うむむ、公式サイトが主催したにしては得票数が少ないような気も…。自分も見てるだけなんですけどね。
それはさておき、犯罪者が動機をゲームやらネットに責任転嫁する例は飛躍的に増えたように感じる。米国のたばこメーカーみたいに訴訟に巻き込まれなければいいんですが…。
本気モードのリカルドvsクロノの戦い。変身にバトルと作画的には素晴らしいものを見せてくれたものの、華が無いので今ひとつ没入出来ないなぁ。
「どうしてあきらめるの?」「今生きる事を一応やっておかなきゃ」と言った無垢な中学生が好みそうな軽いメッセージ性を強調するのは確かに夕方アニメのノリ。一昔前なら間違いなく CV に林原めぐみさんが起用されていたと思う。(^^;
期待していた1920年代と言う設定は単にフレーバー程度でしかなく、かっては好きだった「ファンタジー異世界を舞台にしたパワーゲーム」とはとことん相性が悪くなってしまった今日この頃。
シナリオ: 冨岡淳広, 絵コンテ: 阿部達也, 演出: 秋田谷典昭
この作品のファンであると言う自信が無くなってきたのでとうとう原作小説に手を出してしまった。最近売れ線のライトノベルにしては古くさいセンスが目立つし、内容的には百歩譲っても凡作と言う印象は否めないですが、キャラ萌え小説としては十分に合格点。蓬莱学園みたいな作品世界はいつの時代にも愛されますね。原作とTV版を比べてもっとも違和感があるのが夕菜の性格で、短篇2巻あたりからほとんどネタキャラ。強烈な嫉妬心と見境の無い破壊行動はうる星やつらのラムちゃんを彷彿させるものがありました。
話をアニメに戻して、チェンジアップを投げたら大暴投…みたいな前回の話は記憶から抹殺モード。本編でも「国内で魔法使用回数が増えたケースはゼロです」と無かった事にされてるような気も…。(^^;
で今回は、原作小説短篇1巻の第4話をベースにした話。やたらと登場人物を出して設定倒れになってしまったような原作の欠点はやっぱり残っていて、繁雑な設定と膨大な説明セリフが話の見通しを悪くしている。一方でけやきの境遇やラストは適度に変更されていて、小説版に比べればまだ分かりやすい展開になっていたと思う。
オリジナル要素の思わせぶりなエロシーンは中途半端なこともあって少々滑べり気味。もう少しさりげなく出来ないものか…。あー、やっぱ原作を読むと足し算引き算みたいなマヌケな比較論しか書けないなー。
残り魔法使用回数: 3(変わらず)
脚本: 小山高生, 絵コンテ: 葛谷直行, 演出: 長井龍雪
好き好き大好きっより。
聞き慣れない萌え属性の「ツンデレ」。あやしいから生まれた言葉で、「普段はツンツン、二人っきりの時は急にしおらしくなってデレデレといちゃつく」キャラ属性のことで、ツンツン系とかギャップ萌えとかで語られるこの手のキャラに心当たりのある人は多そう。ツンデレ FAQ, ツンデレの歴史、ツンデレキャラリストと充実のコンテンツ。
久々に里村茜ちんに会いたくなってきたよ。
まいじゃー推進委員会!より。
かなり面白い。書店向けの営業トークの中にも、「ミステリーに通底するダークなイメージがライトノベルとして読者の手に取られにくい」「現状男女比 60:40」「ターゲットとする読者の平均年齢は16歳」「恋愛要素は必須です」「読者の食いつきが早い同人やネットカリスマ、小説イラスト初挑戦の漫画家など、手垢のついていないイラストレーターを積極的に登用します」など本音の伺える貴重な資料になりました。(^^;
過去に買ったのは新井輝氏の「ROOM No.1301」だけと言う寂しいレーベルですが、たまには手に取ってみようか…。
21世紀型労働集約産業も海外移転、国内空洞化は避けられないのだろうか? 日本では数年先だろうけど、なんかホントに仕事が無くなってくるね…。
日本本土に上陸して都心を焼き付くし東京タワーを飴のように曲げるカイザーG.さらには隕石群も引き寄せて人類滅亡を狙う。かなり凶悪な展開なのにどこか緊迫感に欠けるのは想像力に欠けているからかな?報道ヘリにチャーミー佐藤でも載せて、景気付けにあぼーんさせれば少しは盛り上がったかも。(^^:
シナリオの方も MRR隊員よりもロボ優先らしく、いつも以上に CG パートが多かったりと、キャラ萌えはほとんど無し。ラストの青い地球を見下ろしながら「レスキュー完了」はなかなかいい感じの絵を見せてくれながら、どこかあわただしい印象が残ったのは詰め込みすぎたせいか?
かって Dr.カイザーはブラッド長官の友人で自分の研究しているマシンロボが兵器として使われる事を嫌っていた話や、カイザーGは人間を滅ぼす存在かどうか試すためにジェイをテストしていたと言う伏線なんかは膨らませると面白いものになりそうだったのに、シンプルさ優先か?もったいない。
何はともあれ、終わり良ければ全て良し。最終回に期待します。
脚本: 園田秀樹・岡崎純子, 絵コンテ・演出: 福本潔
えふすく日記(12/18)より。
ふっ…、二次元の世界逝ってくる…。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20031217i514.htm
聖地巡礼するファンに悩まされて…ではなく、整備可能な移転先と言うことで移されるそうで…。「彗星」もそうだけど、WW2 の軍用機は、日本で復元されるより米国の航空/戦争博物館なんかで復元された方が幸せかも…。
おなじみの声優さんによるコスプレイヤーさんによるキャラクターなりきりコスプレ。夕菜はアニメではまだ清純派ヒロインの面影はありますが、近刊の行動を見ていると直視出来ないなぁ。(^^;
何をやっても魅力的な葉月さんを見たくてしかたが無い。最近は朝が早く12時には早々と眠てしまうと言うのに、水曜日だけは例外で身を乗り出すように見ています。
アバンタイトルはリリスを召喚するために生贄として捧げたマリエル(#04)と過ごした時間に思いを馳せるガルガンチュア。
彼の世界に現れたリリスは、「さすがに何回も語っていると上手くなるね」とあっさり言うが、自分が見たエピソードも、このガルガンチュアの語るマリエルの話だったのだろうか? 真実はどこに…と言うかそもそもこの作品世界に夢と現実の境界は存在するのだろうか?
