戦いの中のつかの間、短い平穏な日常での一コマ。普段は仲のいい(?)テレサ・テスタロッサとマオ曹長が些細な事から口論を始め、ついには AS を使っての一対一の決闘をする羽目に。負けた側はハダカで基地を一周だっ。
そろそろ慣れるはずなんだろうけど、未だにテッサの声に違和感を感じてしまう自分の順応性が低いのだろうか。(^^; それにしても今週のテッサの言動は先週までと比べて違和感ありすぎ。酒でも飲んでいるのか、性格反転キノコでも食べたのかと思ったくらいだ。
ソースケを教官に仕立てて「はいっ、コーチ」と、Tシャツとスパッツ姿で訓練するテッサ萌え。いかにも媚び媚びのギャルアニメ的展開ながら、ツボは抑えている。
オチに関しては大いに不満ながらも、終わる頃にはテッサの声に慣れてきた。こういう性格ならこれでオッケー。放送された話の中でベストだった。(^^;
主人公は喧嘩好きの高校生。新しく始まる高校生活にバラ色の青春を夢見ていたものの入学早々に番長と喧嘩してしまい周囲の目は冷やか。自宅に戻ると庭に大きな穴が空いていて、地底世界から逃げてきた二人の美少女をかくまう事に…。
「空から女の子が降ってきた」ってどこかの作品(ラピュタ?)のキャッチコピーだった気がするけど、この作品は地下から女の子が這い出してきた(?)話?
ありがちな超能力戦闘もので特筆すべき点は見つからないなぁ。キャラクターは印象が薄いし、アニメ作品としても原画・動画ともに見るからに低予算作品。第一話からこのクオリティはきついものがある。
「旋風の用心棒」に続いての、背景をエフェクトで処理し、喋るキャラをバストアップで描き視聴者を見ながら話すと言うアドベンチャーゲーム的な演出は、時代の流れなのだろうか?
去年見ていた「スターオーシャンEX」みたいに、エンディングだけやたらとクオリティが高くて妙にそそられるという期待でもあればいいのだがそれもなし。それでも遊幽白書とか烈火の炎の流れにある作品は好きなので、しばらくは見続けることに。
監督: 伊達勇登、シリーズ構成: 隅沢克之、
キャラクターデザイン: もりやまゆうじ、アニメーション制作: ぴえろ
ファイルが足りなくて、make depend が通らない…と思ったら、いつの間にか src-sys-crypto なんてのが stable-supfile に追加されていたのね。
追加して cvsup したらあっさり通った。
シレンと言っても、少し前に発売された DC対応の+++「女剣士アスカ参上」(http://www.chunsoft.co.jp/game/others/asuka.html)ではなく、4月下旬に発売される、Internet 対応の Windows 版+++「電脳月影村」(http://www.shiren.jp/)でもなくて、2年前に発売された+++Nintedo64版(http://www.chunsoft.co.jp/game/shiren2/index.html)の方。
放浪の10歳の子供に一人で城を作れと強要する村人たちに唖然としながらも、パーティーを組めるキャラのうち二人が女性キャラ(鬼娘と女剣士)と言う両手に花的な仕様は、さすがに遊ぶ人の心理をよく研究しているなぁと素直に関心。
評判に違わぬ傑作で、ゲーム性とか演出面、ゲームバランスなど文句ない作品。
トルネコ、チョコボはもちろん、Rogue や Nethack、去年は Angband 系のゲームに手を出すなど、Roguelike のゲームにはいい加減飽きたかなと思っていたけど、その心配も杞憂に終わり、まだまだ十分に楽しめる内容だった。
中毒性の強さがこのゲームの最大の長所にして同時に欠点でもあるだろう。鬼ヶ島をクリアし、その後のダンジョンを細々と進めただけでこのゲームを封印。
「中腹の井戸のダンジョン」をあと一歩でクリアできなかったのが気になるけど、その次のダンジョンの攻略をやり出したら果てしなく時間を使いそうなので素直に投了。
