と戦っていた頃が(あれでも)遥かに面白かったなぁ…とため息が出て来る程でした。
作画は冒頭から動画枚数を省略したようなぎこちない動きの紙芝居モード。萌えアニメと言うことで大事な雰囲気の方も B 組連中が登場するととことん悪くなる。全員が魔法を使えると言う設定もさっぱり生きてないYO。保健室で馬乗りになって和樹に迫る玖里子さんを見て一瞬だけ目が冴えたものの、次第に大胆さよりも戸惑いが目立つなど、大きいお友達的にはヌルすぎっす。目指せらいむいろに続いてのPM6:00台セクース。
残り魔法使用回数 3 → 3(変わらず)。
脚本: 佐藤勝一, 絵コンテ: しまづ聡行, 演出: 柳伸亮
ケーブルTVだと、加入局(これも1地域1局と言う政府の方針で選択不可)次第なんで、それに便りっきりの自分としてはさっぱり分からない世界。
3度のメシよりカレーが好きな自分としては、とりあえず巡回板に設定。カレーと言えばみさき先輩だったのに、いつの間にか世代交替していたのね…。
ついに最終章突入。ラスボスっぽいマシンロボ・カイザーGが覚醒し、ブラッド長官の口から、かって水道橋博士(父)の元で、Dr.カイザーとは一緒に MMR 研究に携わっていた親友同士であることが明かされるなどお膳立ては十分。残る秘密は喋るイヌくらい。
†「最近あんた無茶に突っ込みすぎじゃない?」
太陽と鈴は仲のいいところを見せていながらも、中盤はエースそして後半はジェイにパートナーの座を奪わたりとヒロイン筆頭からすべり落ちてましたが、今回は久々に彼女と太陽のコンビが復活して、、無謀な太陽にやたらと気を使う二人のやりとりが短いながらも良かったです。ラブコメ路線がもう少し欲しかった。
脚本: 吉野弘幸, 絵コンテ: 柳沢テツヤ, 演出: 佐土原武之
Linux や *BSD 系 OS の対応が気になるところ。特許の期限切れと内容(どうやら VFAT 時の仕様変更がほとんどらしい)に抜け道を探すのかな?
かーずSPより。
集計に使われているデータは、Alexa Toolbar のユーザと Alexa からのものなので、統計的には偏りがあるかも…。
1〜5話までの強烈な悲劇性を前面に押し出した作風から一変して、前回そして今回と普通の特殊警察ものみたいな内容。ちょっと説明セリフの多すぎる脚本は興醒めですが、背景美術と音楽に関してはいい仕事をしていたと思う。なんか「雰囲気アニメ」みたいだ。(^^;
†「体がぞわぞわーってしちゃうんですよね」
今回のお当番は最年少のリコ。萌えアニメ的には、二人の関係がビジネスライクで距離がありすぎるのと、リコの見せる表情の変化が少ないためにあまりのめり込めない。小さな体に重い運命を背負って生きている、彼女の葛藤や悲劇性を感じたかった。
脚本: 植野慶子, 絵コンテ・演出: 小沢一浩
†うむ、分からん…
サスペンスフルな展開を見せるクリスティっぽいリドル・ストーリーと言ったところか…? どうもこのところの自分は脳細胞がめっきり減ってしまったようで、ゆんゆんと響く萌え波動や、お約束の物語にしか反応しなくなっているので、ちょっと捻ったストーリーを見せられると追従出来なくなる。
言い訳はこの辺りにして今回は、「木の葉を隠すなら森の中」のたとえ通りに、本を隠すのに、その物語を街の人々に演じさせていたのか? 一方で文庫版では英国の黒幕だったジェントルマンが本にされてしまい、ジョーカーによって中国の読仙社に進呈されたりと、今ひとつ分かりづらい展開。…真相は闇の中。