突然異次元の扉から、日本文学の名を刻まれし妖艶・狐っ娘の玉藻の前(CV: 氷上恭子)が登場。アダルトな金髪の九尾の狐らしい。彼女の世界である宇宙庭園には、あちこちに多元宇宙をつなぐ扉がある。そこにメイドとして現れたのがかってマリエル姫だった人で、いつもは沈着冷静なガルガンチュアも玉藻の前を相手にしてはたじたじ。…と設定だけ見せておきながら次回に続く。
後半の舞台は老朽化した移民宇宙船。第一世代の人間は全て死滅して新たに生まれた子供たちをコンピュータの「ララ」が管理しながら移住可能な惑星を探していると言う、70〜80年代 SF みたいな設定の閉鎖世界。
後半からようやく登場した葉月なのに、エロにしろアクションにしろ活躍が少ないのが残念。彼女の代わりに頑張っていたのがレイラさんで。SFファンタジーっぽいピチピチの服装に微乳を包んで、小さな体で目の保養をさせてくれました。
こっちの話も前編らしく次回に続き、今週はどこか物足りない内容でした。
脚本: 中瀬理香・望月智充, 絵コンテ: 新留俊哉・山口祐司・川崎逸朗, 演出: 鳥羽聡
今回もメノリさんですね。皆の反感を買って自称リーダーの座から引きずり降ろされたと思ったら、ちゃっかりと参謀役としての自分の地位を見い出すなど世渡り上手なところを見せるあたりは、育ちがいいだけじゃない。虎視眈々とリーダーへの復権を狙っているあたりに期待しておきます。(^^;
シナリオ的には特に波乱もなく順当に展開…と思ったら今回もやってくれましたハワード。毎度期待に応えてくれる素晴らしいキャラだ。いつか彼が反省したり改心する話があるんだろうか…?
脚本: 米村正二, 絵コンテ: 富沢信雄, 演出: 辻泰永
†粗筋
久美が図書委員の部長から頼まれた夜の学校の幽霊探しは、アニタやはるひたちを巻き込んで気が付くとクラス総出の泊り込み合宿みたいな賑わいを見せ、アニタたちは友人たちと過ごす楽しさを実感する。
†中学校編は毎回安心して見られますね〜
「西浜中学校」ってこいつら中学一年生だったのか…。舞台は夜の学校。繰り広げられるは淡い恋愛譚と言うことで面白くないわけは無く、毎度おなじみのディテールの細かさに支えられて雰囲気は抜群。まったりとした穏やかな時間が実に素敵な作品に仕上がってました。
給食のメロンに先割れスプーンや学校の椅子で揺り椅子のように動かすしぐさに、心の中は早々と小中学生気分に戻されて、クラスの女の子たちの会話にビミョーな人間関係を見い出し、2組のカップルの単独行動に萌え死ぬ。
「徹ちゃんて呼びたい。だって中原くんって呼びにくいよ」「背延びたなーなんて」等と言う思わせぶりなセリフに惑わされて告白した挙げ句に玉と散った岡原徹くん哀れ…。下心ありありだったのが敗因か。それにしても久ちゃんは罪な女です。
一方で「友達と一緒にいるだけで体いっぱいに嬉しいの」と草の上に寝転んで、二人で星を見ているアニタとジュニアの二人にはふっと感情移入。あの頃に戻りたい…。(^^;;;
†夜の学校。
ミシェール姉曰く「なんだかわくわくしちゃう真夜中の学校。いつもと同じ風景がどこか神秘的でミステリアル」。
スク水が単なる紺の布切れではなく天の羽衣にも似た輝きを感じるのと同じように、「夜の学校」と言う舞台ははそれだけでも凡百のデートスポットやあまねくミステリーゾーンを越えた魅力を放っている。民俗学で言うところの「ハレ」と「ケ」がもっとも日常に感じられるスポットが学校だろう。夜の学校は何が起こっても不思議ではない。
†最高とは言えない理由がある。
同じく夜の学校を舞台にした話いろいろありますが、中でも印象的だったのが「フィギュア17 つばさ&ひかる #04(羽ばたく心を持っていますか)」です。こっちは夏休みの学校でのキャンプと言うイベントからはじまって、夜の学校を舞台に仲間だけで校舎探検をすると言う内容。翔の弾いた「主よ人の望みよ喜びよ」ともども至高の作品として胸に刻まれてます。
脚本: 倉田英之, 絵コンテ・演出: 吉本殻
ぼくぼくより。
JavaScript を使った宝くじシミュレーターで、2002年の第449回年末ジャンボ宝くじの当せん番号をシミュレートしているとのこと。
眺めるだけと使い勝手がいいのでついつい動かしてますが、さっぱり当たらない〜。当たり枚数の少なさに加え控除率 53% と言う低さじゃ「夢を買う」だけだな…。
一時ファンロードのはみだしコミックなどで大活躍していた嵐馬破天荒氏の作品の引用…みたいな。(^^;
元ネタ…それも80年代後半のものが多いので大きなお友達専用ですが、「ミスター味皇」や「『どっちにするの。』試写会レポート」は今読んでも面白いなぁ。
夜の学校と言うと思い出すのがこの作品で、とにかく鋭い作品でした。デモを見ているとリーフっぽくない作品だと思ってしまったよ。(^^;
デリィさん久々にハニー変身。このところさっぱり蜂娘の姿を見せてくれなかったのは、プラストーンを奪われていたからなのね…。ヘソ出しルック+お姉さんタイプのデリィはキッズアニメに登場するヒロイン中ではなかなかいい線をいっていて、ハチのヒューマノイドに変身するところがどこかフェチ心を刺激する。
さらにかないみかCVの幼女キャラ(カッチン姫)が登場したりと、今回は久々に見応えのある内容でした。やや濃ゆい作画もなんとか許容範囲。
脚本: 富田祐弘, 絵コンテ: 難波日登志, 演出: 雄谷将仁
はっぴい!ぱらだいす!より
転ばぬ先の杖。何だかんだ言って HD は耐久性が一番。
capsctrldaysより。
