カトゆー家断絶より。
18禁ゲームに登場するツインテールキャラのリスト。自分も黒髪・姫カットのキャラと並んで、金髪・ツインテールは萌えキャラの基本だったり…。
「週刊釣りサンデー」の発行部数はピーク時の 1/3 に落ち込んだとのこと。出版関係はどこも厳しいようで…。
†「漫画スクールの批評みたいですな〜」
秋と言えば、芸術の秋・スポーツの秋・食欲の秋。15分の番組でその全てをやってしまうのがこの作品の凄いところで、秋ネタのオンパレード。中でも四人の読み上げる妖精ポエムがいい味を出していて、鉢かぶり姫のちりりと、ナンセンスなほろろのポエムには爆笑。なんか、ほろろの常識度のパラメータは下がる一方と言う気がするんですけど…。
†「ラブ度が激しく下がりました」
マニアックなところでは、軒先でしーぽん似のヒロインを相手にギャルゲーに勤しむたまちゃん。コントローラ形状は微妙に違っているものの、大きなお友達には懐かしいツインファミコンと言うのもナイス。モモーイの法則と言うわけで、相変わらず桃井はるこのキャラは小麦ちゃん化するなぁ。
脚本: 上江洲誠, 絵コンテ・演出: 榎本明広
物語的には大きな動きはないものの、キャラの細かい心理描写〜特に揺れ動く水月の気持ちなんかはアニメでは珍しい。海外では人気の高かった「きまぐれオレンジロード」を思い出す人が多かったようですが、自分的には、マクロスで描かれた同じくアニメ離れした三角関係描写を思い出します。果たしてどちらのキャラと結ばれるのか、ついつい気になってじっくりと見てしまう。
ただし主役二人より脇役のヒロインたちの方が魅力的なこの作品。夜な夜なおまじないに明け暮れる?孝之と遙の微妙な関係を知ってしまって、ますます激昂の表情を見せる茜ちん。果たして彼女が笑顔を見せる日は来るんでしょうか…?
あゆも人気キャラの貫禄で、特に彼女のエピソードが語られるわけじゃないのに、見ていて本当に楽しい。あゆが真面目に仕事をしている場面が出たのは今回が始めてかな?
脚本: 金巻兼一, 絵コンテ: 東海林真一, 演出: 喜多幡徹
†「ボクだって妹になりたかったよ!」
バナナネタや鍋姉妹さらには猫耳娘とネタっぽいラブコメだったのに、相変わらずギスギスとした重苦しい話が続いてますね〜。さくら萌えの自分的にはかなり辛い話で、勝算のない戦いに挑むさくらが痛々しくて見ていられないです。(^^;
さらに「音夢ちゃんだけは嫌なんだ!」と音夢を相手にふしぎ遊戯の唯みたいなわがままを言う放つさくら。彼女もまた、二人がこのままくっつくならいっその事、殺してしまえばいいんだ!と思い詰めてしまうんでしょうか?
気になる点と言えば、シリアスな話が続いている中で、主人公の蛙のTシャツが物語の緊張感を激しく削ぐんですけど…。
短篇の方はどうやら最終回のようで、これまでの物語が、寂れた映画館で流されていたフィルムとして語られる。それを一人で見つめているのはトレンチコートの黒猫。ラストではその場所が廃虚の劇場で、見ていた映像は桜の木の魔法で見せられたものだと示されるメタフィクションっぽい構成…でいいのかな? 視点がころころ変わるので分かりにくいです。
脚本: 鈴木雅詞, 絵コンテ: 阿部雅司, 演出: 山本佐和子
何事も無かったかのように修正され 7話も無事放送予定。それにしても 12/31 25:00 からと、正月早々このエロアニメを放送するのは凄いなぁ。(^^;
カトゆー家断絶より。
少女マンガ雑誌の発行部数に関するコラム。公称部数と発行部数の凄まじい違いに驚かされたり、貴重な発行部数を確認できる情報元が紹介されていたりとかなり充実してました。それにしても最近はほとんどの雑誌が部数を落としてますね…。
I〜IV までのセリフデータを収録した労作。2次創作をする時があれば使えそうなのでメモメモ。
まいじゃー推進委員会!より。
テキストサイト全盛の時代は、ネタに詰まったら新明解を引けと言うくらいに(嘘)ネタの宝庫だった新明解。ただし現実は〜と言うように用いられると言うシニカルなコメントがいいですね。
ちと古いですが、赤瀬川原平氏の「新解さんの謎」(文春文庫)も面白かった。
各板に1つはある、ドラえもんの AA を使った一発ネタ。損失が膨らんだ時に読むと多少は心が癒されるので…。(ちなみに途中からクソスレ化)