いつもはボケボケとした次女がリーダーシップを発揮したり、長女が冷静な対応を見せたりと普段と別の顔が見られたのかと思いきや、別人と言う可能性もあるので、キャラ萌え的にはどうもしっくり来ない話でした。
脚本: 倉田英之, 絵コンテ・演出: 関野昌弘
キャプサイトを見て期待を膨らませていた、猫又みたいに二股に分かれた尾を持つ狐っ子「妖狐のメイリン」が登場。狐っ子は猫耳キャラ以上に萌えるんだよな…と楽しみにしていたのに、ナニワのあきんど系関西弁を話す氷上恭子さん CV と言う一昔前のアニメキャラに仕上がっていて、自分の萌え属性的には響いてこない。
†「初美!ボクだよ、葉月だよ。キミの妹、葉月だよ」
今回の本の世界は、サムライ・クノイチ・妖術の入り乱れる和風ファンタジーっぽい戦国世界。多元世界を渡り歩いていた葉月はようやく竹の砦の藤姫こと初美と出会ったものの、彼女はこの世界にやってきた初美=イブの末裔だった。しかしその面影と性格は初美その人で、葉月は膝枕してもらって縁台でゆったりとまどろむなど本物の初美と出会えたような幸福を一時の間だけ感じる。
多元世界を統括する法則みたいなものがもう少し見えてくればいいんだけど、どうやって世界を行き来しているのかなど相変わらずこの作品は謎が多い。
まぁ何はともあれ、ほのかにエロい作画は今回も充実。葉月の制服のしわやスカートひらひら。顔のアップ時に肌を濡らす玉のような汗にどこか潤んだような瞳など、さりげない場面でみょーにそそられますなぁ。
脚本: 白根秀樹, 絵コンテ: 小林考嗣・南康宏, 演出: 南康宏
上陸2日目〜3日目。相変わらずディテールはぬるい。しかしあんまり細かくして学習漫画みたいになったら面白くないし、シーンシーンでキャラクターの描写を積み重ねて性格や人物関係を形作っていく手堅い作りは今回も好調でまたしても引き込まれてしまいました。長期シリーズ特有のゆったりとしたテンポが心地いいです。
†本日のメノリさん
今回は、断崖絶壁の北岸からここが島であることを知った時の厳しい表情が印象的でした。それにしてもハワードと口喧嘩していると次第に同レベルに落ちていくのが悲しい…。(^^;
サバイバルナチュナルなカオル、生活の知恵袋ベルと意外なキャラが活躍する一方でシンゴ&チャコがお笑いコンビだったのは意外でした。能力は未知数ですがシャアラは癒し系ヒロインと言うことで…。
脚本: 望月武, 絵コンテ: 友永和秀, 演出: 辻泰永
今度はカオスプロジェクト制作に変わっての新作。TV版 よりもゲーム原作に出来るだけ近付けたようなキャラクターデザインには期待が出来そう。サンプルなのでオープニングは途中までなのね…。
void GraphicWizardLairより
最近じわじわと愛好者が広がっているようなので気になる、"着ぐるみ"界隈の話。正確にはドーラーと言うのか。
一気に本筋が進展して、「時の鍵」「黒の十二の月」「幻の恋人」と言ったキーワードで飾られたバックグラウンドストーリーが収束しはじめました。詳細は、急遽登場したメームさんあたりが来週あたりにも説明お姉さんになって、きっちりと説明してくれるでしょう。
今シリーズはライネの活躍が少なくて物足りないものの、メームさんの活躍が見られるのは嬉しい限り。あとは彼女の変身が見られれば大満足で、鎖で緊縛の黒ワルさんの変身シーンに対抗して、いぶし銀の熟女の魅力炸裂な変身シーンを見たいものだ。ひんにゅーとかコンプレックスを持たせるといじり甲斐のあるキャラになりそう。
それにしても意志薄弱な和人。うざキャラになるよりは優柔不断系の方がラブコメには合っていると…好意的に見ていたのに、シリーズの山場なのに相変わらず全く自分の意志を見せようとしないのにはさすがにいらつかされる。
