仮藻録 in November, 2003

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2003年11月1日(土)

「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」2004年1月より日本テレビにて地上波オンエア開始

スカパーでは、2002年10月からペイ・パー・ビュー方式で放送された作品。

「気絶しそうにかわいい動物写真下さい」リンク集

エロチック街道より。
有名なものらしいですが、ペンギンの gif 動画は、倒れ方と言いはたき方と言い絶妙すぎて、延々とリピートさせてもまだ笑えてしまう。ペンギン飼いたいな〜。

円盤皇女ワるきゅーレ十二月の夜想曲 #05 「ワルキューレ・ゴースト」

本筋に突入して今シリーズを通しての敵役になりそうなワルキューレ・ゴーストが登場、多彩なアクションシーンの連続に加え、和人が久々に主人公らしい重要な位置に復帰したし、電波なコーラスも今回みたいなポジションなら十分魅力的。ホントに電波を受信する能力があったりと、ひょっとしてコーラスはキーパーソンになるのかな?

†「幻の恋人を手に入れた気分はどう?」
幼女ワるの魅力と比べて、小さくなる前のワルキューレは小奇麗にまとまりすぎているのが災いして今ひとつキャラとしての魅力が弱かったんですが、お色気+悪の魅力の備わったゴーストな気になるキャラ。決して変身シーンのぷっくり乳輪に騙されたわけではないです。(^^;
和人の"浮気"によって幼女ワるの心を揺り動かした事で、久々にワるきゅーレの良さも随所で出ていて、もっちーボイスによる、「ワルちゃん和人を信じてる」には強力な破壊力を感じました。

全体的に淡々とした展開なんですが、じわじわと盛り上がってきたようです。

脚本: 月村了衛, 絵コンテ: 川崎逸郎, 演出: 下司泰弘, 作監:柳沢テツヤ

マーメイドメロディぴちぴちピッチ #31 「危険な罠」

因われの北極海のマーメイドプリンセス・ノエルの救出&かれんを仲間に加えるまでのエピソードを長々と引っ張っているようで、今回は、るちあたちが囮作戦を使って、ガイト城を探そうとする話。

ヒロインに敵キャラ、ゴスロリ風少女から年増の姐御系まで総勢10人のキャラが半裸に近い衣装で登場、しかも歌まで聞かせてくれるサービスぶりなのに、今ひとつアニメファンの人気が無いのはペラペラのストーリーと低空飛行する作画が原因だろうか? 今回も作画の方は今ひとつで、使い回しがやたらと多いのもがっかりさせられる。

相変わらずインパクトが強かったのは二度目の披露となるなるかれんの歌。ナウシカガールの安田成美クラスの強烈な歌声が朝から脳天を直撃。歌を聞いて苦しむと言う微妙な設定もこの人だけはやたらと説得力があります。

ブラックビューティーシスターズの百合っぷりも期待大。ただし瞳と瞳を見つめ合って、頬染めまでしてくれるんですが、作画・キャラデザともに今ひとつ映えないので、脳内補完を必要とするのが残念なところ。

お気に入りの水妖四人組は、恒例のかけ合い…と言うか、けなし合いはいい感じだったんですが、お馬鹿なはのんさんからも馬鹿扱いされるなど可哀想な人達…。馬鹿の一つ覚えの攻撃もさっぱり通用しなかったりと、そろそろ合体技やカルテットで歌唱攻撃なんかを期待したいところなんですが…最後までやられ役のまま?

脚本: 神戸一彦, 絵コンテ: 佐々木勝利, 演出: 高橋滋春

「G-onらいだーす 公式HP」ホームページ閉鎖のお知らせ

グエンディーナニュースより。

本編はともかく、EDの「ミラクル☆パジャマ」だけは、今でもひっそりと胸の中に残っていて、思い出したかのように聞き直したりします。

A君(17)の戦争6 大人の事情で発売延期大遅延スペシャル

FANTASY Bookmarkより。
異世界召喚されて英雄として活躍すると言うありがちな願望充足的なファンタジーながら、仮想戦記風の味付けの面白い作品。作品紹介&キャラクター紹介&スペシャルとして、Web オリジナル短篇が掲載。ただ Web だとどうも長い文章は読みづらくて困るなぁ。

ボンバーマンのキャラデザ水野氏インタビュー

あまやどりより。
ムジョーのモデルになったのは、ハドソンの専務とのこと。当時の役職は常務だったために、ムジョーと命名されたそうで…。


2003年11月2日(日)

使えな過ぎて笑う、パワーポイントのクリップアート集(小鳥(a little bird))

かーずSPより。
MS PowerPoint2002 のクリップアート集について。この手のデータはローカライズしたのじゃないとホント使えないよなぁ。

各プロダクションが名乗りを挙げ始めた肖像権無視の違法サイト撲滅活動(裏インターネット事件簿)

ここでは写真集無断掲載サイトと、アイコラ掲載サイトがやり玉にあがっているようだけど、実写系の TV キャプサイトも注意と言うことで。

瓶詰妖精 #05 「8月 〜August〜」

†「夏を〜水着で〜ま・ん・き・つ〜!」
この作品の面白さに気付いた5月に並んで傑作。
海に、山に、プールに、惜しげもなく季節ネタを披露する妖精歳時記。繰り返しギャグの連続も楽しめたし、ラストでは夏祭→花火と情緒ある雰囲気で締めくくるなど充実の内容が詰まってました。

カブトムシのようにフルーツパフェを食べる妖精たちや、妖精の川流れ、さらにはたまちゃんのつるぺたスクール水着とやたら印象に残っている絵が多いです。
あとは何気ない小道具がいい味を出していて、ポスターの柱はアイスの棒だったり、紙風船を使ったバレーボール、テントのペグはチェス画鋲とここらへんも良さげ。