大昔に公開されたメッセージ分離型 Rogue を使った+++Tactics Rogue(http://www.para.tutics.tut.ac.jp/~ohno/game/roguelike/rogue_s/)は有名だけど、+++ONE & Kanon Rogue(http://member.nifty.ne.jp/chiari/onekano/)なんてのもあったのか。考えている事はみんな一緒か。(^^;
豊かな自然に恵まれた岡山県の山村に住む主人公の山田西南は、歩く災厄みたいな存在で終始不幸におそわれる毎日。ふと出会った妙齢の女性に GPに入らないと勧誘されて、気が付くと高校生活を放り出して GP に入隊しているのであった。
「新・天地無用!」の悪夢も既に昔のものとなり、今では天地無用と言えば「魎皇鬼」の頃の楽しかった記憶がかすかに残っているのみ。この作品は、「天地無用!魎皇鬼」のサイドストーリーと言う設定だそうで、人名や固有名詞、SE など懐かしさを感じながら見ることが出来た。一方で新規視聴者は、おいてけぼりと言う感じがしないでもない。
ノスタルジーを掻き立てる美しい日本の山村風景は心のオアシスと言うべきか、背景を見ているだけでも心地よかったりする。「ミトの大冒険」はそれだけでも十分見る価値があった。この作品も期待できそうだったのだが、どうやら来週以降舞台は宇宙へ移るようで黒い背景ばかり。素朴な雰囲気がなんとなく気に入った主人公の妹同様に当分出て来ないようでがっくり。
最近のアニメにしては珍しく、アダルトな雰囲気の女性キャラを見せる事に特化したような作品。正木霧恋さんに期待…といきたいところ。もっともオフィシャルサイトのキャラ設定を見ると…。
脚本: 白根秀樹、絵コンテ: ワタナベシンイチ、演出: 川島宏
監督: ワタナベシンイチ、シリーズ構成: 黒田洋介、アニメーション制作: AIC
北海道出身の主人公が浪人生活を送るために上京すると、街ではパソコン(=メイドロボ)の氾濫を目にする。自分もパソコンを欲しいと思いつつ夜の街を歩いていると、ゴミ捨て場に捨てられたパソコンを見つけたので、そのまま拾って回収。パソコンとの奇妙な同居生活が始まった。
うーん、なんだこのエロ漫画みたいな導入は…。
前半の説明セリフを兼ねたような怒涛の独り言に圧倒されながら、後半は TBS 規制ぎりぎりっぽい妙にエロい展開。
思いっきりストレートな願望充足型の+++押しかけ女房もの(http://picnic.to/~funuke/nitta/oshikake.html)で、はまる人は思いっきり作品世界に魅了されそうだけ、それ以外の人からは強烈な嫌悪感を持たれそうな雰囲気。TBS のオンラインショップで"ちぃ"の抱き枕が紹介されていたのはびっくり。
原作は未読。つーか講談社つながりと言うのがありにせよ、ヤンマガで連載されていたとすら知らなかった。
ちぃ(CV: 田中理恵)は既に人気キャラなので今更だけど、キャラクターデザインや、庇護心をそそる性格などツボをついた設定はさすが CLAMP 原作作品。
個人的には、アパートの管理人さんの千歳さん(CV:井上喜久子)が好き。セリフの「あらあら…」など、キャラの使い方はレイアースのタトラを思い起こさせる。
充実のスタッフやうるさ方の鑑賞にもなんとか耐えられる作画レベルなど、今期の注目作になるのは多分間違いなさそう。ストーリーはさっぱり予想できないけど、ロボット恋愛ものは「人間とは何か?」と言う普遍的なテーマと背合わせなので、そういった深い問題にどれだけ踏み込んでくれるのかで個人的な評価が決まりそう。
監督: 浅香守生、アニメーション制作:マッドハウス
MMO RPG の世界での物語。一昔前のバーチャルリアリティみたいな感じに、ゲーム世界に入り込んでキャラになり切る事が出来る。雰囲気的には UO の影響がありありで。それなりに勉強して作っているように感じた。この手のゲームを知らない人にとっては新鮮な世界かも知れないが、やり込んでいる人から見ると、いかにも厨房的な切り口に安っぽい印象を受けてしまいそうな気もする。
ウジウジ系で引きこもりがちの主人公がゲーム世界から logout 出来なくなってしまい、現実を捨ててゲーム世界で生きる事を決意して第一話は終了。ラストシーンは今回の話だけでは不明。次回への引きか?