I〜VI までのモンスターの CG + 名前だけのシンプルなリスト。思わず語ってしまいたくなるような存在感のある連中たちでした。
ページの終わりまでより。
頭身の高かったポケットストーリーズの頃も違和感ありましたけど、この可憐もまた微妙に年齢不詳だなぁ。
最終回と言うことで今回の事件の全容が明らかにされるわけだけど、長々と謎を引っ張って宇宙規模の事件に拡大させておきながら原因が単なる妬みに収束してしまうのは物足りない。さらに四皇女の気持ちが憎しみから「ありがとう」の気持ちに変化するあたりが今ひとつ弱くてカタルシスも感じられなかった。
…とまぁ物語的には不満の多い第2期シリーズも最終回の作画に関しては久々に「神作画」と言う言葉が頭をよぎる程の美麗なキャラ作画の連続で不思議と満足度は高め。
瞳の輝きはもちろん、ハイライトや影の付け方にやたらと気合いが入り、特に顔の火照ったところなどほんのりと赤みがかった肌色の塗りはエロゲー原画クラスの素晴らしさ。
もっとも恩恵を受けたのがコーラスで、普段とは一転して悲しみの表情や号泣する場面などがほとんどで見違える程の萌えキャラに変貌してました。(^^;
今期は影の薄かったライネ皇女も今回は見せ場が多く、ここらへんも評価を高めた原因かと…。
良くも悪くも萌えキャラを多く出しすぎたために、(わがままな)ファンが見たいと思っているキャラの活躍と、制作陣が見せたいキャラにずれが出てきたと言うのが今シリーズの敗因かな。正直アキドラには飽き飽きしてきたし、真田さんが活躍しないのも不満たらたらなんだよね。
ちなみに第2シリーズのお気に入りキャラはメーム様。幼女変身&妖艶な変身シーンが見られなかったのが今シリーズ最大の心残りです。
脚本: 月村了衛, 絵コンテ・演出: 高本宣弘, 作画監督: 倉嶋丈康
いや〜本当に面白いなぴちぴちピッチ。今期最高のギャグ作品だよ。
海斗の過去の話なんかどーでもいいからもっとぴちぴちしたキャラを出せ!と言う願いがかなって登場した今回の敵役…と言うかいじめられ役は、水妖のマリアさん。最近は毎日が日曜日みたいな生活をしていたけど、さすがに蓄えが厳しくなったのか本来の任務に目覚め、海斗を捕獲するためにはるばる喫茶店まで足を延ばす。
†「そーっと」
そこに偶然通りかかったのがるちあ他2名。外は小雪が舞っているつーのに、いつものぴちぴち衣装でマイクを片手に颯爽と登場。人の迷惑かえりみず、ライブと言う名のゴーモンをノリノリでスタート。マリアさんの的確なツッコミやリアクションなど漫才としても面白く、爆笑しながら見てました。
†「ユーリのライブもありますわよ」
次週は水妖たち四人の忘年会。隠し芸大会ではユーリのマーメイドプリンセスのコスプレと、かなり期待できそうな内容なので今から期待しておこう。(^^;;;
脚本: 吉村元希, 絵コンテ: 浅見松雄, 演出: 川崎満
かーずSPより。
長編インタビュー記事。おねツイなどアニメ音楽の話は、ほんのわずかと寂しい限り。
はてなダイアリーの不特定多数のページにランダムジャンプするページ。アンテナからリストを作成しているので常にフレッシュなページに飛べるのがいい感じ。
短いつき合いだったけどこの作品ともお別れ。最後の月3月のお題は、雛祭りそして卒業。「卒業にはもう一つの意味も含まれているんです。別れ」と言うたまちゃんの言葉通りに、人間になるか妖精さんのままでいるか葛藤に悩む妖精さんたちが描かれてました。
作中の「お別れ」と、この作品に対する「お別れ」が微妙にシンクロして上手くまとめてくれたなぁ…と思いきや、スフィ@まじアン登場みたいなオチが今ひとつ。あれが1年間の結末かよ…。たまちゃんが実は小学1年生と言う何気ない話の方が強烈でした。(^^;
文句はいろいろありますが、気分転換に見るにはちょうどいい内容と尺の作品で、ハイテンションなナンセンスギャグが冴えていた、5、6、8月。感動系を狙った 11月の「咲かない花」あたりがお気に入りのエピソード。
む、これで終わりかと思ったら 来週には第13話「それから〜 AND THEN 〜」が放送されるとの事。良かった良かった。
脚本: 木村暢, 絵コンテ: 岩崎良明, 演出: 鈴木吉男
衝撃の展開が次から次に押し寄せて何が起こるか楽しみだったこの作品も、そろそろラストに向かって収束しつつあり、今回は遙が再び目覚めた時に前に目覚めた時の記憶を失ってしまったと言う爆弾があっただけで、それ以外は収まるところに収まっていった感じです。
†「いっそみんな壊れてしまえば楽になるから」
何かあると現実逃避・目を離せばリアル廃人の孝之とは違って、水月はさすがに社会でもまれているだけあって責任感の強さと持ち前の面倒見の良さは彼女の長所。久しぶりに彼女のいいところを見られて一安心。ただしよりを戻そうと言う水月の最後の希望を打ち砕くように、孝之の口から「は…る…か…」と言ううわごと。
†「俺とお前のどこが違うんだよ」
シリーズ中盤で、青春小説っぽいテーマで攻めてくるのかな…と思ったのは誤解だったようで最後まで(一昔前の)恋愛ドラマ風の構成が続く。エロゲージャンルだと慎二みたいな性格の脇役は少ない(恋愛ゲームだと主人公の脇を固めるのはさっぱり系の要領がいいヤツが多いんだよね)のでなぜか新鮮。友人と恋人の狭間で一番苦しんでいたのは孝之でも水月でも無く彼だったようで、ヘタレ度の高すぎる主人公に代わって視聴者の感情移入できるキャラとして存在しているのかも。
ラストは、列車の踏切で立ち止まるおなじみの内面描写で、踏切が上がって次回に引き。あと2話と言うことでもう一悶着くらいあるのかな?