ちなみに絵コンテに岩崎監督+演出に鈴木吉男氏のコンビは5月と同じ。11月にも二人が登場するので期待大と言うことで…。

脚本: 河合貴史, 絵コンテ: 岩崎良明, 演出: 鈴木吉男

君が望む永遠 #05

†「あなたは卑怯者です」
前回のラストで茜に怒鳴られて、針のムシロのような生活が続くのかと思いきや、今回は時計の針を3年前に戻して、事故で意識の戻らない遙を前にした恋人の孝之と、二人を思う水月の心情を丁寧に描いてました。作画クオリティがいまいちだったのが残念ですが、内容的にはずしりと重いものでこの作品にまた一歩引き込まれてしまったことを実感します。

†「私じゃだめ?」
水月は、アニメのキャラにしては珍しく泥臭い人間的な感情を見せてくれるのがいいよね。泥棒猫みたいに心のスキマに忍び込んだのではなく、事故後1年間の彼女の心の軌跡を見せてくれたのでますます魅力がアップ。
どうでもいいけどやっぱり水月は、長髪ポニーの方がいいなぁ。

あとは映像作品らしく、次々とイメージで連想していくシナリオがいい感じで、冒頭の雨のシーンと、二人が結ばれた雨のシーンはしっかり結ばれているし、水を媒体に水月が過去を回想していく構成も自然。
あとは、孝之の部屋の切れかけの蛍光灯は、主人公の心のイメージとか、イルカとタコのマグカップは二人の幸せな現在の象徴、水月が髪を切ったのは過去との決別とかあれこれと想像を刺激してくれます。ラストの心は離れても同じ月を見上げる三人もいい絵で、残り9話まだまだ修羅場は続きな予感。

脚本: 高山カツヒコ, 絵コンテ: 松園公, 演出: 鈴木薫

D.C.〜ダ・カーポ〜 #18 「二人だけの秘密」

†「夢じゃ…ないよね?」
能天気な話が続いた1クール目とは対称的に、後半(#15〜)は重苦しい話が展開され、しかも自分的には避けたかった音夢シナリオに無かっての一直線。ん?もう結ばれたんですか? 早っ!

†「さくらちゃんだけは嫌っ」
長々とした主人公の心象風景のモノローグとか、過去の二人の思い出で絆を強調すると言う、いかにも恋愛ゲームと言った見せ方。音夢ファンには面白そうなシナリオでも、どうも彼女が苦手な自分的には、様々な可能性が消えたやるせない展開でしかなかったです。

Bパートは初音島探検シリーズで、もののけ姫の精霊コダマみたいなおばけに誘われて、樹海のような森の中に入って行った、音夢、萌、眞子のあやしい体験。シリアスの続く本編よりもぼけぼけっとしたこっちのノリの方が好きだなぁ。(^^;

脚本: あみやまさはる, 絵コンテ: 宮崎なぎさ, 演出: 鎌仲史陽

クラッシュギアニトロ #38 「なつみ、涙の猛特訓」

主人公に国府田猛、ヒロインになつみ、船木先生も久々に登場してくれて絵コンテ+演出にナベシンとくれば面白くないわけはなく、シリーズでベストスリーに入りそうな傑作。冒頭で挙げた三人のいいところの総決算をナベシン演出で見せてくれた、計算された面白さがカットのあちこちからにじみ出ていました。

脚本: むとうやすゆき, 絵コンテ・演出: ワタナベシンイチ


2003年11月3日(月)

(anime)コンテンツは「産業」なのだろうか?(切込隊長BLOG〜俺様キングダム)

コンテンツ産業振興新法がらみの話。特に深い記事ではないですが、業界の空気を読む感覚的なものは参考になります。それにしても毎回ここのコメントは量も多いし内容も濃ゆいなぁ。

銃を持った犯人に飼い猫を放り投げて逮捕(米)(X51.ORG)

CUTTING EDGEより。
ひどいなぁ、猫が怪我したら、容疑者から訴えられるのでは…。(^^;
なにはともあれ猫が無事で何より。

(anime)声優さんというお仕事その2〜 声優さんの結婚事情 働くシリーズ番外編 〜(探偵ファイル)

初心者の避難所より
井上喜久子さんがパーソナリティのラジオ番組で結婚&仕事の縮小を発表した時はホントにショックを受けたなぁ…。なんて、純粋だった時代もあったのさ。
あと、林原めぐみさんのダンナネタは三段論法のような気もしますが、果たして?

(game)裏ゼルダの伝説・「命を置いてくリンク君」(神戸大学ゲーム研究会)

かーずSPより。
初期のままハート3つでクリア。くされゲーム研究班にスターソルジャーやソロモンの鍵など FC 世代が喜びそうな奥深いゲームを、じっくりと味わってクリアする方法が満載。最近忘れてしまった一つのゲームをやり込む楽しさが甦ってきます。

爆転シュートベイブレードGレボリューション #43 「アーユーレディ?」

†「ミンミン、ゲンゲン、ゲンキで頑張りまーす」
歌って踊れるブレーダー、ミンミンちゃん最初で最後の大舞台。Fサングレの双子姉弟あたりを相手に可憐な戦いを見せてくれるのでは…と言う初登場時の期待も裏切られ、相手はチャラチャラしたベイブレードが嫌いな大地。

萌えキャラとしての潜在力はかなり高めだと思ったんですが、アダルトモードに変身した後の一人称「あたい」が萎え萎えだったので楽しみは半減。あたい、あたい、あたいって何度も口にするな〜。

終盤に再び幼女に変身(本当の姿はどっち?)して持ち直すものの作画は平凡・演出は単調と普通のキッズアニメ。せめてぴちぴちボイスでも披露してくれれば別の意味で楽しめたんですが…。

ぴっちと言えば、変身シーンでは同じように肌の露出は無く、虹色グラデーションでシルエットが描かれるだけ。最近萌えアニメのテレビ東京離れが進んでいるのもここらへんに理由があるのかな?