更にコーラスの存在もそうで。寒いキャラとしてはきっちり成功していると思いますが、寒すぎて作品の温度まで下げてしまっているのは問題かも。(^^;
脚本: 月村了衛, 絵コンテ・演出: 青木新一郎
るちあと海斗の前に現れた赤ちゃん。未来からタイムスリップしてやってきた二人の赤ちゃん…と言うわけではなく、るちあの姿を見にやってきた珊瑚の精。なんでも海ではるちあの城を守っているそうで、なんか海の国の行く末が心配だよ…。
少女漫画の赤ちゃんネタ王道の、「私、海斗の赤ちゃん生もうかな」「海斗の赤ちゃん欲しいな〜」みたいなきわどいセリフがポンポンと出てきたりと、それなりに面白かった。
さらに今回はダメ水妖の四人も久々に大活躍。海辺で見つけた赤ん坊を強引にあやすだけの単なる端役扱いですけど、水竜を使って「まんが日本昔話ごっこ」をするイズールさんの水芸にはなぜかバカ受け。あんた何歳だよ…。
tATu もコケたことだし、BPS のお二方にはそろそろお暇してもらって、再びダークラヴァーズの4人をメインに戻して欲しいです。
狂気乱舞していいのか頭を抱えていいのか分からないけど、とりあえず来年に向けての番組延長おめでとう。2003年度オタク賞の藤津賞(謎)を受賞したりと、ぴちぴちボイスは未だ拡散中。
脚本: 高橋ナツコ, 絵コンテ・演出: 岡島国敏
1月と言えばお正月。人間すごろくならぬ妖精すごろくで過ごす一日。止まったマスによりイベントが発生して、心地よいテンポで歳時記ネタが炸裂。次第にナンセンスになっていくあたりは初期の頃のノリで久しぶりに受けました。
願い事は、たまご豆腐にカステラ…と、相変わらずほろろは育成に失敗しているようで、ますますボケキャラ化。彼女一人が美味しいところを持っていくのでちりりさんの活躍する場面が少ないのが残念。(^^;
とりあえず今回は「人間さんになりたい」と言う言葉が繰り返されることで、今回のオチだけではなくクライマックスに向かっての方向性が出てきているのかな…。
脚本: 木村暢, 絵コンテ・演出: 榎本明広
†「いつまで騙し続けるんだよ」
不意に遙が目覚めた事により3人の日常は終焉し、ここまで無理をして3年前と現在が同居するいびつな生活を続けていたわけだけど、それもまた見事に崩壊。今回の前半はやや単調な展開が続いたものの、後半は欺瞞に満ちた生活にようやく気付いた遙、そして精神的な居場所を失った事で自暴自棄に陥った水月とダイナミックな展開が見られ、カタルシスに満ち満ちてました。(^^;
†「どうしてそんなにやさしいんですか?」
茜ちんは、水月と孝之を憎んでさえいれば悲劇のヒロインでいられたのに、二人の心中を知ってしまったのが運の尽き。錯乱した遙を前にして、自ら損な役回りを演じる事に…。重要人物の割にこれまで彼女の内面はあまり語られてこなかったんだよね。ゲームで補完してやる必要がありそう。
†「私は石田さん程強くないです…」
自分から見て一番魅力的だった水月はとうとう堕ちてしまった…。一番弱い性格なのは分かっていたけど、上司の石田さんのアドバイスでもう一頑張りくらいする気力も見せずに、相変わらず周囲に流される…。
エロゲーシナリオだと凶相みたいな寝取られ展開が見られるものの、慎二は毎度毎度の細かい気配りに加えてそこそこかっこいい立ち回りを見せてくれたり、主人公の孝之の魅力の無さ故にダメージは少なめ。なんかこっちの方がいいかも…。実際彼女が愛していたのは、もちろん孝之もそうなんだけど、輝いていた3年前の時間…みたいな演出が今回はやたらと見られますなぁ。