展開的にマックスが負けるとは思えないし、どちらのキャラもバックグラウンドに因縁やドラマみたいなものは見られず、盛り上がり的には今ひとつ。自分のスタイル云々で葛藤するのも、小手先の演出だなぁ…。
まぁそれでもトイレまで押し寄せてきて、マックスを煽るヴォルコフや、うどんにマヨネーズをかけて食べるマックスが見られたので良しとしよう。
某所で「中に四聖獣はいない!」とツッコミがあったけど、いつの間にか主人公たちのベイから四聖獣が消えたんだろうか? 代わりの水芸は意味不明。本当に水が出て来るとは…。
やっぱりベイこそトレビア〜ンな次回の話は、どうつながるのか全く予想がつかないです。ただしFサングレの最後の活躍が見られそうなので期待は大きめ。
脚本: あみやまさはる, コンテ: 周詩人, 演出: 三木俊明
自分的に今期一押しの作品を見てみると、無人惑星サヴァイヴが10位、まぶらほが14位、瓶詰妖精が18位とやや低めの結果に…。
「あのシーン」に関しては、「熱でうなされてます」ということで局側とシャンシャンつうことらしい。ナイスプロデューサー。グッジョブ毎日放送。
とのこと。どちらも大人だねぇ。(^^;
予告編みたいな感じであっさり終わってしまうのは残念ですが、カットなど映像的なセンスに光るものを感じました。
今回はソースケの持ち込んだ細菌兵器による、学級パニックもの。このところ感じていたマンネリ感は嘘のように消え失せて、キャラが立ちまくり。絵は動きまくり、露出度も高めで大満足の一話に仕上がってました。
オールドファン的には、かなめの長演説がメガネ@押井のそれを彷彿とさせたり、も〜ろ〜ぼ〜し〜と言う声が聞こえて来そうな全盛期のうる星やつらを感じさせる素晴らしいテンポと、メリハリの効いたテンションの高さ。学級ドタバタネタをもう少し見たかった。
11話で早くも最終回と物足りない一方で、放送中止に脅えつつ毎週のように放送時間変更があって録画するのに疲れたりと、どこかほっとしたような気も…。(^^;
脚本: 賀東招二, 絵コンテ・演出: 武本康弘
[シリーズを通しての収穫]
前回の凛のお当番回が実に面白かったので一気に期待度が高まっていたんですが、今回はアイキャッチが使い回しだったのに加えて、内容の方もラブコメ的にもシナリオ的にも今ひとつの出来。まぁ"まぶらほ"的にはこれが普通のような気もしますが…。(^^;
†「私達って似たもの夫婦ですね〜」
押しかけ電波嫁の夕菜は、夜中に鰻を相手に一人で喘いで、助けに入って来た和樹を相手に「私を女にして下さい」とはさすがにあざといなぁ…。さらに和樹が股間から突き出した鰻を握らせようとしたりと、間接的なヌルいエロ描写が続くのはこの作品ならでは。
ただしせっかく夕菜と和樹が二人きりで一晩を過ごすと言う名場面?が、他の二人のもてなしの準備と並行して描かれた事でドタバタした印象を受けたのが残念でした。
キャラデザ的には凛に続いて露出多めでゲーム好きの担任の先生が気に入ってます。若返りの魔法でも使ってボーイッシュ少女として男争奪戦に加わってくれるとなお楽し…。言うまでもなく黎明期の勇者ネタは、ファミコンのバックアップカートリッジ登場以前のパスワード式 RPG の話。
脚本: 上江洲誠・滝晃一, 絵コンテ・演出: 伊藤真朱
浴びる程に遊び尽くした作品なだけに、誰が作っても脳内「えいえん」イメージとの差異は免れないだろうなぁ。気が向いたら購入と言うことで…。
OP を見て衝動的にゲームを買ってしまった数少ない事例が、このムービーの元になっているバルドフォースのデモだったりします。MAD っぽくかなり忠実に再現。(^^;
仮想・架空戦記作品を対象にしたファン投票で選ばれる賞で、一昨年は、「レッドサンブラッククロス パナマ侵攻2」、昨年は「ラストブリッツ ベルリン1945」と続いて「まぶらほ」の最新刊とのこと。謎…。
ジェイのはじめてのお使い。塩を買いに街に出たつもりがわらしべ長者的に話がとんとんと進み、気が付けば宇宙へ…。例によって、みんなでいじれる純粋無垢なジェイきゅんがいい味を出していますが、自分的にはショタ萌え技能に開花していないこともあって圏外。
川に鰐が生息していたのには驚いたけど、これって地球温暖化の影響なんだろうか?