現実と仮想現実の境界を描いたこの作品。今ではかなり陳腐な題材なんだけど、多重人格とか深層心理など精神面を描く材料が豊富なので料理する材料には困らないだろう。あとは作る人次第。
音楽に疎い私でもはっきり分かるくらい NOIR と共通するものを感じた。これは監督と音響演出を兼ねるの真下耕一氏の趣味らしく、ほぼ全編に渡ってボーカルの BGM が流れている。
キャラクター原案の貞本氏ともども、スタッフ的には充実した作品で、脚本の伊藤氏の実力もまだまだこんなものではないだろう。lain みたいにアニメ作品の新境地を開拓してくれる事を期待。
脚本: 伊藤和典、絵コンテ: 真下耕一、演出: 澤井幸次
監督: 真下耕一, シリーズ構成: 伊藤和典, キャラクター原案: 貞本義行
公式サイトが Flash 主体で構成されているのはともかく、JavaScript 必須ってのはちょっとなぁ。レイアウトに凝らなくていいから、普通にテキストデータを提供するだけのページも作って欲しいものだ。
前編に続いて4年2組の学芸会の創作劇の稽古が続く。
練習中に劇の1シーンである、魔法で記憶を消され自分の存在を忘れてしまったつばさを前にして思わず泣き出してしまうヒカル。刻一刻とそれが現実になり、別れに時が近付いていくことを実感する。
夏休みに二人でスケッチをした思い出の場所でもあるいつもの木の場所で、二人で劇の練習をする場面では、星明子みたいに盗み見していたオルディナじゃないけどこっちも心を動かされた。
リハーサル、本番と練習は次第に本格的になっていく。相変わらず細かい描写には圧倒され、自分の中にもあった学芸会のぼんやりとしていた記憶が鮮明になってくる程だ。
劇の本番は描かれなかったが、稽古を始めた頃はおどおどしていたつばさも練習を重ねる毎に上手くなっていくのがちゃんと描かれているので、本番ではリハーサル以上の演技を見せてくれるのは容易に予想できる。
また何気ない学芸会の劇とは言え、必然とも言える二人の別れを回避し明るい未来への可能性を暗示させるなど、作品的に上手い使い方をしている。
二人に再び幸せな毎日は戻るのだろうか…。
全てのマギュアを倒したはずなのに、稚内の西に位置する礼文島にてマギュア発生。そのためにしばらく地球に滞在できる事を知らされ、再びつばさを戦いに巻き込む事を不安に感じながらも、別れずに済んだ事を笑顔で表現するヒカル。この場面の演出が+++何とも素晴らしい演出で感激。
相変わらずゆったりとしたペースで物語が進んでいくこの作品。小学生限定とは言え、地に足がついた人物描写は他に追随するアニメ作品を許さない。
毎度テレビ東京のこの番組枠は、海外のエロサイト並に素晴らしい宣伝を入れてくれる。今回は特に凄く、この時間帯に移動したおかげでアニメ DVD CM の大三元みたいなものを見ることが出来た。(^^;
脚本: 米村正二、絵コンテ: 矢野博之、演出:玉川達文、村田和也
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作者は京大理学部卒で、防衛庁にて研究開発に携わってきた人。それゆえにありがちな「幻の新兵器」的な本ながらも、軍事方面の技術者の視点で開発史がきちんと紹介されて、より深い視点で理解する事が出来る。
中でも第一章は、日本軍の戦車部隊の編成や WW2 で悲惨な対戦車戦闘を強いられる事を招いた先見性の無さなどが紹介されていて、興味のある内容だった。
戦車の装甲の薄さは、日本軍の人命軽視みたいな紋切り型の説明で片付けるのではなく、きちんと説明しているなど見るべき点が多い。
2章では著者の専門分野である電波兵器、3章では防空システムが語られ、なぜ日本の戦闘機には無線が不備なのか語られている。ここでも技術的には十分に対応できるものを持っていながら、生産技術の低さ、整備能力の貧弱さ、現場からのニーズの不足などにより結局モノにならず、無線機が軽視され、それを生かす戦闘システムも育たなかったことが述べられている。
続く4章では、ジェット戦闘機と言う画期的な兵器を実用化しながらも政治的な理由で戦力として配備が遅れた話、5章では、日本やドイツのような多機種生産型とは対称的に小数の優秀な兵器を集中的に生産して成功したソ連の話で、ドイツ軍の航空機損失の 2/3 は東部戦線で生じたと言うのは、知らなかった。個々の兵器の表面的なカタログデータに目を奪われると実際にどれだけ使えたかと言う点で近視眼的になってしまう。
20年前からタイムマシンにやってきたような作品。
同じく TAKARA がメインスポンサーの前番組もそんな感じだったし、しっかり1クール続いたのは、十分スポンサーの期待に応えたからだろう。
萌える竜騎士ミネルバ@FE 登場!ならともかく、私の見る作品じゃなかった。
監督: 矢野博之
ネットゲームを除けばもっとも中毒性が高いと言われるこのゲーム。CTP も含めて発売されるたびに買っているのでいい加減飽きたかな…と思いきや、昨晩 2ch PCゲーム板の +++Civ3スレ(http://game.2ch.net/test/read.cgi/game/1005132538/)を読んでいたら、やる気満々になって、またしても買ってしまった。
初回限定版に付属している forGamer.net 編集の32ページの小冊子は、思っていたよりは役立つかな。
時間が無いので一言コメント。