脚本: 高山治郎・孫祥喜, コンテ: 金成范・金鎮九: 演出: 金正徳


2003年11月4日(火)

コピー本の作り方

カトゆー家断絶より。
画像付きで詳しく紹介。平綴じ本を作る技術は知らなかったので参考になります。
…回想モード…コミケの前日は、泊り込みの合宿モードでカタログチェック&コピー本の作成と言う修羅場の連続が年中行事だった…なんて寂しい青春。

フルメタル・パニック?ふもっふ #09 「仁義なきファンタジー」

D.N.Angel でもそうだったように、一度極まったところを見せてくれた作品を続けて評価するのは難しい。そう出来は悪くないのにどこか落差を感じてしまう。

もったいぶったことはこれくらいに単刀直入に感想を書くと、第6話のラグビー部の話と重なるところが多くて、どーも面白くなかったと言うのが正直なところ。ソースケを教官にしてのフルメタルジャケット風の新兵訓練ネタは早くも食傷気味なのに加えてキレのあるアクションシーンも無かった。例のめちゃ強い婦警さんや書記の美樹原さんあたりのキャラを掘り下げて欲しかったなぁ。残りは2話なの?

脚本: 志茂文彦, 絵コンテ・演出: 渡辺純央

まぶらほ #04 「みちゃった…」

まろやかな少年漫画風お色気があればそれでいい! 例によって作る方も好んでみる方も志の低さを指摘されそうな作品ですが、B級お色気ドタバタ学園ものなりになかなかイケそうな予感…?

†赤いビキニに小麦色の肌、胸にはどろり白濁液…
今回のヒロインはベタな金髪の高飛車系お嬢様キャラ玖里子さん。腹黒いところを見せたり、必要以上に胸を揺らしたりととりあえずキャラは立ってきた。アイキャッチ2枚にベヒーモスに襲撃されて胸元をさらけだすところなど"お仕事も"ばっちりだ。
原作小説みたいに、昼間っから中庭で押し倒してきて媚薬で攻撃するというえげつない場面がなかったのが残念ですが、それ以外は満足。

†「む…無念です…」
あとは、主人公よりも頭一つ身長が低いちんまい系の帯刀キャラ"凛"にも期待出来そう。ベヒーモスに"剣"がさっぱり通用しなかったりと、もったいぶった性格の割にヘタレなところも魅力的。やっぱりこの手のキャラはギャップが萌えの原動力ですね。(^^;

脚本: 白根秀樹, 絵コンテ: 葛谷直行, 演出: いとがしんたろー


2003年11月5日(水)

[anime]スターチャイルドの瓶詰妖精サイト

キャラ&ストーリー紹介、たまちゃんの豆知識コーナー、声優さんコメントと出来たばっかりにしては一通り揃っている平仮名の多めのサイト。
さららの武士道を重んじる妖精ってのはいいなぁ。(^^;

声優関連CDデータベースver.1.01

グエンディーナ・ニュースより。
2002年からのオリコン発表のデータを基準に売上データをまとめた充実のサイト。歴代CD売上を見ると、1995-97 の頃はちょっとしたブームだったのか。

PEACE MAKER 鐵 #05 「月」

ちまちまとした新キャラ紹介は続き、今回は後に新撰組総長となる山南敬助が登場。キャラ的にはそんなに悪くはないんですが、アニメの方は池田屋までと言う話なので、彼の最大にして最後の見せ場が描かれないままに終わってしまうのは残念です。

続いては再会した沙夜。つんつんと袖をひっぱったり、「あのね」系のキャラだったりとこっちの方はぼちぼちと萌えポイントは高め。数少ない主人公の同世代キャラと言うことで、鉄之助の内面を引き出す役割として重宝されそうななキャラなので期待してきます。自分的には主人公の葛藤よりもラブコメが見たいですけど…。

シナリオ: 山口宏, 絵コンテ: 小島正士, 演出: 土屋浩幸

マシンロボレスキュー #44 「ガラゴロに敬礼」

MRR三人娘&ガラゴロ悲譚。女が三人揃うと姦しいと言うけれど、テンションが高かったのは前半だけで後半はちょい感動的な話。個々のボリュームに物足りないところを感じながらも、さりげないシーンからいつもあまり描かれないようなキャラの一面が見えたりと今回も好調を感じます。時間が無いので箇条書。

  • 海は眼鏡を取ると美形…ではなく、3の鏡文字みたいな瞳に
  • 「カッカなんかしてないわよ〜」と相変わらず誠に気があるアリス。
  • 鈴の実家は神戸の南京町にある中華料理屋「鈴蘭」
  • 小百合さんの特殊能力は、傷ついた心を癒す事が出来る「セラピィーナチュラル」

三人でお泊まりの時の、パジャマに着替えて髪を降ろして鈴・小百合が何気に可愛かった。しかしアリスはちょい前の風呂上がり同様に顔面パック…リボンを取っただけではあまり変わらないからか?
あとは「その方は絶対に許してはなりません」と何気に恐い小百合さん萌え。(^^;

脚本: 吉岡たかを, 絵コンテ: 菱田正和, 演出: 西村大樹


2003年11月6日(木)

第8回アニメーション神戸賞

いつの間にか発表されたのか…。作品賞・テレビ部門は「機動戦士ガンダムSEED」と、去年の「ラーゼフォン」に続いて微妙な作品が受賞。

切込隊長氏 DoBlogで支店を設置してキレる

今現在だと、重すぎて表示できないので何とも言えませんが…、やっぱり使えなのだろーか? あとでチェック。

『絶対無敵ライジンオー』DVD-BOX描き下ろしイラスト公開! プロモーション動画も配信スタート(animate.tv)

発売は来年 4/2 で、定価は 55,000円。今冬のボーナスが7年ぶりに前の年を上回るなんて記事があるので期待したいところですが、うちみたいな零細なところだとおこぼれが回ってくるのはまだ先だろうからなぁ。

ヤミと帽子と本の旅人 #05 「クィル」

アバンタイトルで、ナイーブな少年から不老不死の錬金術士を経て、ナルシスな青年貴族に変貌していたガルガンチュア。お供にしている三馬鹿小鬼トリオとセイレーンは、前回のエピソードでリリスとの間に交わされた「最高の生命と力を創造する」と言う契約で授かったのだろうか?