何気に食堂での座り方に人物関係が現れている。2クールの頃は海がぽつりと取り残されて一人ぼっちで食事していた悲惨な光景が印象に残ってますが、今回はほぼチームごとに和気あいあいと食事。太陽はしっかりとジェイを隣に座らせて、余った鈴は、アリスと二人で食事。小百合は女の子同士の友情よりもイエローチームの友情の方が優先するらしい。
脚本: 岡崎純子, 絵コンテ・演出: 福島利規
雪花乱舞より。
一期一会みたいなサイトはともかく、毎日〜毎週情報を提供してくれるようなサイトは、Flash Movie を出来るだけ使わないで欲しい…と言うのが素直な気持ち。
ねこめしにっきより。
例の事件に関したゴスロリ愛好者の主張ですね。ネット界隈に出没するロリコンは多くが誇りを持ち利論武装している…と言う話ではなかった。(^^;
舞台を狭苦しい東京から、広々としたルーマニアに移して、三姉妹のアクションが炸裂する。。読仙社の依頼で湖に浮かぶ古城に潜入し"盗まれた"古書を奪還すると言う、カリ城のオマージュみたいな話。
†「紙のご加護があらんことを…」
ちょっと大味な気もしますが、ハッタリの効いたアクションが小気味良く展開し、どこか押しかけ厨じみてあんまり好きになれなかった三姉妹(*1)が、今回の話で描かれた、仲違い→強く結ばれた信頼感が再確認されると言うおなじみの構図を見ているうちにすっかり気に入ってしまいました。
泣き叫んで謝るアニタ、しかし鼓膜をやられて聞こえない次女と言う絵がいいね。
†「それはもう自慢の妹ですから」
三姉妹の女怪盗は黒いレオタードと言う伝統に従って、三人揃って黒いレオタードと言うのも良かった。ただしハイレグではなく、スパッツ風なのは時代の流れか…。
脚本: 倉田英之, 絵コンテ: 鈴木信吾, 演出: 湖山禎崇
四人の女の子の中ではどこか影の薄いクラエスの物語。それもそのはずで担当官だったラバロ(元)大尉は、*不慮の事故*で既にこの世にはおらず、その時の記憶もほとんど消され、穏やかな日常を装いながらも、人体実験の試験台としてかすかに残されたラバロ大尉の思い出とともに苛酷な毎日を送っていた。
シーン的には印象的な場面が多かった。夜の部屋でコーヒーを飲みながら本の話をするところや、湖で釣りをしながらの会話する場面。ヘンリエッタの犬チックヒロインぶりも徹底していて、ラバロに謝罪する時の肩をすくめてスカートを握りしめるシーンに萌え。
ただし全体的に見ると非常に後ろめたい話で、洗脳的なものには嫌悪感の方が先に立って冷静な思考が出来なるし、年端かもいかぬ少女を銃底で殴りつけるというのも痛々しさがこみ上げてくる。穏やかに流れる空気の中にどことなく狂気を蔓延し、萌えアニメ的にも見ようとしても居心地の悪さは格別。特にヘンリエッタの「私はジョゼさんがいなかったら、寂しくて死んじゃうもん」には罪悪感でいっぱいになりました。
脚本: 砂山蔵澄, 絵コンテ: 片淵須直,演出: 太田雅彦
無人島探索一日目。今回も事件を通してキャラクターの性格描写が中心で、視聴者の被虐心をそそるかのように脅えて泣きわめくシャアラと、彼女と好対照を描いてシャアラに母親のように暖かく接するルナの二人がメイン。
†「軟弱者めっ!」
もっとも自分的に気になるのは、優等生と言うよりどこか姐御肌をしたメノリの方で、相変わらずの気高さ&美しさを見せ、女性陣の中では一番魅力的。
何か隠しているようなヴァイオリンケースの秘密と、何だかんだ言ってハワードに対して面倒見のいいところを見せるなど面白い性格をしてます。早く冷静な彼女が取り乱すような場面を見たいんです。泣かしてぇ。(^^;;;
脚本:福嶋幸典, 絵コンテ: 富沢信雄, 演出: 小山田桂子
D.B.E.より。
アニメ・漫画ファンをやっていると定期的に全否定したくなるような衝動に駆られるんですけど、そういった時の心理パターンの分類。多かれ少なかれ全部経験した事があるよん。
GRAPHICS WIZARD'S LAIRより。
最近は感性もズタボロになっているのに加えて、文章もハチャメチャになっているので、初心戻って文章書き方でも勉強しなければ…。定番の結城浩氏の文章を書く心がけも忘れずにチェック。
新番組の消化に追われて評価の方は参加していなかったりするんですが、他人のデータを眺めているだけでも楽しいものがあります。
ワーストにランクされている「DEAR BOYS」は、自分的にはそこそこ楽しみにしていた作品で、いわゆる高校生スポーツもののエッセンスみたいなものは味わえました。ここまで評価が下なのは、LAST EXILE の前座と言う時間帯が悪かったのかな…?