週休二日制で土曜日が休みになったのを受けてテレビ東京は朝から2時間半のアニメ祭り状態。トップバッターが「りぼん」からの刺客で「満月をさがして」。
原作は「神風怪盗ジャンヌ」を描いた人で、悪趣味なコシュチュームとかは今回も炸裂。(少女漫画的な)萌えとか、感動に特化したシチュエーション駆動型のシナリオ。細かいところは気にしてもしょうがない。
アニメのヒロインにしては妙に違和感があった声優さんは、逸般人.com によると、+++エンディングを歌っているバンドのボーカル(http://www.toshiba-emi.co.jp/cml/profile/index_j.htm)との事。これから上手くなっていくのに期待が持てるので、個人的にはそんなに気にならない。
脚本: まさきひろ, 演出: 清水明
監督: 加藤敏幸、シリーズ構成: まさきひろ、キャラクターデザイン: 工藤裕加
アニメーション制作: スタジオ・ディーン
二番目は「なかよし」からの刺客。なぜかレイアースみたいな作品かと思っていたのに、実際はセーラームーン色一色。もっともダメ度は更にアップしていて、大きな友達へのアピール度もバッチリ。
ご奉仕してにゃん。
「ちゃお」からの刺客。
メモルにしろシュガーにしろミルモにしろ、妖精の国から精霊がやってくる巻き込まれ型の作品は、どれも同じようなフォーマットになってしまうなぁ…。
小桜エツ子さんの声を聞いたのは久しぶりのような気がする。
サッカーバブルの中の一作、動物サッカーアニメ。そういえばリベロの武田も復活したなんていう話も聞いたなぁ…。
番組予告にアニメとだけ書かれていたので録画してみたら、海外制作の CG アニメーション。自分の琴線には触れる作品じゃないので、これもパス。
ノスタルジーの入った雰囲気、丁寧な風景描写と自分の好きそうな要素が多いのでひいきしているけど、間違いなく傑作。スタッフの持ち味をきっちりと出しているのはさすが。
大阪弁/コメディリライトの田中哲弥氏は、電撃文庫の「大久保町」シリーズや「やみなべの陰謀」などを送り出した人で、吉本興業で台本作家をしていた人。最近見ないと思ったらこんな仕事をしていたのね。
自分的には、「今日から俺は…」の作者と言うイメージが未だに強いこの漫画家の作品。不思議な力で少女になってしまった少年の話と言うことで、少女漫画的なイメージを感じたのだが、自体に見てみたらやっぱり昔のままだった。
キャラクターデザインと今回の作監に名前を連ねていた本橋秀之だけど、彼のいつもの仕事からすると信じられないくらいに絵が乱れていた。前番組みたいな感じで低空飛行が続きそうな予感。
監督: 奥脇雅晴
デフォルメ電車キャラを文字通り売りにした TOMY の提供おもちゃ売りましょアニメ。列車砲は男のロマン…と思っていたらあっさりやられた。レギュラーじゃないのか。
女性キャラが豊富なので、どうでもいいエピソードで化ける可能性もありそう。千葉繁は相変わらず存在感あるなぁ。
監督: 大庭秀昭、シリーズ構成: 井上敏樹、アニメーション制作: 東京キッズ
録画ミス…。(;_;)
ぴたテン #01 「天使とのつきあい方」
いい加減ブロッコリー+コゲとんぼのキャラクターと言うのも食傷気味なんだけど、ヒロインの美紗(CV:田村ゆかり)のキャラは立っていたと思う。
もっともゴスロリは人を選ぶか…。個人的には今ひとつ萌えない。ライバルキャラになる猫耳娘の耳の方が気になる。
シリーズ構成: 面出明美,小林靖子、監督: 川瀬敏文,佐藤雄三
アニメーション制作: マッドハウス
年上属性の主人公が、憧れの担任の女教師が結婚した事にショックを受けて、失意にまま自宅に戻ると、突然謎の幼女から結婚したと告白されて、一方的につきまとわれる話。
同居をして初夜まで捧げられちゃうと言うストレートな願望充足ものなんだけど、ここまで狙ってくると、かえって潔いと言うか何と言うか…。(^^;
言うまでもなく作品の構成はうる星やつらをお手本にしたと言うかパロディみたいなもので、主題歌からして「ラムのラブソング」の雰囲気がちらほら。弱気な父親とか現実主義的な母親とか、黒服・黒メガネとかもそう。これで怪力の幼なじみと財閥の御曹司がいれば…と思っていたら、設定を見るとやっぱりそれっぽいキャラがいる。
結局萌えた者勝ちの話なので、いかに楽しむかなんだけど、個人的にはヒロインのりぜる12歳が今ひとつツボにはまらない。同じく CV を釘宮理恵が担当した、サイバードール・レナ9歳の方が黒髪・ショートと属性的には好み。こっちと比べるとりぜるは騒がしいと言うかうざいだけ。
監督: 松村やすひろ、シリーズ構成・脚本: 荒川稔久
デフォルメされたキャラを使った漫画やセルアニメーションと言う抽象度の高い高度な芸術形式(ぉぃぉぃ)により、現実離れしたストーリーでも無理無く語る事が出来る。その利点を捨てて、実写であの小っ恥ずかしい話を見せられると、いくら耐性が高い私でも裸足で逃げ出したくなる。
しかし恐いもの見たさでついつい見てしまうと言う不思議な作品。
OAVの1巻を再編集した話らしい。そう言うこともあり、シスタープリンセス以上に唐突な作品世界の導入で、そこそこキャラクターの名前を知っている私でも置いてかれ気味。プロモーション風の作りなので、ヒロインの魅力は出ていたと思う。
さすがに絵は綺麗で、ささきむつみのイメージは残っていた。このクオリティが続けば文句は言うまい。(^^;