脚本: 金巻兼一, 絵コンテ: 片山一良, 演出: 山田弘和
まだ決まったわけじゃないので心配が杞憂に終わればいいですが、中古売買に制約が出来るような方向は嫌だなぁ。しかしこれも時代の流れか…。
カトゆー家断絶より。
最終更新は 2000年1月。まだこの頃のゲーム業界は希望があったなぁ…などと思いながら、ゲーム業界関係者のトンデモ発言を読むのも一興。プリズマ先生の例の発言もありました。
朝倉音夢、鷺澤頼子、白河ことりらは腹を切って死ぬべきだ。また、彼らはただ死んで終わるものではない。唯一神又吉さくらが地獄の火の中に投げ込む者たちだ。朝倉純一に近付く者も同様だ。理由は他人を殺すなら自分が死ぬべきだからだ。詳しい理由は PC 版で熟知すべし。
賞味期限切れのネタですまぬ。
後半は音夢 vs さくらのシナリオに特化することで、中途半端に個別キャラエンドを展開させたアニメ版 Kanon の二の舞を防ぐのか…と思いきや、結局同じようにそれぞれのヒロインの話を用意するのね…。せっかく盛り上がっていた、メインプロットの腰を折る形になっていて残念。
脚本: あみやまさはる, 絵コンテ: 宮崎なぎさ, 演出: 山本深幸
ブルックリンの暗黒オーラによる猛攻も、倒されても倒されても立ち上がってくるカイのゾンビ・ディフェンスの前には通用せず。ついに「お前は不愉快だ。お前は生きちゃいけないんだ。お前なんか消えてなくなれ!」とブルックリンさんはご乱心。
一番思い入れがあるキャラだったのに、こんなところであっさり負けちゃいましたよ〜。それにしてもコーチのタカオ兄は使えねぇなぁ…。解説キャラかよ。
「…いいなぁ…ベイバトルは…」としみじみとつぶやくカイさんご臨終シーンには涙───と言うのは嘘で、にやけ笑いが止まらなかったです。(^^;;;
試合の方は今ひとつ盛り上がらなかったですが、このシーンは満足度高し。ちと古いですが、リンかけを思い出してしまいました。
で、これに続くメインイベントはタカオ vs ガーランド。偉そうな事をほざく割には小物と言う印象のガーランドですが、果たして決勝にふさわしい試合を見せてくれるのだろーか?
脚本: 植竹須美男・孫祥喜, コンテ: 金成范, 演出: 金鎮九
ロゼットのやたらと激しい胸揺れや太股や尻などに精いっぱいのエロ描写。これで後半の湖で水のかけっこをするシーンに気合いを入れてくれれば文句は無かったのに、布の厚みには勝てなかった。それにしてもロゼッタは、シスター服だとブリジット(*1)、ドレスに着替えればアスカそっくりと、キャラデザの段階でミスったような気も…。(^^;
シナリオ: 冨岡淳広, 絵コンテ: 加藤敏幸, 演出: 加藤敏幸
魔法回復を名目に、うざい B 組連中と押しかけ嫁から離れて玖里子さんと秘境の温泉に二人旅。…つーことで、皆の大好きな混浴ハーレムの話
†「夜はまだまだこれからだし…」
導入部分こそまともだったのに、先生さんがレアゲームを買うために山道を通りかかるあたりからご都合主義を通り越して適当になってきた。女将さんが客より先に温泉に入るなよ)、魔法回復ネタはインチキ…と思ったら本気で 20,000時間の潜水にチャレンジしているのかよ!アホらしい展開はまだまだ序の口で、突然登場した野球好きの精霊たち。温泉が干上がり野球場になり、野球勝負で対決して勝てば魔法回数回復と言う怒涛の話が繰り広げられ、自分は完全おいてけぼり。久々に見たホームラン級の超脚本にただただ呆然。普通に作れ!普通に!