脚本: 金巻兼一, 絵コンテ: 下田正美, 演出: 太田知章
初版27,000部、半月で100,000部の大ヒットは正直意外な感じ。これもネットによる口コミの影響力なんだろうか?
デイリーぶいよんより。
思い出深い第20話の挿入歌と、Re Pure のクリスマスソング。12/21 に発売されていたとは知らなかったので、あとでチェック。
ライト感覚な学園ラブコメと思えた D.C.〜ダ・カーポがこんなにシビアな話だったなんて…。3話の間に2人程存在が消滅したハードなインターバルを経て、さくら vs 音夢の恋のバトルが再スタート。しかしあれ程激しい嫉妬の火花を散らしていた二人だったのに、頼子さんシナリオの出来の良さを見て…かどーか知らないけど戦いは休戦。「私達、似てるね。鏡で自分の姿を写すみたいに」と二人の美しき心の片鱗を見せながらも、運命の荒波に翻弄されて、泣きゲー全盛期の作品のようにこれでもかと言わんばかりの怒涛の悲劇展開が気持ちがよく、心地よくカタルシスを感じる事が出来ました。
†「それでは、ボクの最後のお願いですっ(C)あゆあゆ」
物語的には、音夢と純一が最後まで相思相愛のままと言うゲーム的に言えば「音夢シナリオ」のはずなのに、内容的には完全にさくらが主人公で二人を食っている。自己の深層意識と対決すると言う展開は、否が応にも彼女に感情移入してしまう。何でも願いをかなえてくれる桜の木は「デウス・エクス・マキナ」のような安直さが気になっていたんだけど、ここにきて大暴走とはやってくれるなぁ。
あとは、シリーズ前半の話でさくらの造形はひたすらわがままで自分勝手と言う、見るからに痛々しい性格を見せていたのも、最近のもの分かりの良さをより印象深いものにしているのもポイント高し。
シンプルなキャラクターデザインからするとびっくりするくらいの描き込みがあったりと、終盤になって作画のクオリティがぐんぐんと上がってきた。特に印象に残るのはさくらの澄んだブルーの瞳で、「人形は目が命」ってのはアニメキャラでも同じ。ただしゴテゴテしたゴスロリ服は見慣れるまで時間がかかりそう…って来週で最終回か。
脚本: 池田眞美子, 絵コンテ: 林明美, 演出: 後信治
†「ボクは神だ…」
来週放送される1時間スペシャルの最終回を前にして決戦前夜の一騒動が描かれた今回の話。ブルックリンの復活には今ひとつ説得力もパワーアップも実感出来ず、盛り上がるかどうかは次週の作画と演出頼み。
ミンミンちゃん最後の舞台はモーゼスと共に闇討ちと、次第に落ちぶれていくなぁ。結局あのアダルト変身の謎は説明されないままフェードアウトしそう。
脚本: 長谷川勝己, コンテ・演出: 三木俊明
Books by 麻弥より。
各地の日記で細々と言及があったのはこれのことだったのか…。
投稿型のレンタルサーバー評価サイト。今のところデータが不足してますが、充実すればかなり使えるサイトになりそう。
アニオタニュースより。
瓶詰ファン的には、どこか気まずい感じがする BPS も残り2回の全5話で終了。三分割放送はL字放送よりたちが悪かった。これさえなければもっと評価は上がっていたはずなのに…。
女の子11位「真央」、28位「こころ」。
フジテレビ深夜と言う因果率が作用したようで録画失敗。後半20分程しか撮れてなかった…。
エクソシストはともかく、訓練施設を使った戦闘シミュレーションに、サイコダイバーと何でもありの世界に戸惑いながらも、作画の方は終始高いレベルで安定しているので落ち着いて見られるのはありがたい。
物語の方はそのうちに盛り上がると思いますが…まだまだキャラ紹介のウォーミングアップと言ったところなんでしょうか?
シナリオ: 冨岡淳広, 絵コンテ: 川瀬敏文, 演出: あべたつや
元旦の 13:00-21:30 まで映画のガンダム三部作を一挙放送。さらに 1/2 には、真っ昼間からイデオンの接触篇、発動篇を放送。ラストまで放送してくれるんでしょうか?