ドタバタコメディなので、やや萌え要素は薄めかな。キャラクター設定はシスプリ同様にかなり浮き世離れしたところがあるので、それをいかにして作品世界にマッチさせるかが見所。本番は TV オリジナルの来週から。
土日はほとんどこのゲームで潰れてしまった。Civ2 に比べると納得のいくルールが多く、改善された部分が多い。また新要素の戦略資源(鉄とか石油、ウランなど)によりゲームの幅が広がったのは大きい。
2では議院の反対で戦争行為が行いにくくなっていたのだが、3ではそれが全廃。民主主義体制でも好きな時に戦争を起こせるのは最近の世界情勢を反映してのものか。
その一方で民主主義などの体制で長期間戦争を継続していると、厭戦が広がって都市の安定が揺らぐなどバランスは取れている。
英語版でさんざん言われていたように、汚職や浪費による資源や財政の無駄は目に余る程で、後半になって国土を広げれば広げる程に国家財政は逼迫して、財政赤字に突入してしまうのが厳しい。バランス的には特に破綻していないし、現実世界の超大国もそんな感じなので的外れなルールじゃないんだけど、プレイヤーにとってみるとストレスを感じてしまう。
戦闘ルール的には、本家 Civilization とは別シリーズの、Call to Power で用いられたルールの方が良かった。特殊ユニットの"軍隊"は、木に竹を継いだような違和感を感じてしまう。
また爆撃機や戦艦の艦砲射撃を含む、間接射撃ユニットでの攻撃が、敵ユニットの耐久力を削るだけ&成功率が低めなので、爽快感に欠けるのもマイナス。
Civ2 ではそこそこ使えて、SMAC ではもっとも使えるユニットだったヘリコプターが、Civ3 の場合は輸送ヘリになっていたので使い道がなさそう…。
音楽に関しては、2に勝るとも劣らない出来で、特に近代以降の音楽が素敵。CTP では、古代から音楽に使われるマシンガンの発射音がムードをぶち壊していた。
これに手を出すと Web 巡回すらままならなくなるので、ゴールデンウィークまで封印。
かなめの白い水着に一瞬期待したのだが、妄想カットのみ。
基地祭ネタとマニアックなつかみは、コメディの短篇シリーズあたりの雰囲気だけど、どうやら話自体はアニメオリジナルらしい。しかしそれにしても半分程度しか原作を読んでいない私から見ても杜撰な内容だった。先週の話で AS の操縦は素人には難しいと言うエピソードを描いていたのに、今週は素人でもあっさりと乗りこなせたり、ソースケのキャラも妙に気が効いていて雰囲気がまるで違う。
架空の兵器として描かれていた AS も今回の話だとアニメのロボットみたいに描かれていて、薄っぺらい印象を受けた。後半は記憶断絶。多分ファンからは無かった事にされそうな話になりそうな予感…。
中途半端に使い古されたパロディを入れるなら、少し前に話題になった+++富野セリフの作り方(http://www.geocities.co.jp/AnimeComic/3815/serifu.htm)のレベルくらいは欲しいよなぁ。
脚本: 十川誠志, 絵コンテ: 京田知己, 演出: 浦田保則
地上に逃げ延びたルリとチェルシーだが、平穏は長くは続かない。追っ手が早くも地上世界に手を伸ばし、ルリを守ろうとした主人公(CV:関智一)を巻き込んでの死闘が繰り広げられる。
長めのアバンタイトル、独特の見せ方など演出的にはあれこれと頑張っていると思う。
ただし(多分)原作がアレなので、内容的にはひたすら薄い印象。
基本的に戦闘メインの話みたいなのはいいとして、あっさり目の淡々とした戦いなので、主人公が瞬殺されたり蘇生したりと言う派手な展開も盛り上がりを感じない。
この手の作品の常の解説役が不在なので、技とか戦い方をいちいち説明しながら戦っているのは先週同様でテンポを悪くしている。
もう少しケレン味みたいなものが欲しい。今のままではどこかで聞いたようなセリフ、どこかで見たような技の連続。…まぁこれは原作への不満なので、アニメの脚本ではどうにもならないと思うけど。
あとチェルシーさんの顔の怪我(?)が口元の小じわに見えてしまい、オバハンくさい。
うーむ、続けて愚痴ばっかり。ルリは天然系の萌えキャラの素養が十分だし、チェルシーもツッコミ系のキャラとしてはいい感じなので、ダブルヒロインの学園ラブコメ風展開ならそれなりに面白そうな気はするんだけどね…。
脚本: 隅沢克己、絵コンテ: 岡嶋国敏
ファンタジー女子高生、まったり鑑賞アニメ。
原作はアニメやゲームのパロディ漫画で有名なあずまきよひこさんが電撃大王で連載している四コマ漫画。オタ層を中心に人気のある作品。なぜか読んだ事無かった。
作画的に高いクオリティ。さらに雰囲気の描き方が上手いなぁ。レタリングや色の使い方、吹き出しを画面に入れたりなど、いい味を出している。ぶっとんだギャグセンスとかは感じられそうに無いけど、ほのぼの系のギャグがセンスよく描かれているので、お茶でもすすりながら、作品に浸るとします。
パッと見では、黒髪が多い事もありキャラが地味そうに見えていたんだけど、人気作品らしくキャラの立ち具合はなかなかのもの。1話を見ただけでもお気に入りのキャラがちらほら。中でも榊さんが良さげ。
他にも、猫好きには好感度50%アップ(多分)の作品。
脚本: 大河内一桜、絵コンテ: 錦織博
監督: 錦織博、製作: GENCO・J.C