毎度期待の神城凛ちゃんですが、見せ場はほとんど無く温泉ではわずかに3カット程。まぁ今回は作画も平均レベルだし野球で目立ってもどうしようもないしなぁ…。
しつこく書いてますが、自分にとって凛は今期の最萌えキャラ。日に日に凛に対しての気持ちが高まっているのに、今回は思わせぶりな描写を2〜3見せてくれただけで、5話をピークに目立った活躍をしてくれないんだよなぁ。
残り魔法使用回数 3 → 2 → 3
脚本: 白根秀樹, 絵コンテ: 小滝礼, 演出: 鎌仲史陽
かーずSPより。
東京の開発チームは健在のようで充実した人材を感じますが、前作から参加しているスタッフは、河田氏の他に何人いるのでしょうか? 前作のキャラが全く登場しない、形式的な続編だとしたら寂しいなぁ…。
6月に電子メールのうち半数がスパムと言う記事に驚いたけど、ここまで来ていたとは…。さらにウイルス感染メールが全体に占める割合も84%ともはや末期的な症状。米国でスパム規制の法案が議会を通過しているのも切羽詰まった状況だからなのね。
カイザーGにより全世界規模の大災害が発生し、トドメとばかりに隕石落としまで繰り出すなど派手にやりすぎたために、これまで日常的なエピソードを積み重ねる事で構築してきた作品のリアリティがぶち切れてしまったのは自分だけか?
地球をレスキューする!みたいに風呂敷を広げるよりも、身近な人を助けることの大切さのような地に足のついたドラマが見たいものだ。(ちなみに自分が一番好きなのは、猫探しレスキュー)ハザードさんお亡くなりのシーンもどこかバタバタしていたりと、今回はドラマも薄く、単なる最終回に向けての説明回でしかなかった。
脚本: 園田秀樹・岡崎純子, 絵コンテ・演出: 箕ノ口克己
いぬ日記や、えんじぇる☆てれぱし〜で発表されていたのにあやかって自分も真似てやってみました。
アニメ作品としてのクオリティではなくあくまで自分の心に残った作品と言うことで、感想を書いた作品だけでも60タイトルを越す中で、わずか10作品に絞るのには苦労しました。どれも非常に思い入れの深い作品です。
それでは、心をこめて…
ついでに2003年度アニメ作品萌えキャラベスト10。こっちはモロに趣味が出ているなぁ。
うぱーのお茶会より。
洋画とは違ってオタ向けのアニメは市場のパイが小さいので、価格を下げても売上にあまり反映されない価格弾力性が低い商品なのが辛いところ…。
PCのフライトシミュレーターで遊んだだけでジャンボジェットを操縦したくなったり今回の事件みたいに、現実とゲームの世界の区別が出来ない人間が稀に現れる事が恐ろしい。
Aパートは前回の続きからで、かぐや姫+忍者軍団の和風ファンタジー世界が舞台。葉月は因われた藤姫を助けるため、露出過剰なくノ一軍団を相手に斬って斬っての大暴れ。アニメチックな殺陣とは言え、スピード感溢れる演出で実にかっこいい。作画の良さも加わって彼女の魅力を再確認。惚れ直したぜ葉月さん。
何やら藤姫の櫛もイヴのソーマを浴びたマジックアイテムのようで、「この櫛が本当に役立つ場所を見つけて」と藤姫は葉月に手渡す。
物語も終わりに近付くと例によってアーヤがコスプレして登場。この人は、世界からリリスの暴れた痕跡の後始末でもしているんでしょうか?