本編は原始時代に行ってもレズレズよ〜んとばかりに、はじめ人間たちの待ち受ける未開の時代を彷徨しても、魅惑のエロエロ・ケイブマンのクィル(CV: 山本麻里安)が待ち受けて、きわどいローウエスト・タイプのビキニで、走る!揺れる!走る!揺れる!の連続攻撃。今回も良好な作画に支えられて、褐色巨乳キャラのクィルさんが実に魅力的でした。

今回も基本はエロ。ねっちりとブロッコリーを食べるセイレーンさんの口もとアップしたり、胸元をまさぐってマッチ箱を取り出すリリス、ラストの剣劇アクションで下乳を見せる葉月と、18禁原作らしいサービス満点の店っぷり。深夜アニメはこうでなくちゃ!

ストーリーの方は相変わらずよく分からん。普通に考えると、葉月たちがこの時代に来るのを待ち受けて、二人をからかうためにアーヤが魔法を使って舞台を整えていたんだろう。ちょこちょこ目にするアーヤに関しての目的やリリスたちとの関係をそろそろ説明して欲しいところ。

脚本: 白根秀樹, 絵コンテ: とくしまひさし, 演出: 吉田俊司


2003年11月7日(金)

「銀河鉄道物語」各委員らが意見 BSフジ番組審議会

魔天より。
BSフジの第二十三回番組審議会開かれたと言うたわいもない話とちょっとしたコメント。「ガンスリンガーガール」の審議希望。(^^;

消えていないマンガ家

ページの終わりまでより。
ジャンプの10週打ちきり作家や超ベテラン作家など、ジャンプ本誌では姿を消した作家の近況など。の「すもも」の天沼俊先生や「くおん…」の川島博幸先生の新作はデビュー作と比べながら読んでみたいなぁ。

「東池袋アニメ積読録」小川びい(WEBアニメスタイル)

ここで紹介されていた小中千昭著「ホラー映画の魅力――ファンダメンタル・ホラー宣言」(amazon)は、9月に出たばかりなのに全く知らなかった。
アニメ脚本家としては、最近だと仮想世界ものの権威になりつつあるので、こっちの小中理論も読んでみたいです。

m.o.e が、1月から全8話のオリジナルアニメを三連続放送

オタク市場の細分化とか、何が当たるのか作り手にすら分からない時代と言われて久しいですが、こんな短いスパンで続けざまに作品を送り出されても、印象に残らないうちに消えてしまいそうな予感。シリーズ構成は3作とも荒川稔久氏と言うことで、一応は期待してますが…。


2003年11月8日(土)

円盤皇女ワるきゅーレ十二月の夜想曲 #06 「メーム夜間飛行」

†幼女風呂
前回登場の黒ワルさんにはお休みしてもらって、今回のヒロインは、ヴァルハラ八大皇女の姑みたいな役どころのメームおねーさん。
持ってきた宇宙入浴剤が不良品で、一同を巻き込んでお子ちゃまに若返り。幼女化したリカちゃん、ライネ、さらに「あにゃん」と招き猫みたいな真田さんがなんとも愛くるしく至福の時間を満喫。ちなみに和人はショタキャラ化。

ライネと同年齢のはずのコーラスが赤ん坊にまで若返ったのは何かの伏線かもしれないですがどーでもいいや、一人妙齢の女性に変身したメームさんは、70年代っぽいファッションに身を包み、ここぞとばかりに街をさ迷ってのびのびと男漁り。

後半はメームさんと彼女に一目惚れしたカメラマン志望の青年との出会いが描かれるものの全体的に低調。
カメラマン志望の青年が持っていたのはメカニカルな銀塩カメラだったり、サク酸の匂ってくるような暗室作業のディテールなど、前のシリーズの前半を彷彿とさせるノスタルジックな背景描写はなかなか良さげだったんですが…。
せめて、気合いの入ったメームの変身カットでも見せてくれれば満足できたのに。

脚本: 月村了衛,絵コンテ: 玉井公子, 演出: 井上英二

マーメイドメロディぴちぴちピッチ #32 「恋は夢色」

脚本・作画・演出ともども谷間。特にブラックビューティーシスターズの歌に苦しめられているはのんとリナの場面は、痛恨の編集ミスで、そこにいるはずのないルチアがバンクカットで登場したりと、作っている方も作品の駄目さ加減に翻弄されているような印象。

シェシェとミミが歌うようになってから後半の使い回しは倍増し、さすがにマンネリ化してきたなぁ。お気に入りのダメ水妖四人はマリアのみ抜け駆けで登場するものの、ますます扱いが悲惨になってきた…。

脚本: 笹野恵, 絵コンテ: 浅見松雄, 演出: 川崎満


2003年11月9日(日)

ONE〜輝く季節へ〜私的応援ページが無期凍結。

自分的には、自然消滅した「わっふる同盟」、2001年に活動を終えた「みさき先輩 FanCLub」に並んで ONE 方面のサイトでは印象の強かったサイトですが、CLANNAD の発売を見ることなく幕を閉じる事に。
18禁 OVA など、ONE の展開はまだまだ続いてますが、商業主義が強すぎて積極的に応援する気にはなれなかったり…。

『妹萌え』を断罪する!!(2chネギ板)