GXP 入隊が決まった(?)西南だが、GXP の船で移動中に海賊に襲撃されて四苦八苦。宇宙船の中でも天地じゃなくて西南は相変わらず運の悪さを発揮する。しかしマイナスを全部集めるとプラスになると言うトランプゲームのハートみたいな結果で最後に"樹雷の鬼姫"瀬戸様に助けられる形で逃げる事に成功。海賊も一網打尽。
この時間帯はナイターの延長で放送時間変更が多いのは覚悟していたけど、早くも2話目から時間延長。微妙に録画タイマーの設定をミスして頭を10分程録画出来ていなかった。そんなわけで作品に対してやつあたり。
今回は美星さん互換の美兎跳と言うキャラが登場。美星の母親と言う設定でもちろん CV は水谷優子さん。期待していたものの物語的に扱いが小さく、ヒロインクラスとして描かれないのが残念。
気が付くと自分の頭の中では、本家の梶島版の天地無用よりもプリティサミーの方が正史みたいな扱いになっていることに驚いた。「魎皇鬼」の頃は、平成版うる星やつら的なノリの押しかけ女房がぞろぞろやってきてハーレム状態と言う、ダメな作品の筆頭みたいな感じだったのに、いつの間にか樹雷皇家の歴史など設定が重くなってきて、楽しむための敷居が高くなったような気がする。
黒田氏のスタジオオルフェ社外報告(http://homepage2.nifty.com/orphee/diary.html)(4/9)によると、
3話目から「真・天地」のキャラや、裏設定がバシバシ出ます。
ラブコメ度も回を追うごとにヒートアップ。
とあって、見限っていいやら期待していいやら複雑な思い。(^^;
脚本: 佐藤勝一、絵コンテ: 村上靖、演出: 羽生尚靖
拾ったメイドロボとの同居生活がスタート。性能や OS などが不明なのでそれを調べるために下宿仲間の知り合いの家に二人で出かける。パソコンに詳しい国分寺稔君は、中学1年生で、桑島法子の少年ボイス。(^^;
彼の青髪メイドロボを使って解析しても拾ったメイドロボの性能は分からず、収穫は都市伝説の自律型メイドロボの存在を示唆されたことと、帰り際にメイドロボを「好きにならない方がいいよ」と告げられてこと。
従順で純粋無垢のいたいけな少女を思い通りにするという設定と、小っ恥ずかしすぎるシチュエーションは、劇甘ワッフルのごとくひたすら甘口で少々引いてしまう。それでも自分が袖長属性と言うこともあり、男物の服を着込んだちぃはポイント高し。
最近の原作に目を通すと、メイドロボと人間のどっちを好きになるの? と言うような、少々重い展開も登場していたので、ストレートに男の欲望を描いた甘いだけの作品ではないだろう。
脚本: 金子弦二郎、絵コンテ: 小島正幸、演出: 長井龍幸
この春一番の期待作。ヒロインが気に入ったので遅ればせながら原作の方は何度か目を通してみたものの、ラブひなみたいなバラエティ豊かなサブヒロインによるハーレム状態。主人公よりもロリ系のキャラが目立つという展開に不安を感じながらも、最初は面白かったのではと期待しつつ第一話を見守る事に。
スタッフ的には手堅い人材で、監督や文芸面はセイバーマリオネットJを手がけていた人だし、美術監督の東氏は、最近の背景美術で凄いと思った作品ではよく見かける人で、ラーゼフォンなんかでも美術を担当している。
物語の導入となる第一話は、子供の頃に一目惚れした幼なじみに逢うために上京した和装の箱入り娘を描いたせつなさ炸裂な話。願望充足的な押しかけ女房もの…と言うのは今期スタートのアニメの感想で何度書いたか分からないフレーズだけど、そんな中でも特に安心して見ていられたのは、ヒロインの造形がお気に入りなのと、しぐさなどの描写が上手かった事、TVアニメにしては最上級とも言える綺麗な画面にあると思う。
作画スタッフの目が細かいところまで行き届いているような感じで、やっつけ仕事と言う印象を微塵にも感じなかった。同じあみやまさはるシリーズ構成の作品でも、去年放送された某12妹アニメとは対称的。(^^;
内容的には、この手のジャンルの教科書的ともいえるエピソードの連続で特に奇を衒ったようなものはなし。一話まるまる一途で清楚なヒロインを描く事に費やしていて、駅で下駄の鼻緒切れて直してもらう時に肩につかまる仕草とか、電車で寝てしまうところなんかは良さげ。ショート属性とかショート娘萌えの人には狂気乱舞ものだろう。
お色気は非テレビ東京の深夜アニメらしくけっこう充実している。もっとも私自身エロゲーでも別にエロシーンなんかなてくもいいやと思っている人なので、生ぬるい中学生向けのカット(*1)を見せられても可もなく不可もなく。ここぞと言う場面で集中して魅せて欲しいものだ。
主人公の薫の CV は保志総一朗氏。久しぶりに雅史の頃の声を聞いたような気がする。(^^;
寸止めラブコメ作品として見ると、既に至福の時は"終わっている"ような感じは否めないものの、今期もっとも気に入ったヒロインなのは確かなので、彼女の魅力をさらに引き立たせて欲しいです。
脚本: あみやまさはる、絵コンテ: 下田正美、演出: 高島大輔、作画監督: 千葉道徳
Net RPG 啓蒙アニメになりつつあるような予感。
なぜかゲーム世界でも人とのつき合いが嫌で逃げてばかりの主人公。猫からもらった不思議なチートプログラムで、あーら不思議、無敵ガーディアンが使え、サーバー間を自由に移動能力が持てました。さっそく女性キャラにメールを送り、呼びつけるなど手の早いところを見せる。果たしてその成否は?