いつの間にか CATV のチャンネルに MX-TV が入っていたので、自分のところでも何とか見られそう。
派手なレスキューや巨大な敵との対決もいいけれど、やっぱり MRR には地味なレスキュー話が似合ってます。最終回となった今回は MRR の日常〜と言っても爆発物処理やカーチェイスなんだけど〜、そして彼らの"終了式"を描いた、さりげなく感動させられる話に仕上がってました。
ここしばらく続いた大味な脚本と比べると、今回は緩急あるプロットに加えて、セリフの一つ一つに熱がこもっていたりと充実の内容。「ハイパーモードで一気にカタをつけろ!」ケンちゃんは燃え燃えだし、大地&小百合のツーショットも多く、クリスマスイブにアニメの感想を書いている自分に対して嫌味のようにベタベタベタとひっつくひっつく。(^^;
さらに今回は絵的にもなかなかの出来。レスキュー作業などで空間を生かしたカットが多く立体感のある絵につながっていた。また MRR 隊員たちの自信の溢れる表情には清々しいものが感じられ、彼らの成長を実感させてくれました。
今回も自己に巻き込まれレスキューされた水島純が、マシンコマンダーロボを見上げるカットもいい感じ。あの活躍を見て第二期生として入隊してくるのかな…と思っていたけど予想は外れ。まぁそこらへんはあの絵を見て何気に納得できたのでそれでいいか…。
脚本: 兵頭一歩, 絵コンテ・演出: 神戸守, 作監: 竹内浩志
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恋する乙女は美しい。それも普段とのギャップがあればあるだけその輝きも増してくる。本作品のヒロインは、破壊的な性格と破滅的な能力を合わせ持ち周囲から畏怖の対象となっている生徒会治安部長の「鷹栖絢子」。
天才で美人でお嬢様と三拍子揃って何事にも動じない彼女だけど、一目惚れして告白した主人公くんには赤面しまくり。でれでれ、だらだらと小っ恥ずかしいところを見せてくれる彼女が実に素敵です。高飛車系お嬢様好きの自分的には、彼女の造形だけでも買うだけの価値はありました。
舞台は富士見書房のドル箱作品「まぶらほ」を意識したような魔法エリート高校。何かと絢子をからかう生徒会長や縦ロールの副会長など人物配置もなかなかで中盤までは傑作の予感を感じました。しかしメインの事件がひたすら弱く、絢子と主人公の引立てにもならなかったので今ひとつ締まらないかな…?
まぁそれでも二人の初々しさが実に心地よくて、ごく普通告白シーンでもどこか胸踊る気持ちにさせられるのは確か。バカップルに幸あらんことを。
今回は面白かった。クリスマス、積みゲー、東鳩2、夏音、コミケなどなど。
かーずSPより。
2chガイドライン板にある「萌える英単語〜もえたん〜のガイドライン」スレを元にして再構成したものとのこと。例によってアニメ・ゲーム関連の明言が英文化されていたりと、現実逃避がちな受験生必読のページ…か?
カンブリアン・モンスターを題材にした、懐かしの neko みたいな FLASH 作品。
†「ボクには分かる死は全ての終わり。それはどんな別れよりも辛い」
この世界にも登場したイブ(=ルラン)の話を紹介しながらも、事態は足早に展開。ガンダムパロ(人名や宇宙船)から、2001年宇宙の旅を思わせるシチュエーションが続いてさっくり終了。
作品におけるこの世界の意味が今ひとつ分からない。死んでいるのにそれに気付かないで日常を送るレイラと母親は、何かの隠喩だろうか?マザーコンピューター「ララ」の存在は、リリスたちの「世界」に対する超越的な関係と似ているのかな…などと考えつつも、目に焼き付いたのはレイラの後ろ姿。上半身の肉付きは少女を思わせる幼さを残しつつも、腰回りから太股のあたりの曲線が妙にエロいレイラさんは、果たして誰の"分身"なんだろうか?
†「私は選ばれし者。何で今になってこんな気持ちになるんだ?」
B パートは前回に続いてガルガンチュア一行が迷い込んだ宇宙庭園の世界。ここは多元世界の交差点みたいな場所で、ついに登場人物一同が顔を合わせる事に…。
最終回も近付いてきたと言うことでネタバラシがちらほら。ガルガンチュアの手下の小鬼?たちは彼の分身であり、自らの一部でもあるとのことで、同じようにメイリンは玉藻の前の「分身」だった。リリスを憎むセイレーンもまたリリスの分身だったのか。
リリスとイブ以外は触れないという帽子にあっさり触れてしまう玉藻の前。あんた何者よ?てな感じで次回へ GO。変なポーズを付けながら話すガルガンチュアも最近はツボで見ていて面白いし、初美を目の前にして、猫まっしぐら状態の葉月にも目が離せないです。
脚本: 望月智充・中瀬理香, 絵コンテ: 新留俊哉・山口祐司・川崎逸朗, 演出: 佐藤照雄
順風満帆なサバイバル生活。次々と危機が押し寄せるのはいいとして、あまりにもあっけなく解決するので少々拍子抜け。「生かさぬよう、殺さぬよう」の心構えで、じわじわと大自然の驚異を味わってもらいたいところ。
今回のメノリさんの見せ場は、冒頭で破壊された脱出シャトルを見て、取り乱すところ。彼女が我を忘れるなんて初めてじゃないでしょうか?。必死になって荷物室で探したのは彼女が持ってきたバイオリンで、見つかってほっと安堵の表情。バイオリンにまつわる思い出は次回に持ち越し。
あとは「ルナがリーダーで正解だったね」と言うシャアラの発言にカチンとして嫌味を言うあたり次第に切羽詰まっている様子。漁をすればハワードより役に立たなかったりと、次第に追い詰められているようで、相変わらず楽しみなキャラです。次回は早くも個別エピソードに突入するようで、こちらもまた注目のエピソードになりそう。
脚本: 望月武, 絵コンテ: 友永和秀, 演出: 岡崎幸男
アニタの学園編と三姉妹のお仕事編を交互に放送しているようで、今回は再び読仙社からの依頼で、日本に潜入した大英博物館の考古学者アリスの行方を求め岐阜に向かう話。
三姉妹の闇稼業がねねねにバレたり、三姉妹たちは読仙社のダーティな部分を知ったりと様々な転換があり、知らず知らずのうちに生死を賭けた戦いに巻き込まれていたと言う物語上のターニングポイントになってました。
馴染みのあるキャラが登場すると嬉しいのはこの作品でも同様で、OAV や小説版に続いて傭兵のドレイクさん登場。紙バトルは得てして何でもありの荒唐無稽な展開になりやすいですが、一般人のこの人がいたおかげでバトルシーンが引き締まっていたような気がします。因縁も出来た事なので再登場を期待したいところ。
あとは何気にジュニアが美味しいシーンをかっさらっているようで、崖から落ちて目の見えなくなったミシェールさんを介抱してあげるところや、彼が力を見せるあたりは印象的。これで女の子だったら更に良かったんですが。(^^;;;
脚本: 倉田英之, 絵コンテ: 中山勝一, 演出: 渡辺健一郎
カトゆー家断絶より。
豆知識コーナー。「たまちゃんもがんばって勉強して約束のあの子と再会するために東大に入ります!」…キャラは出ずとも、またこのネタかっ!