†「やっぱりヤミにそっくり…美味しそう〜」
メイリンがガルガンチュアの世界に召喚されるところから始まった B パートは、4話の続きとなるガルガンチュアの過去の物語が描かれてました。
「最高の生命と力を創造する」ためにマリエル姫を生贄にして魔物を召喚したガルガンチュアの前に現れたのは、「世界を操る全知全能の存在」と自称するリリスちゃん。
なぜか「ヤミ・ヤーマとそっくり」と葉月と始めて出会った時と同じ反応で一目惚れしたリリスは、料理に媚薬エッセンスを混ぜて誘惑しようとするが失敗。彼の心の中もまた「ジル」ことイヴでいっぱいだった。生贄の代償として「世界の創造主」としての力を授かりながら、今度は永遠の生命の源である超ソーマそのものであるイヴ探しに心を奪われる。
…と物語のもう一つの発端が語られてました。リリスの魅力炸裂…とまではいかないものの、面白い性格が見られたので満足。
「自分で言うのも何だけど、リリスちゃんけっこう可愛いと思うし〜?」思わねぇ…。
今回はエロを抑え気味ながら、作画の方は相変わらず絶好調で、特にこの作品はキャラの目〜特に葉月の突き刺すよな視線と誘うような潤んだ瞳〜が素晴らしいです。
脚本: 白根秀樹・中瀬理香, 絵コンテ: 小林孝嗣・小倉宏文, 演出: 林有紀
唐突に始まったリーダーを選ぶための多数決。リーダーを選ぶための選挙で立候補したハワードがズタボロに敗れる…と言う展開はいつかあると思っていたのに、実は遭難以来ずっとリーダーを自称していたメノリさんの方も実はさっぱり人望がなかったことが判明。やっぱりボーイスカウトのリーダーシップマニュアルだけじゃ駄目なのね…。ショックを受けてしばらく落ち込みそうに見えますが、立ち直るにしても人の下で素直に命令に従うとも思えず、彼女の今後の身の振り方が楽しみ。(^^;
今回も一番目立っていただったシャアラさん。「人間は他の生き物を殺める事で生きていくことが出来る」と言うおなじみのテーマもきっちりと見せてくれたし、何よりも卓越したネーミングセンスには将来性も感じました。強く生きて欲しい…。
ある意味一番優等生のルナは今回も崩れるところを見せず、周囲にやさしい気配りを見せながらきっちりとリーダーの座をゲット。湖に落ちた時に、何やら「大いなる存在」の力を感じたりと主人公らしくなってきた。
シリーズ構成&脚本の米村氏はフィギュア17の日常描写が素晴らしかったので、中学生日記ならぬ「小学生日記」を作って欲しいと切に思ってましたが、まさかこんなところで出会えるとは…。あの時の感動をもう一度。
脚本: 米村正二, 絵コンテ: 友永和秀, 演出: 小山田桂子
□シスプリ年表Ver2.15
BRAINSTORM より。
シスプリの歴史を1日換算で計算したチャート。これによるとアニメ「シスター・プリンセス」が放送開始されたのは、狙いすましたかのように 11:50 とブームのピークに高々と輝くように設定してあったんだね。
「えーマジ、スクみず?」「ダサーイ」「スク水が許されるのは中学生までだよねー」「キャハハハハハハ」
秋葉原地域密着だと濃ゆいお客様方のニーズを追いかけるのが大変だ…。「純喫茶・第三帝国」のごとく、軍服コスプレの店はまだか?
No,Music.No,Lifeより。
KDE 3.1 上で動くタブブラウザ。まだまだ開発版とのことですが、Windows のタブブラウザみたいにかゆいところに手が届くブラウザが少ないので期待したいところ。
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/tv/tv03121101.htm
魂は永遠に彷徨うより。
読売新聞12/11夕刊にも掲載された記事。高い人気を強調しているけど、放送終了後すぐに人気は急落したと言う指摘もあったりと、実際のところはどうなんだろう?