初心者の避難所より。
古典的な妹キャラは TLS のみさきや君子、With You の乃絵美が典型的なパターンだったのに、シスプリと言う名の妹革命で、何でもありと言うか、全てが変わってしまったんじゃないでしょうか。

瓶詰妖精 #06 「9月 〜September〜」

†八頭身の瓶詰妖精はキモい…多分
9月は何かと思ったらまるまる学校行事編。ノリと言いネタの詰め込み具合と言いいい感じだったのに、残念だったのは先月の水着回に力を入れすぎたのか?作画&背景美術のクオリティがボロボロだったこと。せっかくの面白さもまたーり具合もこれでは半減。DVD 発売時にはしっかり修正してくれよな…。

セーラー服にセーラー帽のちりりが可愛かったり、ボケ役が板についてきっちりと美味しいところを持っていくほろろが印象強かった。

例によってオチでは感動的…とまではいかないものの、毎回綺麗にまとめてくれるところが好き。一方でラブひなの監督らしく、きっちりバスタオルを巻いたまま温泉に入るところはテレビ東京じゃないんだからなんとかならないものか…。

脚本: 木村暢, 絵コンテ・演出: 大槻敦史

君が望む永遠 #06

傑作だった前回(5話)と比べると大きな事件や空白の3年間を補完するような話しは描かれず、ゆったりと物語は進行。冒頭では、3年前の仲の良かった頃を回想して、誤解が誤解を呼び、現在はドロ沼と化した四人の関係を強調。あの頃には二度と戻れない。それにしても3年前のはきはきとした茜は可愛かったなぁ。(^^;

作画的には最悪とまではいかないものの、シリアスなドラマゆえに表情とか細かいしぐさからキャラの感情を伝えなくてはいけないのになおざりなところが残念。ラストのおまじないのシーンは、後々のターニングポイントになりそうな場面なのに絵としてあまり印象に残ってないです。もっともその代わりと言っては何ですが、ラストのあゆまゆ劇場には爆笑しました。あゆの人気が高いのもうなずけます。

脚本: 金巻兼一, 絵コンテ: 加瀬充子, 演出: 太田知章

D.C.〜ダ・カーポ〜 #19 「幸せな時間」

†あらすじ
義兄妹の溝を乗り越えてなんとか結ばれた二人は学校でもいちゃいちゃの半公認カップルのような甘い時間を過ごす。しかし「さくらの目が青いうちは、兄妹同士でそんなことは許せない」と正々堂々と二人の仲を切り裂こうとするが、義妹として兄の性格を知り尽くした音夢にはつけいる隙が無かった…。

学園ラブコメを捨てて、純愛三角関係ものに走ったことで魅力的なサブヒロインたちの魅力も出番も少なくなったのは残念。恋愛ものとしてもここから先、二転三転するような展開はなさそうな感じですが、ここにきてファンタジックな背景世界が意味を持ち始めてきた。現在の幸せに"胡蝶の夢"的な儚さを感じ始める主人公ですが、二人の幸せを見つける事が出来るんだろうか?

もっとも前々回でさくらの成長が止まってしまった理由など大事な秘密を打ち明けてもらったのに、完全放置して音夢といちゃつくのは許せん…。
「音夢ちゃんだけは駄目なんだから…」と異常な対抗意識を燃やすさくらも何か理由がありそうで、まだまだ話は広がっていきそう。

短篇パートは、さくら似の金髪ツインテールと黒猫の話。EXPO70大阪万博にミニミニ・ロックなど昭和40年頃の会話が登場するので、このキャラがさくらの母か祖母なんだろうか?
70年代の世界を思わせる会話が続くものの、ノスタルジックな雰囲気に酔える程の密度は無かったのは残念。虫の鳴き声で過去の世界に意識が移り、コンビニの袋で現在を思い出すと言うのもイメージとしては弱いなぁ。

脚本: 長谷川勝己, 絵コンテ・作監: 志田ただし, 演出: 高橋タクロヲ

ポポロクロイス #6

戸隠伊助(金田伊功?)氏コンテ以下、スタジオ NO.1 の山下将仁氏など金田アクションの後継者と言われていた人をずらりと並べた作画陣は圧倒的。

爆発、煙、走り、コクピットを正面から見たレイアウトと懐かしい構図の数々は確かに見応えあったものの、正直面白かったかと言えば微妙で、自分には萌えアニメみたいなジャンクフードの方が美味しく味わえたり…。(^^;;;


2003年11月10日(月)

「あほ毛」広がる ぴんぴん出てくる髪指す言葉(asahi.com)

えふすく日記より。
去年の調査を見ると、知名度は低かったと思うのに、さすがにあれだけ CM を流されると定着してしまうなぁ。自分的にはアホ毛と言えば、ユメの代名詞だったのに…。(^^;

日本アニメ文化に潜む「かわいさ」と「恐ろしさ」(MSNニュースジャーナル)

カトゆー家断絶より。
アメリカ人ジャーナリストが日本のレンタルビデオ店で借りて18禁アニメ(レイプもの)を見ての感想。アニメ=ディズニーものみたいな先入観があるのかな?

ソーサリアン〜内部解析からわかったこと〜

GRAPHIC WIZARD'S LAIRより。
同人CD「PC88ゲームの世界」を Web 向けに修正した記事で、X68K にソーサリアンを移植した人による PC-88 プログラミングの解説。
思えばこの頃のファルコムは、イース2のリリア振り返りの OP にスタートレーダーで実現した高速スクロール、さらにはワンダラーズ from Ys の多重スクロールと技術力のあるメーカーだったんですがねぇ…。

爆転シュートベイブレードGレボリューション #44 「絶対に勝つ!!」

ヴォルコフはプロレスや K1 みたいなドラマ仕立ての演出を試合に持ち込むのが好きなだけで、世界大会の時のヴォルコフを知らない自分からするとさっぱり悪人に見えないんですけど…。

作画の方は国内スタッフ中心と言うこともあり派手な見せ場の連続でこの作品らしいケレン味に満ちていました。果たして決勝ではスタジアムは無事なんだろうか?