みさきニュースに、PuzzleWikiと面白い cgi を確実に形にしていく小宮さんの作品で、Perl で記述された動的なリンク管理用の cgi。とりあえずローカルで使わせてもらいます。
う〜む、前期の「猫耳慰安旅行」が文句無くシリーズでもトップクラスの出来だったので多いに期待していたのに、今回はどう見ても凡作。テンションと言い、露出度と言い、癒され具合と言いどれを見ても見劣りがするし、作品世界の広がりも感じられなかった。脚本家は単にコーラスに蓑帽子の雪ん子衣装を着せて「天は我を見放したのか?」と言わせたいだけじゃないのか?
真田さんが死線で垣間見た「身も心も愛してあげるから」の妄想がせめてもの救い。期待の温泉は作画がイマイチなのに加えてライネ落ちもよく分からないうちに終了。
これで第2期の残りは4話。せめて1話くらいはライネが激しく変身して激しく活躍する話が見たい。猫耳慰安旅行の時のハイドラさんはいいものを見せてくれたのに…。(遠い目)
脚本: 月村了衛, 絵コンテ・演出: 岩崎太郎
回を追うごとにひたすら長く・単調になってきている歌バトルに嫌気がさしていたんですが、今回はそれ以外の部分で久々に面白かった。
ポイントはゲストキャラの幼女と、水妖エリルとユーリの出番が多かった事。日常シーンと言えば二人でぬるいレズシーンを見せるだけのブラック・ビューティー・シスターズよりも、いつもの四人組の方が日常と接点がある分だけ面白いかな…。(^^;
†「ウィーッス、バッチリッス」
幼女キャラと言っても、CVはリアル中学生風の"萌えない"喋り方だし、心の中は邪な気持ちで一杯でおもいっきりスレたところがあったりと、さすがにこの作品だけのことはある。CV は、OP を歌っている神戸みゆきさんと言うことですが、この作品は上手い人は本編で歌わせてくれないのね。登場した時に OP を口ずさんでいた時は期待できそうな人脈だと思ったのに…?
例によって通りすがりで登場のレゲエ水妖のエリルにゴスロリ水妖のユーリさん、相変わらずお馬鹿を振りまいてます。無芸大食と思えたエリルだけど、雨雲召喚能力を持っていたのか…。
「ヒッポ様〜。お会い出来て幸せです」のユーリも美少年ヒッポの恋する乙女ネタになると俄然魅力的でぜひぜひレギュラー化希望。
脚本: 早川正, 絵コンテ: 鈴木敏明, 演出: 山口武志
妖精さんたちと花壇から離れて一つだけ咲かない花との交流を描いた情操教育アニメ。
全編これメルヘンと言う感じでいつもと違う雰囲気に戸惑いながらも、個人的にはかなり気に入った話になりました。毎回この調子が続くと説教臭くなりがちですが、不意うち気味に「名作風のスタイル」を見せられた事もあり、心に届く内容になりました。
脚本: 河井貴士, 絵コンテ: 岩崎良明, 演出: 鈴木吉男
今回も面白いです。何とかして関係を戻そうとしているのに、一度狂った歯車が戻る事はなく次々と悪い方悪い方に進んでいく二人。破局寸前・倦怠感を抱き始めた水月と孝之の関係を、いつ爆弾が破裂するかドキドキしながらじっと見守っています。(^^;
第4話に続いて登場した高山カツヒコ氏の脚本は、登場人物の感情の起伏がダイナミックに描かれるところが魅力的。作中人物の感情の変化が、物語の何気ないシーンからビシバシと伝わってくるところが上手いです。
不満らしい不満は、遙の時計を3年前に戻したままにすると言う構成があまりに作為的に感じられる事。一時的なものかと思っていたのにまだまだ長々と引っ張るのね。今後この設定が作品のキモになりそうな気もしますが、もう少し説得力を持たせて欲しいなぁ。
脚本: 高山カツヒコ, 絵コンテ: 中島弘明, 演出: 秋山朋子
今回はまだ続いていた短篇パートからスタート。主人公の事はそっちのけで、「不思議さん」こと猫男の姿を追いかけ島中を探索する六人のダ・カーポ・ヒロインたち。絵の見せる雰囲気は素晴らしいのに、内容の方はどこか薄味なのが残念。せめて10分は欲しかった。
続いて始まった本編では、三人の関係一辺倒だったここしばらくと比べて、今回はバナナ娘や鍋姉妹たちの会話も楽しく久々に明るい雰囲気だった前半のダ・カーポが前半少しだけ戻ってました。
さくらの願いをかなえてくれるおばあちゃんの桜の木には、ジェイコブズの「猿の手」のような反作用があって、本人の意志とはかかわりなく容赦なく「魔法」がしさくらを苦しめる。それから逃れるために「ずっと子供のままでいる事を望んだ」自分自身に彼女のわだかまりが向けられる。
いわゆる「現実の受容」テーマは使い古された事も食あってやや傷気味。分かりやすいのはいいけどストレート過ぎるので深みに欠けるのは否めない。今となってはテーマと言うよりも泣き系の作品の形式になっているのかな?