多分作品的には近未来の MMO RPG + .hack ゲーム編 + UO や EQ みたいな既存の MMO RPG の世界観をミックスした作者オリジナルのものなんだろうけど、中途半端に Net RPG にはまっていた事もあり、いちいち既存の知識で説明してしまい、それは違ーうと無駄なツッコミをしてしまう。
プレイヤーとキャラクターの別々で考える必要があるのと、メタフィクションのメタの部分しか描かれていないのが話の見通しを悪くしている。
オープニングの最初の部分とか所々にカビ臭いウィリアム・ギブソンの名残があったりと古くささを感じてしまう。オープニングの最初の部分とあk、ネットの世界のダメージが現実の世界にも及ぶのがその典型で、特に後者は、現実に記憶障害なんて引き起こすゲームが開発されたら、一夜でネットゲーム規制だろう。+++ペインステーション(http://www.hotwired.co.jp/news/news/culture/story/20020308202.html)程度がせいぜい。
いまいちわけ分からん展開に翻弄されながらも、メリハリの効いた音楽と貞本キャラの魅力で結局最後まで見てしまうんだろうな…。
脚本: 伊藤和典、絵コンテ・演出: 守岡博
はじめてのハイキング(しつこい)
学芸会から三週間。二人はいばらぎ牧場に遊びに来た飛鳥と典子といっしょに牧場見学。乳くりあったりして遊ぶ(牛と)。
一方でオルディナとDDはお仕事で、変種マギュアと死闘。がんばって二人だけで倒せました。
出番の無いつばさとヒカルは、いつもの四人で次の休みには萌野池にハイキングに向かう。偶然池にバスフィッシングでやってきた翔・健太・真二たちとも合流。例によって健太に対して必要以上にムキになる飛鳥ちゃんが可愛いです。
7人揃ったことで何か起こりそうな予感があったが前半と言うことで唐突に終了。やっぱりこの構成が裏番組に対抗するには厳しいかな。
脚本:、絵コンテ: 辻初樹、演出: 深沢幸司、玉川達文
刺激の強い少女漫画と言うことでなかなか面白いです。
とりあえず今回は状況説明。満月が歌手になるのを目指すのは、アメリカに引っ越した英知君との約束。歌手になって有名になれば、現在音信不通の彼が振り向いてくれるかもと言う邪な理由もあった。12歳の少女に真剣に惚れる18歳の大学生って少女漫画っぽくていいなぁ。
死神のめろこは、コンビを組んでいるタクトが妙に満月に思い入れがあるのを見て嫉妬に駆られてちょっとした計画を練る事に…。タクトともどもファッションセンスは凶悪なものの、情熱的な彼女の性格がいい感じ。
まだ話自体はほとんど進まないので何とも言えないですけど、声に違和感が無くなれば不通に面白い作品になりそうな予感。
主人公からして歌うのが好きなのに、喉に病気があって寿命は1年間と宣告されているなどドラマチックな設定。さらにちょっとネタバレですけど、この世界の死神は自殺した人間が強制的にやらされる職業と言うことで、あの二人も内面は相当に痛々しいです。テレビドラマの野島脚本とか Air の観鈴ちんの話みたいな不幸のオンパレードに胸をチクチクと痛めてさせて欲しいな。(^^;
脚本: まさきひろ: 演出: 平田豊、絵コンテ: 難波日登志
関連商品も次第に充実し、スポンサーからもけっこう期待されている作品である事が判明。しかし内容的には、本当にこんな内容で本来の視聴者は楽しんでくれるのかと心配に思えてきます。
今回は状況説明と二人目の仲間のみんとを見つけるまでの話。みんとは性格がきつめのお嬢様。少女漫画の定番ライバルキャラと言うこともあり萌え要素は今ひとつ希薄。
全体的にツッコミどころ満載の作品で、中学生をメイド服に着替えさせて、お菓子で釣って肉体労働させるとはなんとも…とか、国民的アイドルってコミケのアイドルがせいぜいとか、そういう楽しみ方をする作品なんだろうか。
脚本: 十川誠志、絵コンテ: 榎本明広
うーん、この作品は大阪の下町を舞台にした人情味溢れるキャラの交流みたいなものを想像していたんだけど、パラレルワールドを舞台にしたドタバタコメディだったとは…。