Blaster ウイルスには自宅でも会社でも悩まされたなぁ。猛威をふるっていた時に、WinXP を再インストールをしたらあっさり感染してしまうとは…。
Web で書影を利用するには Amazon の アソシエイト・プログラムからクリック型の広告として使うのが一般的ですが、楽天ブックスでフリー素材として本の表紙画像が使えるみたいなのでやってみるテスト。
書影に腰巻き付きってのがちょっと邪魔かな?
前シリーズは途中で脱落。掟破りの逆サソリを何度もやるとさすがに飽きてくるように、ぶっとんだ投げっぱなしのオチも、何でもありのパロディも、ひねった脚本すらどこかマンネリ感が漂っていたんですが、久々にに見た新作と言うこともあり今回はやたら面白かった。先入観無しの自然体で見られたのが素直に楽しめた原因だろう。
蘭花の田村ゆかりボイスが好きだ、ミントのスク水が好きだ。死んでも次の話には何事もなかったかのように戻ってくる GA 隊が好きだ。
(A)シナリオ: 小林靖子, 絵コンテ: そーとめこういちろう, 演出: 荒木哲郎
(B)シナリオ: 堺三保, 絵コンテ/演出: 荒木哲郎
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「まぶらほ」をアニメで見て知った自分が戸惑ったのは、原作ファンの抱いている夕菜のイメージに対する違和感だ。アニメやライトノベルでは定番の「押しかけ女房型ヒロイン」共通の可愛くて、正確はやや強引で、それでいて純情と言うお約束すぎてどこか影の薄さを感じていたのに、原作ファンは彼女のぶちキレた行動をネタにして楽しんでいるようだった。
2chライトノベル板のまぶらほスレにあった書き込みで、
261 名前: イラストに騙された名無しさん 投稿日: 02/07/04 02:49
宮間夕菜のここ3ヶ月の所業
・四尺ほどの大太刀を軽々振り回し、衝撃波を発して壁を切り、
・相手の腕を肉切り包丁で切ろうとし、包丁を持って暴れ、
・逆U字鉄柵を片手で引き抜き、
・拳で壁を貫通する。
262 名前: イラストに騙された名無しさん 投稿日: 02/07/04 06:02
はっきり言って今のユウナに魔法は必要ありません。
・・・つーかさっさと魔法使い切って消えて下さい。
なんてのがあり、ここらへんを期待して長々とシリーズを読んでいたわけだけど、今巻「ふっかつの巻・ひがし」にその頃の話が収録されていてようやく追い付いた。(^^;
夕菜嫉妬→怒りに我を忘れて大暴走と多少話がパターン化しているのが気になりますが、4人目のヒロインとして投入されたロリキャラの舞穂ともどもアニメで楽しみたい話です。ただし 2クールだとスケジュール的には無理なのかな?
ドラマガ収録時の扉絵で、キシャーの元となったイラストが収録されていないのが残念。もっともそれ以外でも今回の夕菜のイラストは半分ぐらいが髪を逆立てて白目と言うヒロインとは思えない表情で、2年B組の清純派アイドルだったのは遠い昔の思い出。アニメではまだまだ可愛げがあるのにねー。
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「ふっかつの巻・ひがし」で確立されたパターンは今回も続いているようで、「ダーリンの浮気もの〜、お仕置きだっちゃ!」のうる星やつら的ドタバタラブコメが好きな自分としては、未だに飽きずに楽しんでます。
学校内外を問わず破壊神化してきた夕菜の本性はさすがに B 組にもばれたようで、清純派アイドルから清純風武闘派アイドルにチェンジ。殺戮乙女、一人用大量破壊兵器などと呼ばれたりと今回も相変わらずの暴走ぶり。彼女の母親がまた素敵なキャラで…。
夕菜の性格が巻を重ねる毎に凶悪化しているのに対して、他の二人は正常進化。今回は純情乙女路線に転向した玖里子さんや、いつも以上に積極的でどこか嬉し恥ずかしな凜など、何気ないエピソードから萌えキャラとしてのディテールをアップしてました。さらに新たな展開として全員同居生活ネタを繰り出したりと、ますます寸止めラブコメ化が進展中。ここらへんは、ウエットな話(それでいてつまらない)が多い現在のアニメで軸になっている「にんげんの巻」よりも、最近の話の方が確実にアニメ向けの素材に思えてきます。
アニメと言えば B 組のクラスメイトが陰湿でひたすらうざい存在なんだけど、原作では同じように利己主義で悪意の塊なのに、なかなか面白い連中でそこそこ好感が持てたりするから不思議。
とらのあなの WEB ラジオ第二弾。任意フォーマットの苺衣ラジ!と違い、パーソナリティ二人による普通のラジオ風の作りなのでどこか物足りない…。
終わってみれば不満が渦巻く第2期シリーズの直前 2003年8月に OAV でリリースされた作品で、監督は柳沢テツヤ氏。
何と言っても、もっちーボイスのワるきゅーレが可愛い。天真爛漫で純粋無垢な幼妻ならぬ幼女妻の可愛さを存分に味わう事が出来ました。
サブキャラの扱いも前シリーズを踏襲していて、現実主義なリカちゃん、ライネの円盤墜落、ひたすら不幸な秋菜に真田さんの好き好きワるきゅーレ&通販など、定番ネタによって作られる日常の一コマは第一期の延長上のもので、これぞ自分の見たかった新シリーズの作品世界です。
脚本: 月村了衛, 絵コンテ: 柳沢テツヤ, 演出: 新田義方, 作画監督: 藤井まき
期待通りの心地よいコメディ。やっぱお馬鹿なダークラバーズの面々の出番が多いと面白いよ。