脚本: 池田眞美子, 絵コンテ: 宮崎なぎさ, 演出: 嵯峨敏
同人ランキングが短くなったことで理解不能な内容は少なく、回を追うごとに面白くなってますね〜。旬のネタも多く鮮度も高め。このままつっ走って欲しいです。
大会後半戦への布石。復活したカイは新ベイを入手してブルックリンと再戦するために精神的な成長を遂げる…。
ここにきて大会の構成に不満が出てきた。カイのライバルとしてブルックリンを登場させ最強クラスの実力を設定したために、登場した当初は凄味のあったガーランドが今じゃヘタレキャラにしか見えない…。タカオとの戦いもさっぱり盛り上がらないんですけど…。
前回の次回予告で確かにFサングレが出ていたはずなのに、2度まで確認したのに本編では登場していなかった様子。これってぴちぴちピッチ同様のバンクの指定ミスってやつでしょうか? このまま消えてしまうのは惜しいなぁ。
脚本: 山田美穂子・孫祥喜, コンテ・演出: 金亨一
1920年代のアメリカと言えば、60年代と並ぶ黄金時代であり、(T)RPGファンには「クトゥルフの呼び声」でおなじみの時代。…と思ったものの本編から伝わってくるそれは、富士見書房お得意の魔法文明と機械文明の融合みたいな代わり映えの無いもの。良くも悪くも主要キャラが背景世界から浮き上がっているんだよね。
もっともドラゴンマガジンの作品はキャラ立ち最優先みたいな感じで作られているので、その点に関しては十分に成功。気弱なクロノとのコンビも相性が良く、すんなりと感情移入して作品世界に入り込めました。ちなみに自分は「スレイヤーズ」もかな〜り好きでしたよ。
宮崎アニメじゃないですが、胸回りの成長がいいヒロインが動き回ると言うのは実に気持ちがいい。まぁ GONZO なのであんまり期待してませんが、一見清楚な雰囲気の中に、ローブの上から感じられる胸のたわみとか、むっちりした太股にフェチズムを感じるので、そのあたり激しく希望したいところ。
OP を手がけていたのは、「ガンパレードマーチ〜新たなる行軍歌」や「ストラトスフォー」などで OP を手がけ、続けざまに存在感を見せつけていた紅優氏(*1)。今回は監督と言うことなので本編でも OP のようなめくるめく光の表現に期待していたんですが、見るからに強烈なエフェクトのかかった映像が専門と言うわけではなさそう…。
監督: 紅優, 副監督: 神戸洋行, シリーズ構成: 冨岡淳広, 制作: GONZO DIGIMATION
脚本: 冨岡淳広, 絵コンテ・演出: 紅優
和樹に惚れていた幼なじみの山瀬千早が登場し、文化祭の出し物として合同で開催した演劇の中で、アドリブで自分の本心を告白する。おなじみの劇中劇パターンは上手く使えば破壊力は高いはずなんだけど、今回はクラス合同で演劇をするまでの作り込みが荒すぎてあまり話に集中できなかったのに加え、陰湿に足を引っ張るB組連中の冷たさに後味の方も今ひとつ。
新キャラの幼なじみはキャラ的にはそんなに悪くない。形式的な幼なじみで粘着質の夕菜とは対称的に真の幼なじみで性格もさっぱり系とヒロイン的には十分に魅力的。とは言え今現在は3人だけでも十分なので、人間関係に倦怠感が出てきた2クールあたりに使って欲しかったエピソード。
全体的に低調な中で印象的だったのは凛の存在感で、「そのうちの一回は私のせいだ…」と、しおらしくなったところが実にいいねー。学校ではこの手の武道娘に似合わずに生物部に所属。不器用なのに加えて性格的にもコンプレックスを抱えていたり、剣以外はどれも苦手だったりと、なかなか男心をくすぐる萌えキャラに仕上がっているようなので、今回の話は忘れてこれからに期待です。(^^;
残り魔法使用回数 4 → 3。
脚本: 滝晃一, 絵コンテ: 江上潔, 演出: 土屋日
今回は中盤のクライマックスにふさわしい力作で作画・脚本ともに充実してました。2話からサクセスストーリーのマフィア映画ををなぞったような過去編が延々と続いていますが、今回もマフィアもの定番の非常な組織の掟に家族が翻弄される話。
"家族"テーマに間関係が重厚に描かれて、その中でも今回描かれたミレニオンの幹部二人の初老の男たちの友情が実に美しい。残照の海岸でこの二人が繰り広げる会話が心に響いてくる。
前回で仲間に加わってブランドンの舎弟みたいになった九頭文治も、どこか二枚目半の性格が寡黙な主人公を補ってなかなかいい味を出してる。第一話で描かれた怪物相手の2丁拳銃クロス撃ちのガン・アクションは控えめに、今回みたいな人間ドラマ路線が続けば名作間違い無しなんだけどなー。
脚本: 黒田洋介, 絵コンテ: 太田雅彦, 演出: 荒木哲郎
CUTTING EDGEより。
ギャンブルの名言などなど。
今回もジェイが主人公。太陽とのコンビもいいけど、性格の反対な誠とのコンビはお互いの長所短所がより強調されラストの和解も綺麗に決まるなど、安心して見ていられます。(刑事ものだとバディものとか言うんだっけ?)