「(DVDの)購入者の6―7割が中高生を中心とする女性」と言うことで、そっち方面の市場を狙う作品もこれから増えていきそうな予感。
CAXの日記より。
去年の1位から落ちたとは言え3位が「Dragonball」と言うのは相変わらず謎すぎ。アニメタイトルだと遊戯王(22位)、ポケモン(58位)と、米国産のSF作品以上に定着している。ただしこれに続くようなタイトルが今年は出なかったんだよね。
前回(第4回)に比べるとネタ的に遠く今ひとつの感触。
楽画喜堂より。
「グリーングリーン エロリューションズ」との事。ヤミ帽クラスの妖艶さ漂うお色気が見られるなら買いですが、露出度は高くても見栄えのしない温泉に、ひた続く妄想シーン、気合いが入るのは男の裸ばかりと言う偏った作画に、何度も煮え湯を飲まされてきたからなぁ…。
メーム様が皇家の長にのみ伝われていたヴァルハラの創世神話を語ってくれた事で、この作品の背景設定の方も見えてきた様子。かって12皇女の時代に、時空間を侵食する超自然体「時のブリザード」がヴァルハラを襲った時に、自らの生命を犠牲にしてヴァルハラを救ったのが今は亡き四皇女たちで、現実のヴァルハラ星と本来そうなっていたはずのヴァルハラ星を結ぶ鍵となるのがワルキューレが所有する「時の鍵」。
†「邪魔しないで…私も幸せになるの…」
ヴァルハラの未来のために散った四皇女がどうして、災厄をもたらすために黒ワルの姿で復活したのか不明だけど、皇女としての仕事を放棄してピーターパン・シンドロームのように子供の世界に執着するワルキューレを見ているとキレてしまったのも無理はないか…。(^^;
和人が拐われる事で二人の仲は切り裂かれてしまっと言うのに、今ひとつ盛り上がりにかけるのはワルキューレと和人の「愛の絆」があまり感じられなかったからか? 他にも真田さんも出番は少なく、ライネも相変わらずチョイ役と、前作のノリを期待すると見るところは少ないです。まぁその分、メーム様に黒ワル、それとアキドラによる大立ち回りが見られたので満足しておこう。
脚本: 月村了衛, 絵コンテ: 玉井公子, 演出: 夕澄慶英
海斗と友達以上恋人未満の関係の悩むるちあ。番組開始当初は毎週のようにキスしまくっていたような気がするんですけど気のせいか。(^^;
敵役にはユーリさんが単独行動で登場。なんでもマーメイドプリンセスの情報をゲットするために、セーラー服に着替えて潜入調査と、一応は仕事をしているのね…。しかし、愛の奇蹟が起こると言う「マーメイドビーズ」を手にした事で欲望全開妄想炸裂。はのんさんより暴走度が高めで、更なる登場を期待したいところ。
シナリオ自体はかな〜り強引な展開と説明くさいセリフが長々と続くんだけど、BBS の二人が登場しないと後半がやたらと充実しているように感じます。
†「汚らわしい旋律は Non Non. ぴちぴちボイスでお清めよ〜」
クライマックスのシーンは、ピアノを弾くいたいけな少女に向かって、マイク片手に無理矢理変な曲をデュエットで聞かせる中学生三人組と言う構図。校舎に侵入くらいで何も悪い事していないのに問答無用で攻撃を仕掛けるとは相変わらずだなぁ。さらにラストでは、「番組の途中でお聞き苦しいところがありましたことをおわびいたします」と言うテロップ(*1)が出て大爆笑。いや〜本当にネタの尽きない番組だ。
脚本: 笹野恵, 絵コンテ・演出: 高橋滋春
暴走族&タツノコネタが中心の第3回は、監督が交替して雰囲気が代わった事もありどこか失速感が漂ってましたが、第4回は禁じ手とも言える内輪ネタが炸裂。アニメ業界の制作ネタは恐ろしく気合いが入ってました。パロディや小ネタが山のようにあってボリューム感はバッチリ、ウザキャラをやらせれば日本一の岩田光央氏も登場してウザさもたっぷり。
後半は小麦 vs 国分寺こよりのマジカル対決。この作品はパロディが目玉と言ってもこのところは安牌のタツノコネタばかりで中途半端なヌルさとマンネリ感が終了感を加速していた。しかし今回は、懐かしのキン肉マンを中心にしたジャンプネタがなかなか新鮮で期待していた以上に楽しめました。