で、試合の行方と言うと、ハゲの大男と言えば良くて踏み台キャラがせいぜいのはずなのに、お前とは背負っているものが違うんだとばかりに勝負への執念をにじませ逆転勝利。レイの最後の舞台もおにいちゃんパワーには勝てないのね…。

脚本: 植竹須美男, コンテ・演出: 小高義規, 作監: 長森佳容


2003年11月11日(火)

サーチエンジン関連図

Yendot より。米国のサーチエンジン会社の関係を、Flash を使って分かりやすく図示。

IEでポップアップ遮断機能提供へ(ZDNet)

来年上半期にリリース予定の Windows XP SP2 にて実装される予定だそうで、これがデフォルトだったらポップアップ広告は絶滅か?
国内だと infoseek が、10/21 に無料版 isweb のポップアップ広告を廃止と、無料サイトでもポップアップ広告は選択肢から消えて行くんだろうね。

まぶらほ #05 「できちゃった…」

「私を女にしてくれ…」
萌えアニメとしては文句無く上出来。三人目のヒロイン神城凛を描いた今回は、最初から最後まで作画クオリティは高め。アップの火照り顔からスクロール二画面で見せる全身のカットまでとにかく安定してました。
キャラを絞った事で3人のヒロインも次第に立ってきた感じで、萌えアニメが使い捨てのように量産されている中で、それなりの存在感をアピールできるかも。

「何で私がこんな格好をしなくてはいけないんですか」
内容は凛のコスプレ大会。チャイナドレスに始まってナチ風ボンテージ、メイド服にバニーガール、白ビキニと、10種類近くのコスプレ衣装が見られたのは大きな収穫。これまでごてごてした地味な袴を着込んでいただけにインパクトの強さはかなりのものがありました。強いて言えば胸が大きすぎたような気も…。(^^;

眼鏡っ子談義はやや薄味ですが、凛の赤い眼鏡は、同じく木村真一郎監督の手がけた G-on らいだーすのヒロインたちよりも眼鏡っ子好きのツボをついた感じでこれまた満足度は高め。やっぱり眼鏡っ子には恥じらいと巨大おさげが良く似合う。
もう偽素子なんて言わせない。今期のアニメヒロインの中では神城凛を一押しですよ〜。

他にも裸ワイシャツで長々と登場して白いバニー服まで披露してくれた玖里子さんや、アニメや漫画ではおなじみの超弩級に料理下手な凛など見所は充実。まぁいつも通りに、高尚さとかギスギスした人間関係とは無縁のダメアニメの世界だったりしますが…だがそこがいい!

脚本: 小山高生, 絵コンテ: 山口頼房, 演出: 長井龍幸 

フルメタル・パニック?ふもっふ #10 「ままならないブルーバード」

†「うわぁ、痛々しい」
毎度の放送時間変更にもめげずなんとか録画成功したものの、痛々しい内容に加えてどこか古くさいセンス(*1)、さらにはマンネリ化したソースケのボケと、今ひとつ乗れなかった。空手部に社会研究部部長と濃ゆい男キャラがやたらと目立ったのもなんとかしてくれ…。
ラストのカナメとのラブコメっぽいやりとりがせめてもの救い。

脚本: 志茂文彦, 絵コンテ: 大久保富彦・坂田純一, 演出:大久保富彦

*1: もっとも作品世界には合っているのかも知れない

2003年11月12日(水)

ACCSの著作権・プライバシー相談サイトから個人情報が流出(ZDNet)

不幸中の幸いか、内部告発者の個人情報は漏れなかったそうだけどちとヤバすぎ。たとえ暗号化してやりとりしたとしても、Web での個人情報のやりとりは必要最小限に抑えねば…。

マシンロボレスキュー #45 「マシンロボ出場不能!」

久しぶりにデザスターの登場しないシリアスなレスキューもの。エースの成長物語としてなかなか良くできていたのに加えて、てきぱきとした海難レスキューの描写が見ていて心地よいなかなかの秀作。

天才肌で完全無欠のはずなのに、サバイバルナチュラルと言われるジェイと太陽のニュータイプみたいな活躍に、私生活でも現場でもすっかり影の薄くなったエースですが、今回は久々に大活躍。ラストの宮島教官との病室での会話はキッズアニメ離れした渋さを感じました。

それにしてもボンの正体に太陽以外誰も気が付かないってのは、MRR の七不思議だよなぁ…。まさか初回からこんなに引っ張るネタだったとは。(^^;

脚本: 吉野弘幸, 絵コンテ・演出: 福本潔


2003年11月13日(木)

人気のHDD&DVDレコーダー秋冬のトレンド大図鑑(WPC ARENA)

CAXの日記より。
機能とか規格が多すぎて素人には分かりにくい世界ですが、最低限、地上デジタル放送が始まったら、どうなる?には目を通しておこうと思ってチェック。

あとは「6番組同時録画」のBig Channelが気になりますが。地上波6チャンネルの全番組を、MPEG-2・2Mbpsで最大1週間録画できても、さすがに80万円+別途月額料金2,000円じゃ手が出ない。

Webページ著作権保護管理ソフト Pirates Buster for WebPage

えふすく日記より。
「キャプチャ、コピー、ファイル保存、印刷などを禁止」と、コンテンツに対して強烈な制限を加えることが出来るそうですが、IE のプラグインで実現しているのは利用者を思いっきり選ぶなぁ…。

ヤミと帽子と本の旅人 #06 「ミルカ」

妖艶+幼艶
相変わらず安定したクオリティの高い作画には驚かされます。
アバンタイトルは船に乗ってやってくる白虎・セーラー服のアーヤ、そして貴族の娘さん。どうやら今回のヒロイン・ミルカが成長した姿が彼女らしい。