ラストで肩に手をかけるところがみょーにエロいねー。
デフォルメの強調されたノリのいいアクションは、中村憲由氏による絵コンテだとばかり思ったのに、絵コンテ・演出ともに菱田正和氏でした。前半のはっちゃけたドタバタがやたらと楽しい。
コメディ中心の内容だったのでここしばらく続いているサブエピソードかと思いきや、ラスボス?の Dr.カイザーが顔見せして正体を明かしたり、最終計画をほのめかすなどトントン拍子に物語が進行。予定通りに 4クールで終了なら5話を残すのみ。寂しくもそろそろ最終章突入なのね。
脚本: 吉田伸, 絵コンテ・演出: 菱田正和
Winny 神話もこれで崩壊? それにしても京都府警は、WinMX の時と言い、ポケモン同人誌の時と言い著作権侵害でよく動く。
友人の書き込みに始まり、西区でトラックと衝突したオートバイの男性が死亡と言う記事で加速され、あれこれ憶測を呼んでいた竹林明秀さん死亡の事故は、同姓同名ネタにしては続くと思っていたら、どうやら本人らしい(まだ公式発表は無いので無いので確定は出来ず…。詳しくは、2ch葉鍵板を)です。
(ONE に出会う前は)とにかく Leaf の作品が大好きで、彼の生み出したレミィに琴音ちゃん、そして志保にも当然のように無中になっていました。ご冥福をお祈りします。
羊堂本舗 脳ざらし紀行 より。
日記サイトや感想サイトでは、アマゾンが主流で、アソシエイトを使って書影を表示したり、実際に使うのも自分の場合はアマゾンオンリーだったりしますが、イーエスブックスの「みんなの書店」も面白そうな気がする。
気軽に本屋さんごっこ・書評家ごっこが出来たりと、重度活字中読者なら経験がある自分の感動した本を出来るだけ多くの人に読んでもらいたいと言う欲求を満たしてくれそう。
†「ご褒美なら、実はもう決めてるんです…」
街中で熱々のカップルを見る度に胸騒ぎするヘンリエッタ。彼女の望んでいたちっぽけな望みは、ミーハーな日本人観光客みたいにスペイン広場でジェラートを食べるローマの休日ごっこだったと言う話。
昨日「萌えアニメ」は何処へ向かっているのかを読んだことで、ガンスリにもいっそう興味を引かれ、じっくり身構えて見ていたわけだけど、今回はテーマ的にも人間描写にも深みが感じられなかったし、敵は素人じみたテロリストと言うことでアクションシーンにも今ひとつ気乗りせず。
私がつまらないかどうかは私が決めるの!
脚本: 武上純希, 絵コンテ: 絵コンテ: 片淵須直, 演出: 岩永彰
再び舞台を日本に移しアニタの学校編。アクションは控えめながらとにかく密度の高い作画でした。マンション内装のディテールの細かさは圧倒的で、これにけだるい雰囲気による相乗効果が加わってねねねのマンションが我が家のように思えてくる…。(^^; 豊富な観葉植物にかえるとか牛乳などの小道具もいいよね。
小説版では本を読む楽しさを伝えると言うのがテーマの一つになっていて、それに沿ったような話がいくつもありましたが、今回は本とのかかわりでキャラの内面を描写していました。
本嫌いだったアニタの過去をほのめかしながら、再び三姉妹の絆みたいなものを感じさせ、実は三人が本当の姉妹ではないと言うのは(見た目はともかく)予想外です。またアニタを説得する久美は、自分もまた父母がおらず、本に一杯はげましてもらいながら育ち、アニタに出会うまでは本だけが友達と、脇役にはもったいないくらい魅力的な設定でした。
一方で残念だったのは、ジュニアことクールな青髪が女の子じゃなくて男だったこと。もっともあれで実は女の子だと萌えポイントがアップなんだけね…。
脚本: 倉田英之, 絵コンテ: 森脇真琴, 演出: 橘秀樹
溺れるところを助けに海に飛び込む葉月と言ういい場面で終わった前回だけど、特番のため1週間空いてしまった事で興奮が薄れてしまった…。それ以降も大した話にはならず、前回のアバンタイトルで登場した船に乗った大人の姿をしたミルカのシーンに収束?