マーメイドたちが歌うとは露知らず、年越しライブコンサート開催のために3人の仲を取り持とうとするエリルや、愚痴愚痴とした四人の小言とかのシチュエーションが良かった。本人たちの前でマーメイドコスプレに着替えてコンサートをするユーリさんは最高です。しかしなぜに、ここぞと言う場面でテロップが…。
†「来年こそは力を合わせて頑張りましょう…」
いつも行き当たりばったりのプロットも今回はまずまず。ばっちりと意気の合っていたダークラバーズは闇鍋ならぬダーク鍋が原因で喧嘩。それと入れ替わるようにメロンプリンをめぐる醜い争いで不仲になっていたマーメイドの3人は仲良くなったりと奇麗に対比させてました。
ノルマのためにマンネリ気味なバンクシーンですが、♪七色の風に吹かれて〜の Legend of Marmeid が久々に聞けたりと、ワンパターンなりに工夫をしているようで…。真・ぴちぴちボイスのかれん様も個性的な歌声を披露してくれたりと年末スペシャルにふさわしい作りでした。
1/2(金) に AM 8:30 から放送となる次回は、久々に良質の作画が拝めそうなので今回に続いて期待できそう。ただし悶絶ボイスがエロすぎて闇に消えたのかと思っていた BBS が久々に登場するあたりが不安材料かも…。
脚本: 神戸一彦, 絵コンテ・演出: 菊池一仁
†粗筋
さくら「ボクたちはわかりあえるんだ」
音夢「よくもずけずけと人の中に入る!恥を知れ、俗物!!」
さくら「やめて!ボク達はわかりあえるかもしれないよ!」
音夢「黙れ!貴様は魔法使いとして優れた資質を持っているらしいが、兄さんを渡すわけにはいかない!」
さくら「音夢!わかった!お前は生きていてはいけない人間なんだ! 暗黒の世界に戻れ!音夢!」
†「ボクは…ボクは…なんて汚い…」
嘘粗筋終わり。
純一と音夢の二人の関係は、さくら他ヒロインの誘惑にもかかわらず最後まで揺らぐ事が無かったことで、物語の方はさくらを主人公にして、自己の内面との対峙と言うテーマが前面に押し出されることに。奇麗な背景美術や演出(桜吹雪の中のさくらが良かったよー)、さくら役に田村ゆかりさん渾身の演技もあってなかなか熱いものを見せてくれました。最近はさくら一押しだったのでここらへんは大満足。
†「お兄ちゃん。ありがとう」
大団円としては定番とは言え、日常回帰の構造は安心して見られますし、そのための代償(さくらとの決別・奇蹟の力の喪失)が大きかった事も手にいれたものの大きさを実感します。…などと書きながら、自分としては音夢なんてどーでもいいんだけどね。(^^;
†分からなかった事。
「人生はゲームみたいにリセット出来ないというけれど、本当にそうだろうか?
つまずいてもまた、ダ・カーポのように最初からやり直せばいい。
俺はそう信じたい。
それは決して、ゼロからの出発ではないはずだから…」
クライマックスで純一がつぶやくセリフ。作品世界がリセットされたとは思えないし、一般論としても今ひとつ腑におちないなぁ…。ぶっちゃけ、アニメの展開が気に入らなければ、ゲームを買って思い通りの物語を作れ…と言うことなのかな?
脚本: 池田眞美子, 絵コンテ・演出: 宮崎なぎさ, 作監: 田頭しのぶ
ううっ、水月好きとしてはいたたまれない展開が続く…。
病室で遙に平手打ちされたのはまぁいいとして、遙の「水月は悪くないわよ。だって私は三年間孝之に何もしてやれなかったもの」と自分自身の問題に転嫁したことで、同情を集める事に成功。一方で水月はめそめそ泣きながら病院を後にすると言う見事な負け犬っぷり。このまま彼女に春はやって来るんでしょうか…?
†「北海道は寒いわよ」
最終話目前だというのに、高校時代の仲良し4人組は見事にバラバラ。慎二は水月にも孝之にも愛想が尽きたみたいだし、遙はリハビリ最優先、孝之は正社員として採用された事で早々と転勤ムード。やはり過ぎ去った時代は取り戻せないのか?
さらに今になって孝之が遙のことをあまり理解していなかった事が語られるなど、もう一波乱ありそう。いや、あって欲しい。
脚本: 金巻兼一, 絵コンテ: 加瀬充子, 演出: 宮田亮
ライトノベルを扱う出版社各社のウェブサイトに関する評価。ゲームなんかと比べると人気シリーズでも充実した公式サイトはほとんど見ないし、出版社のサイトを積極的に使ったこともないなぁ…。
基本的にゲーム版での評価らしく、さくらの不人気(5/7)はアニメしか知らない自分には意外な結果でした。
前回人間になった四人が先生さんに弁当を届けに行く話。四人が合体して人間になった姿は、触角が土星のリングみたいに頭を一周するヘンなヘアスタイルで、魔法遣いに大切なことの菊地ユメ、ステルヴィアの風祭りんなに続いて2003年度の前衛ヘアスタイル賞候補。ただしダジャレで引っ張る展開はどこかノリが悪く、これで見納めだと思うと、正直物足りない(いや、正確には来年早々に再放送があるので、ランランランランラーラはまだ続きそうですが…)。
まぁ、ED が流れた後ののほほ〜んとした雰囲気と脱力系のオチは、この作品らしかったのでかすかに瓶詰妖精分を補給出来ました。まおちゃん、瓶詰妖精に続く岩崎良明監督の次なる作品も早くも期待してます。
脚本: 白根秀樹, 絵コンテ・演出: 岩崎良明
†「俺達はベイバトルをしているんだ」
わはははは、ついにきた。常識無視、物理法則無視、荒唐無稽な展開の数々には痺れました。これだからこの作品は面白い。
空を飛んで戦う二人はまぁいいとして、BEGA 本部は周辺一体もろとも瓦礫の山、出撃してきた空軍はコマの破壊力の前に返り討ち。それにしても、Mi-24 ハインドに Su-37 フランカーが迎撃って、ここはどこの国よ?