ドラゴンクエスト的な世界でのお約束を逆手に取ったパロディは、フォーチュンクエストや魔方陣グルグルの時で終わっていた。まさか今になって同じような話を見せられても今ひとつ。もっともコメディの面は水準以上だったと思う。
絵的にも作画が平均レベルになると途端にあるみの魅力が半減。
あるみのつややかな唇とか、つり目がちな目の描き方に思春期の少女特有のほのかな色気を感じたものだけど、今回そういったものはほとんど感じられなかった。
今回登場の「ムネムネ」と言う贅沢にも久川綾を CV に起用した巨乳眼鏡っ子おねーさんきゃらも"萌え"のベクトルで描かれていないので、どうでも良さげ。
今にして思えば1話で描かれたノスタルジーを感じる大阪の街並みもファンタジーなのかと思えてしまう。ちなみに来週以降も今回の異世界冒険ものの話が続くそうで、傑作というのは早とちりだった。
Niea_7 でも見て口直しします。
脚本: あかほりさとる・山賀博之、絵コンテ・演出: 小島正幸
猫耳娘の小星が湖太郎のために愛のアップルパイ大作戦。ひたすらアップルパイを作るだけの話。
この作品の一番の謎である小星の存在は、幼少時から猫耳を装備をしていて尻尾まであることが判明。さては DNA でも注入されたのか?
ヒロインのはずの美紗もてひひひ笑いとか、〜っスの特徴的な喋り方あたりがお気に入りでついつい自分にもその口ぐせが移ってしまいそうな破壊力があるんだけど、どうも物語的にはキャラが薄いなぁ。ここらへんがイノセント系の弱さ。
作画的には低予算アニメならではの苦悩を見せられそうで、期待しないで見る方が良さそう。新キャラも顔見せだけしたことだし、キャラのかけ合いあたりに期待したいところ。
脚本: 面出明美、絵コンテ: 川瀬敏文、演出: 奥村吉昭
押しかけママ先生(しかも5人)もの。
ようやく新規視聴者を意識して、ママ先生たちが主人公の家にやってきた顛末が語られるなど、やっと話の見通しが良くなってきた感じがする。
話自体は、類型的な悪役が登場して主人公の家が乗っ取られるのを阻止すべく、ママたちがそれぞれの特徴を生かして撃退すると言うキャラ紹介も兼ねた内容のもので、安心して見ることが出来た。
今期スタートのアニメはずらりと押しかけ女房ものが並ぶのだが、精神年齢的に幼すぎるキャラばかりなので単純な萌えは出来ても、妄想に浸る事は個人的に難しかった。そういった面を補強する作品と言うことで、価値はありそう。(^^;
主人公も妹たちも電波ゆんゆんだったシスプリとは違って、わりと反応はまともだし、人間性も感じられる(きさらぎ先生はともかく)。物語を成り立たせるためには、やっぱり5人ぐらいが無難なところ。
来週はやよい先生(CV:井上喜久子)と言うことで作画が崩れない事を願う。
脚本: 吉岡たかを、絵コンテ: 鈴木行、演出: 鈴木行
押しかけ女房ものが氾濫する今期の作品の中で、幼い主人公を除けば地味な印象を受けたものだけど、内容はと言うともっともぶっ飛んだ作品。
主人公の写真を見て、その格好を真似たコスチュームで登場するあのシーンは、久しぶりにショックを受ける程に強烈なものだったりする。(^^;
話のテンポも良くて、意外にもアニメ作品としての質は高かった。
エスカレーションするギャグセンスは、やっぱりうる星チック。古い酒袋に新しい酒と言うのがこの作品を表していると思う。耳をピコピコ動かして感情を表現するところとか、ニーソックス、跳ね毛、など萌え要素もツボを抑えている。釘宮理恵ボイスももちろん。
ただしロリすぎて個人的な趣味から遠いのと、かぼちゃパンツはちょっと…。
りぜるのラブソングはさっくりと消えていたので、久々に+++wOzBox(http://www.din.or.jp/~wosa/)の+++うる★8つら(http://www.din.or.jp/%7Ewosa/flash/urusei-op1.html)を堪能。
脚本: 荒川稔久、絵コンテ: 阿部雅司、演出: 高橋丈夫