収穫と言えばセイレーンの正体が明かされた事くらいで、リリス自身が生み出してそのまま忘れてしまった妖魔で、それゆえにリリスに怨みを持っているらしい。
†「初美、ボクどうしたらいいのっ?」
今回のメインは、現代日本に舞台を移して、同じ家に暮らしている血の繋がらない初美・葉月姉妹を描いた話で、1話のAパートを別の角度で描写しているのかな…?
兄妹近親相姦ものはちと食傷気味で、多少悩んでも「またか…」と言う気持ちになるんですが、姉妹レズネタはなかなか新鮮です。葉月の強烈すぎる感情が、生々しい思いとともに伝わって来るなかなかの力作。作画・表現ともに評判を裏切らない内容で、1ラウンド・2ラウンドといいものを見せてくれました。(^^;
前回登場した初美のホットケーキの話が登場したりと、個々の本の世界の話がバラバラに見えながらも細い線で繋がっているのが面白く、見返したら新たな発見とかも出てきそうだ。
脚本: 望月智充, 絵コンテ: 川崎逸郎, 演出: 尾かもと英樹
「同誌出身のながいけん氏や吉崎観音氏などの人気作家を起用」と言うことで久々に買ってみようかな。ただし特集テーマは「ガンダムSEED」う〜む。
関東ローカルのさりげない観光地がまた一つ消えていくのね…。サボテン好きなだけに悲しい…。
うぱーのお茶会より。
日記で長々と彼との思い出を語っていました。いかん、涙腺が緩んで文字が読めなくなってきた…。
†頑張っている人には NCAA
無人島探索2日目。話の展開は遅く、素朴な感じの物語が続きながらも、キャラクターを追っているだけで面白かったり。キャラクターの性格がストレートで分かりやすく、番外編の話やカップリングなんかを妄想できるのがこの作品の魅力かな…。(^^;
今回も板に付いた芸みたいな素晴らしいヘタレっぷりを見せつけてくれたハワードと、強気のお嬢様系のメノリのコンビが実に楽しい。二人で火の工面をするベルとシャアラも、どことなくエロい雰囲気で、これまたいい感じ。
メガネくんの順調に余りもの一直線。チャコと二人で女っ気の無い生活を送りそうですが、変にやる気を出して発明少年としての能力が開花すると物語が崩壊するので、なかなか微妙なところか…?
脚本: 望月武, 絵コンテ: 友永和秀, 演出: 辻泰永
えふすく日記(11/29)より。
BPO に寄せられた市民様からの意見、最新版。例によって元ネタ当てのクイズみたいな感じて見てます。今月は予測の範囲内の意見が多く今ひとつ。
有名どころのような気もしますが、初めて見たフラッシュムービーだったのでメモ。
http://hc3.seikyou.ne.jp/home/takasi3701/rootdamepo_rev5.swf
メガデモっぽい派手な作りがいいなぁ。
前シリーズの「秋葉小変身」と対象をなすような話で、前は子供に変身して戻れなくなった秋葉が、自らの無力さと引き換えに周囲からひやほやされ、素直だった頃の自分を取り戻すと言うプロットだったのに対して、今回はハイドラと合体してアキドラになった秋菜が、文武両道のスーパー女子高生になった秋菜が、それでもなお出来ない事(=自分自身の恋)に悩むと言うもの。
やや変身バンクの繰り返し多かった気もしますが、アキドラへの変身はもちろん新作描き下ろしでバッチリと決まっていた事とキャラクターデザインが良好だったので、今期では良作かと…。(^^;
†「そんな設定は捻りすぎだよ。読者がついてこないよ」
相変わらず小ネタに関しては、制作者の趣味を反映するかのような70年代特撮ネタが続いていて、1回目のの合体では、「アキドラ〜クロース〜」とバロムワン、2回目は北斗と南の変身時のカットのパロディが使われるなど、普通の視聴者のことを考えているんだろうか?