今回の世界は南の楽園のような島で、そこの豪邸に白虎と教育係のセイレーンと一緒に暮らしているのがミルカ(CV: 松来未祐)。白いワンピースの金髪碧眼少女は、舌っ足らずな言葉づかいと終始肩紐がずれ落ちそうなところが魅力的。(^^;

今ひとつ分かりにくい話だけど、この世界の法則は、ミルカが心の中で強く思った事が現実に起こる世界なんだろうか? 空間の亀裂からはコゲちびが顔を覗かせたりと、アーヤともども、この世界の神的存在らしいのだが、相変わらずはっきりしない。ガルガンチュアの側近のように描かれていたセイレーンはこの世界では教育係として存在し、リリスの事を一方的に知っていたりと彼女の存在も謎が多いです。

脚本: 望月智充, 絵コンテ: 山本秀世, 演出: 佐藤照雄

[追記]crystal note.からで、TVK では、第7話を放送しないらしい。千葉テレビで補完できるのはいつになる事やら…。

R.O.D THE TV #04 「中一コース」

不法残留三姉妹の末妹がセーラー服に着替えて中学校に通う話。久々登場の紙バトルは、相変わらず映像的なセンスの良さ(構図やタイミング)を感じます。
アパートでの共同生活の方はどこかけだるい雰囲気に加え、ぎっしりと書籍で埋まった部屋はテレビから視線を移しても目の前に広がっているわけで、どーも息が詰まるんですけど…。

それに比べて一方で新しい舞台となる学校は、コバルト作家西園はるひの実妹西園なつめがライバル、おどおどした気の弱そうな少女を親友に迎えて、さらには長女のミシェールさんもセーラー服で登場するなど、雰囲気的には良さげ。ベタな学園ものとしても期待できそう。

脚本: 倉田英之, 絵コンテ: しまづ聡行, 演出: 渡辺健一郎

GUNSLINGER GIRL #04 「人形」

原作との比較やら作品の倫理観など毀誉褒貶、何かと話題に事欠かないこの作品も、今回でようやく4話目。ちと人を殺しすぎるところと犬の訓練師と軍用犬との愛情みたいな非人間的なつながりが、どうも気まずかったりするものの、萌えアニメと割り切って見ている自分には、ヒロインたちに厚化粧のように塗り重ねられた"悲劇性"はあまり気にならなかったり…。

第1、2話でヘンリエッタ、3話はリコ、第4話は褐色肌の金髪ツインテール、トリエラの個別紹介エピソード。今回の事件で出会った元マフィアの幹部を通して、彼女はアムステルダムで人身売買されていた生い立ちが語られる。

「ヘンリエッタはジョゼの妹。リコはジャンの仕事道具。それなら私には、私には何を演じてくれればいいの?」
少女たちの間では年長者らしく面倒見のいいお姉さん的存在らしいのだが、条件付けによる強制的に演じられる役割は本人に任せられているようで、より複雑な内面を持ち,欺瞞に満ちた公社での生活を自覚しているらしい。

男のようなラフなスタイルにもかかわらず、生理痛や子宮がうずいたりと一人の女性である事をアピールしていたトリエラですが、結局のところ担当官のヒルシャーとは、父親と難しい年頃の娘のようなぎくしゃくした関係を続けているようで、不幸少女たちとのロリータ純愛アニメ(ぉ)として見ている自分的には今ひとつ物足りなかったかな。(^^;

脚本: 筆安一幸, 絵コンテ: 青山浩行, 演出: 中村亮介

無人惑星サヴァイヴ #04 「私たち、どうなっちゃうの!」

†シースネイク、カモン!
長々と描かれた巨大海蛇とのバトルはやや単調だったかな…。期待していたねろねろぐちゃぐちゃな触手アニメになることもなく、ベルとカオルお活躍でなんとか撃退。
宇宙で遭難しながら、南洋の楽園みたいな無人島に漂着すると言う奇蹟的な幸運にはどこか神の意志が介在するような気もしたんですが、今回の話を見てさすがにそれは無い事を実感しました。

今回は女の子たちの活躍がいまいち目立たなかったことで、自分的な評価はやや低め。それにしてもハワードのヘタレっぷりは見ていて清々しいなぁ。将来の火種になりそうなレーザーガンが早々と消えたのは良かったような、残念だったような…。

脚本: 米村正二, 絵コンテ: 友永和秀: 演出: 辻泰永


2003年11月14日(金)

海外から見た"泣ける"アニメ(moonlight fantasia)

北米の各アニメフォーラムを中心に泣けるアニメの話題をチェックして集計した力作。「火垂るの墓」が支持されていると言うのは意外な気もしますが、自分も WW2 のロンドン空襲時の子供たちの生活を描いた「戦場の小さな天使たち」と言う(実写)映画が好きだったりするので似たようなものか…。

ゲームの ONE, Kanon で大泣きして以来、ゲーム・アニメ問わず激しく感情移入させられる作品にはなかなか出会えなかったりする中で、今年の作品で涙腺を緩ませてくれたのは、

「花田少年史」の20-21話「クリスマスプレゼント」と「雪降る夜に」
クリスマスのプレゼントに息子にグローブを買ってあげようとする父親の話で、ラストの橋の上のキャッチボールシーンは未だに印象に残っている。
「ボンバーマンジェッターズ」第45話の「ゼロとシロボン」
ボンバー星で二人きりになったゼロとシロボンが会話を通して少しずつ相手の内面に気付いていく話で、叙情感溢れる音楽と映像が素晴らしかった。

あと一歩で泣けそうだったのが、「満月をさがして」の最終回におけるめろこ、「学園戦記ムリョウ」第11話「ありがとう、勇気」の那由多を勇気付けるムリョウたち、「成恵の世界」の最終話は別の意味で泣けた。
今年も残りわずか。あと1回くらいは泣けるような作品に出会いたいんですけどね…。