まぁしょせんは、ブルックリンのインナーワールドの話で、戦いが終われば元に戻るだろうと安心して見ていたら、本当に都市は壊滅して、北斗の拳みたいな核戦争後の世界が広がっていたのにはただただ呆然。世界レベルの災害を目の当たりにしながら、嬉々としてコマ遊びに熱中しているこの連中は心からハッピー。熱中できるものがある人は、ホント羨ましいよ。(^^;
1時間番組らしい余裕のある構成は○。更にラストでワンカットながら主要キャラたちのその後を描いたりするあたりはツボをついた作りで、何気に想像力を刺激させられます。
脚本: 長谷川勝巳, 絵コンテ: 小高義規・橋本みつお, 演出: 佐々木勝利・小高義規, 作画監督: 金亨一・長森佳容
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今回は学園もの定番の学園祭が舞台。激ピュア・ラブコメ第二弾!と言うコピーはズバリそのものの表現で、激甘ワッフルのごとく強烈な甘さの漂う一冊。何よりも作品の空気が魅力的で、護と絢子のカップルは爽やかだし、生徒会のおせっかいな友人たちやうざい妹たちからも、内心は二人を祝福してくれるかのような暖かさが感じられて、中学生恋愛みたいな初々しい気分に、心地よく現実逃避出来ました。「人生やり直し機」の発明まだー?(^^;
ただし中盤のプロットが弱いのが欠点。演劇部の明日香に関しての話がさっぱり面白くなかったので、絢子の掘り下げを除いて、事件の起こる文化祭前日までは退屈な印象しか残らなかった。
まぁそこら辺を差し引いても、小っ恥ずかしくもさざ波のような感動が続く第四章の「人生でいちばん素晴らしい日」の盛り上がりは格別で完全にやられました。当然、続刊にも期待ですが、富士見書房の人気シリーズみたいに短篇も読んでみたい。
CUTTING EDGEより。
米国のユーザビリティ問題の権威 Jakob Nielsen 博士による、ウェブサイトで特にイライラさせられる 10 の項目。ニュースはもちろん、コラムなんかでも日付けは欲しいところ。
えむもじらより。
Mozilla から使う Google のツールバー。IE の Google Toolbarの移植ではないので、Page Rank 機能が存在しないのが弱点(実装予定も無し)。それでも Google をちょっと便利に使うための機能がまとまっていてなかなか便利。
楽画喜堂より。
「春日歩の通販生活」のプロモーション&ベンチマークソフトさらには主題歌までついているフリーソフトと言うことで期待!…なんだけど、昨日から重すぎてダウンロード出来ないです。[追記]要 VRAM 64MB と言うことで起動できず…。
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「僕にお月様を見せないで」では楓が登場する4巻あたりから繰り広げられるベタベタな三角関係ラブコメと、思わずなごんでしまうような世界観に、ずいぶんと引き付けられたものです。
最近はギャグの切れ味が落ちているのに加えますます低年齢層向けになっていく文体についていけず手を出していなかったんですが、書店で見た2巻の表紙絵の抜刀少女に引き付けられて、ついつい手を出してしまいました。
サクサク読めるので文句を言いつつも最後まで読んでしまったわけだけど、キャラクターもシチュエーションも作者の過去の作品の縮小再生産そのもので新味に乏しかった。期待の抜刀少女は、後半あたりからようやく登場。馬鹿一に出てきそうなお約束な設定はともかく、ストイックで生真面目な少女剣士はどこで見ても素敵だ。
それでも全体的には正直外れかな…と思いつつも、どんなに疲れていても頭に入る文章とマンネリの心地よさでもう1冊くらいはつき合ってみるかも。(^^;
かーずSPより。
昨年洋泉社から出版された「この美少女ゲームで萌えろ!」にしろはたの本田透さんが書いたコラムで、「萌えの信仰説」みたいな内容。宗教をからめた萌えの歴史〜エヴァ〜葉鍵〜君望ネタと展開される文章はなかなかの説得力。
あ、この時期にしてゲーム版「君が望む永遠」のネタバレ(多分)があるので注意大。
今年最後の PC-Unix 界衝撃のニュース。プロジェクトが分裂したりメンバーのごたごたがあったりと揺れ動いた1年でしたが、まさか本家の開発が止まるとは…。
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大絶賛モードだった「毛布おばけと金曜日の階段」の感動を求めて、橋本紡氏の作品をあれこれと手を付けたのは1年程前。しかし毛色の違う作品がほとんどでいつの間にか興味は薄れてました。そんな中ひっそりと10月頃に発売されていたのがこの作品。
「毛布おばけ」路線のライトノベルで描かれた青春小説で、肝臓を悪くして入院した高校生の主人公が、病院で長期入院していた少女と出会い恋をすると言う院内ボーイミートガールもの。
定番のストーリーに加えキャラにはギャルゲーヒロインのような煌びやかさに欠けますが、そこは描写力がしっかりとカバー。死と隣合わせの病院を舞台に多感な10代の心理状態が感傷的な文章で描かれ、自分も高校生の頃には確かにあったはずの繊細な感受性をこの作品の中で取り戻す事が出来ました。(^^;
ただ不満なのはこの本だけでは完結していない事で、一年の終わりにふさわしい感動させられる本を!と言うことで読み始め、タイムリーに上空には半分の月とシリウスが輝いていると感動のお膳立ては十分だというのに、物語は中途半端なところで終了。
続刊は 2/10 発売予定らしいです。
来年もまた良いお年を。そして素晴らしい出会いがありますように…。