「いいわね…友情の力」とゴーストが謎めいた言葉を残して去っていく事で一応は伏線になってますが、このところはワンダリングモンスターみたいな登場が多く、本筋やテーマが掴みにくいのが今期の弱点のような気がします。
脚本: 月村了衛, 絵コンテ: 誌村宏明, 演出: 花井信也
インド洋のマーメイドプリンセス沙羅が登場。インド人だからと言ってサリーを着ていたり額にほくろがあったり…と言うわけではなく黒髪のひたすら地味〜な女性で、人魚界の最終兵器かれんの素晴らしい歌声と比較するとこちらも地味な歌声でした。
なんか気が付くと海月先生をめぐって、はのん vs 沙羅のバトルが勃発しそうな勢いだけど、悲しい別れ+大人の女性の魅力に比べると人間機関車のはのんは明らかに劣勢。それにしても、自信を取り戻すためにインドに旅行…っていつの時代のミュージシャンだよ…。
かれんは、街中でもんじゃ焼きを食べてしかも実質食い逃げだったりと、イロモノキャラ一直線。ただし期待していた歌声の方は出番が無くちょっと残念。
後半は相変わらず長いバンクが続く中で、少しでも視聴者を楽しませようとしてか、悶絶バンクシーンで、敵も味方もやたら喘いだり顔を赤らめる表情が何かと目立ってきたのが印象的。朝っぱらから見ている自分が気まずくなってくる。(^^;
脚本: 武上純希, 絵コンテ: 松本マサユキ, 演出: 松本マサユキ
アニオタニュースより。
12月25日発売のヤングサンデー4+5号からスタートで、タイトルは「神聖モテモテ王国YS」。ながいけん先生のこの怪作にはまったのはつい最近と言うこともあって、期待もひとしお。
12月と言えばクリスマスに大晦日そしてコミケと重大イベントが目白押しだけど、取り上げられていたのは大晦日。
「絶対にこれをクリアしなければお正月は永遠に来ません」とたまちゃんの出した大晦日のお仕事は、「おおそうじ、おせち、こーはく」。萌えカットその1は大掃除のために着替えた妖精さんたちで、唐草模様のもんぺに着替えたほろろに萌え。
ただしネタ的にベタな語呂合わせギャグが多すぎて今ひとつ相性が悪く、嫁・姑ごっこからはじまった、よろめきドラマ「情熱のコンシェルジェ」もちょっとしつこかったかも…。
それでもラストで描かれた、1年が変わる直前のちょっとした高揚感は、あ〜日本人に生まれて良かったなぁと言うしみじみとした雰囲気気に包まれました。ついでにの後に続くはずの、たまちゃんの「はじめてのお泊まり」に胸を膨らませ、新年あけましておめでとう。
脚本: 白根秀樹, 絵コンテ・演出: 榎本明広
ようやくにぶい自分にもこの作品のテーマみたいなものが見えてきた感じで、味付けやスタイルはメロドラマの一方で、描こうとしているものは青春群雄ものおなじみの人生の帰路に立たされた主人公が自分の道を見つけていくと言うものなのね。
†「もう戻れないのかな?あの頃みたいにもう戻れないのかな?」
責任としがらみに縛られた大人の世界と、自由で楽しかったの高校生の頃の世界が綺麗に対比されてそれぞれのキャラクターの前に見せられる。孝之には恋愛の他にもモラトリアムなバイト生活と正社員の道が選択肢として与えられ、更に苦悩は増える。水月もまた二つの世界の狭間で心は揺れる。大人の世界=先輩上司の離婚した夫?とのどろどろした関係を見せられる一方で、リアル高校生を見て自分たちの楽しかった思い出に浸ったりと、彼女の今を支えている孝之と不仲になるにつれてどこまでも落ちていきそうなところを見せる。
遙の時計を長々と3年前に止め続けると言う作劇的にアクロバティックな設定も次第に威力を見せはじめ、彼女もまた二つの時計に翻弄されそうなところで次回へ…。
†「二郎吉でござるか?」
あとは絵本の「マヤウルのおくりもの」を探す時に、あゆの正体がうかがえそうなイベントが発生。あゆ単独も悪くはないですが、自分的にはあゆまゆの会話〜特にまゆの「まことか!」みたいな時代がかったセリフによる漫才会話の方が面白い。本編でももっと見せてくれっ。
脚本: 金巻兼一, 絵コンテ・演出: 高柳滋仁
シリーズ後半に入ってから続いていたさくら vs 音夢の激しいバトルは形勢がほぼ決まってしまったようで、その敗戦処理として頼子さん個別シナリオに突入。分量的には短いながらも良好な作画とツボをついた演出でなかなか泣かせる話に仕上がってました。カレーのさりげない一言が泣ける。
強いて言えば、今回メインだった「深夜の教室で学校ごっこ」と言うイベントが、ギャルゲーや泣きゲーなんかでは、何らかの理由が学校に行けない(行っていない)女の子向けの定番ものなので、今ひとつ新鮮さが感じられなかったのがマイナス。まぁそこら辺を差し引いても、桜吹雪の中で登校するシーンや別れの場面など印象的な絵は目に焼き付いてます。それにしても「夜の学校」と言う場所はいつの間にか自分の中でひどく妄想と想像力をくすぐる空間に変貌しているなぁ。(^^;
音夢の兄と結ばれると言う願いが、全ヒロイン〜実際には全島民の「夢」を代償にして得られたものだと彼女自信が理解した時に、果たして音夢は笑って生きられるのだろうか…?
脚本: 長谷川勝己, 絵コンテ・演出: 後信治