「君が望む永遠」の海外反響もまとまって翻訳されてますが、他にも animesuki.net で専用のフォーラムが出来たりと、一部での異様な盛り上がりを感じます。

[追記]泣けるアニメ(2chアニメサロン板)

マッパ・ムンディ〜認知地図〜

かーずSPより。
中世ヨーロッパの「聖書に語られたことだけが真実」だった時代に作られた聖書をベースにした地図をマッパ・ムンディと呼ぶそうで、当時の人間の世界観を物語っているとのこと。
ここでは、Air で登場した観鈴の描いた地図をベースに、彼女の内面を考察するなかなか切り口の鋭いコラムがあって、かなりの説得力を感じました。

ツボ探索補助機

ウニフォウムより。
Javascript を使った着せ替え。猫耳 ON, 流し目, 眼鏡 OFF, ポニテ、裸、縞パン、オーバーニー、白靴下。着せ替え面白いな。(^^;

メガドライブ用ソフトをPC向けにネットで配信(slashdot.jp)

そういえばセガってメガドライブの頃も 1200bps のモデムを使って、「ゲーム図書館」と言う世界初?のネットワークゲーム配信をスタートさせながら、失敗させているんだよなぁ…。
もっとも稀に MD の頃のゲームで無性に遊びたくなるので、ダイナブラザーズとか、ガンスターヒーローズとか、レッスルボールなんかを揃えて欲しいものです。

ガンスリンガーガール(#04)の感想で個人的に面白かったサイト


2003年11月15日(土)

ネコ耳カウンター

Crystal Note.より。
素晴らしい。[配布]にて5種類のカウンター用画像データがダウンロード可能。

「日本アニメは、このままでは韓国に負ける」の声(ZDNet)

ちと話はずれますが、ルパンのCMをアメリカでやってみてと言う大塚康生さんの長めのレポート(1995)があって、アメリカのアニメーター要請システムを軽く紹介しているんですが、アメリカにも韓国にも作監制度が定着していない(7page目)と言うのが意外でした。(今もそうなのかな?)

いろんな会社にオジャマしちゃおう! 第4回 ユーフォーテーブル(WEBアニメスタイル)

名前はしっかりと覚えさせてもらったので、一流ブランドになるかは次の作品が勝負。ドッコイダーが始まる前は本当に不安でした。

円盤皇女ワるきゅーレ十二月の夜想曲 #07 「第一次スーパーカラオケ大戦」

町内カラオケ大会ってことで、主要キャラが持ち歌を歌うミュージッククリップ風の構成。ライネ、ワるきゅーあたりの歌はなかなか良かったのに、白たちのバンドや、秋菜の熱唱、大正浪漫香り豊かな?コーラスの歌声が大きく足を引っ張って、全体的にちぐはぐな印象を受けました。

それでも盛り上がりはなかなかで、まずはワるきゅーレの歌う「こうさぎぴょん子ちゃん」。可愛いと言う素朴な感情が真田さん&猫耳メイドの皆さんのヨイショでブーストされ、本心から可愛く感じられるようになるというのはこの作品の持ち味、心が開放されるような気持ち良さで一杯になります。(^^;

第二の見せ場は黒ワルと白ワルの共演。つり目マンセー!と言うわけで、二人並ぶと黒ワルの方が魅力的に感じるんですけど…。歌王様曰く「何と言う悲しみに満ちた歌声か…」と言うことで心からの悪人ではなさそう…。「ゲド戦記」を嚆矢とする「光と闇」パターンなんでしょうか?

相変わらず影の薄い主人公の和人は歌のシーンすら無し。しかしいつも以上にワるちゃんを抱っこしている場面が多かったりとここらへんは役得か?

脚本: 月村了衛, 絵コンテ: 南康宏, 演出: 小林浩輔

カレイドスター #33 「汗と涙の すごい ロゼッタ」

†可愛い子羊・ロゼッタたん
気が付くと非常に面白い話が続いていたので久しぶりに感想を復帰。

何でも器用にこなすそら(*1)に対して、ロゼッタは生き方も性格もどこか不器用なところがあって、守ってあげたい気持ちに駆られるなど非常に愛らしいです。

二次性徴直前の引き締まった肢体にヘソだしセパレートのレオタードとビジュアル的にも抜群なのに加えて、寝ているとシーツごしにすりすりしてきたり、いつもぬいぐるみを小脇に抱えていたりとしぐさもバッチリ。

アザラシ娘ともう一人加えて、カレイドスターちびっこトリオを結成して、彼女たちを主役にして欲しいぞっ。意地悪お姉さんのメイに、そらは鬼モードで特訓担当でもなんでもいいや。(^^;

演出・作監の和田高明氏と言えば、第一話のそらやロゼッタ登場回のスーパーアクションを思い出しますが、今回は枚数的に少なめながらもラストのブランコのシーンなんかは実に良かった。

脚本: 吉田玲子, 演出: 和田高明, 作監: 和田高明・鈴木雄大

マーメイドメロディぴちぴちピッチ #33 「遊園地騒動」

最悪だった前回みたいなひどい手抜きはなかったですが、プロットを生のまま見せられたような強引なシナリオ。まぁいつものことですが…。

さらに衣装チェンジして以来変身から歌のシーンがひたすら長いのと、ブラックビューティーシスターズのレズっ娘ぶりが今ひとつ面白くないので、自分の内部ではどうも終了感が漂ってます。
それでも次回予告を見ると、ユーリが活躍しそうな話なのでまだまだ見る。ダーク・ラヴァーズの四人を活躍させるのだっ。

脚本: 中瀬理香, 絵コンテ: 石倉賢一, 演出: 石倉賢一

*1: これは1クール目の一話完結エピソードが大きく影響していると思う。それに対して今クールは地に足がついたゆったりペース


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