こよりはグラマーというよりぽっちゃり体型の*ヒロイン*と言うことでかなり気に入っていたのに、最近はマジカルメイドが通常モードで体型も巨乳ばかり強調されてどこかアンバランスなキャラになってしまったなぁ。しょせんイロモノか…。
脚本: タマイ☆ツヨシ, 絵コンテ: ヨネタニヨシトモ, 演出: イシカワトシヒロ
受験ネタとフェイントをかまして、萌えアニメ重大行事の一つバレンタインネタをまるまる繰り広げていた今回の話。ぶっとんだナンセンスなギャグは少なめでキャラ萌えが中心と言うおとなしい作りでした。チョコを手渡すのに失敗して、いつもなら切腹しそうなさららまで照れて頬染めとは驚き。さりげない良さはあっても残りあと1話と言うことを考えると物足りなかったかな…。
あ、ED は猫耳と言うことで萌え度 200% Up(当社比)。
脚本: 上江洲誠, 絵コンテ・演出: 林有紀
全14話と言うことでもうしばらく続く事もあって、今回の物語の方はやや足踏み状態。それにしても毎回毎回、いいところで終わるなぁ。(^^;
†孝之
相変わらずうじうじと3年前の事故の事を後悔したりと今回もまた後向きの主人公。モテモテなのはエロゲー主人公の特権としてこいつばかりがナゼもてる。
†茜
前回大爆発をした茜も、姉を集中治療室に連れていく原因になったことでさすがに今回はしんみり。それでも「やさしすぎるのは…残酷です」と、孝之に胸のうちを明かしたりと、姉の足を引っ張る引っ張る。(^^; さっくりとあきらめる潔さには好感が持てるものの、彼女のこれまでの水月などに対する冷たい態度が嫉妬からくるものだと思うと、動機的に安っぽくなってしまったかな…。
†水月
うむむ〜、さすがにここまで来ると「人間的な性格」と弁護するにも限界か…。前回の行動は、自暴自棄になってウサ晴らしに一夜限りの男を引っかけようと思ったら、抱いた相手は彼氏の親友。朝起きて冷静に考えてみたら、二人の関係がバレたら完璧に破局とばかりに、さっさと慎二との関係を清算しにかかる水月にはさすがに失望するなぁ。
それでもどこか気になってしまうあたりは悪女の魅力か?
脚本: 高山カツヒコ, 絵コンテ: 渡邊哲哉・もりたけし, 演出: 木村寛
ぼくぼくより。
最近ぼちぼち見かけるようになってきたサーチライトですが、確かに地元でやられるとうぜー。上空に向かってのライトアップくらいなら許せても、サーチライトをぐるぐる回されるとほんと落ち着かないです。
萌えキャラを引き立てるベタな食べ物ネタは未だに強烈。バナナで暴走したりさらに犬チックな性格で好感度の高かった美春の最終章。感動系の作品として無難にまとまり、それなりの感動はありました。しかし新鮮さは少なく、どこか泣き系の作品の縮小再生産みたいな印象を受けてしまうのは、未だに自分が葉鍵作品の幻影を追い求めているからだろーか?
短い尺の制約を無視して贅沢を言わせてもらえば、自己同一性と存在理由と言ったあたりに踏み込んでくれるとぐっと見応えがある作品になったのに、最近はこの手のヘビーなテーマは受けないのかな…。え?ダ・カーポはそんな作品じゃない?
脚本: 池田眞美子, 絵コンテ: 阿部雅司, 演出: 山本佐和子
ベイブレード界の聖帝サウザー、ガーランドがいよいよ決勝で戦う。登場当初はユーリを子供扱いして格の違いを見せつけていたのに、ブルックリンには尻尾を巻いていると言う情けない設定が加えられ、兄弟の自慢話をすると更に惨めさが増してきたりと、日に日に弱体化。
それでも門外不出のツェットバルト家の家訓書を持ち出して勝利に執念を燃やすが、タカオの口車に乗せられて改心した挙げ句に順当に敗退。
作画の主要スタッフは日本人で抑えていたのにどうもパッとしない。バトルも止め作画が中心で、爽やかな笑顔に逆光浴びて迸る汗がミストのように輝く、女の子向け?のサービスカットの連続で見てるこっちが恥ずかしい…。会場が破壊されて阿鼻叫喚に包まれる観客お構い無しに殺伐と展開されるバトルが見たいのに〜。
脚本: あみやまさはる, 絵コンテ: 平尾みほ, 演出: 関田修