自分を三国志ワールドに誘ってくれたのは、吉川英治の小説でも光栄のゲームでもエポック社のボードゲームでもなく、この人の漫画全60巻で、名前を覚えるために繰り返し読んでいた頃が今でも懐かしいです。ご冥福を。
流行りものと言うことでチェック。
> snd(3つとも少なめ)〜クールな八方美人〜
と言う結果でした。最近のどこかのめり込むものが見つからない、テンションの低さもこれが原因だろうか。(^^;
なのか?なのか?そうなのか?妹の生理の周期くらい兄として覚えておくのが当然!
今回もまた小っ恥ずかしさで悶絶しながら見ることに…。(^^;
この作品は、兄から見るとふとした偶然による同居生活もの、妹から見ると初恋ものになっていて、恥ずかしさはパワーアップしているのね。
演出は丁寧、シチュエーションも地味ながらボディブローのように効いてくる。二人がそれぞれ持っていたクマのぬいぐるみを通して、母親と言う二人の共有する記憶を再確認する場面とか、定番のにわか雨に傘を持って駅まで出迎えする場面は心を鷲掴み、雨の描写も素敵でした。
ただし世界観と言うか時代感覚がどうもずれていて、BGM には70年代フォーク、かぐや姫なんかが聞こえてきそうな雰囲気。これも「恋風」の魅力の一つか?
脚本: 高木登, 絵コンテ: 角銅博之, 演出: 小林知樹
何だかんだ言って学園武闘ものは熱くさせられる何かがある。文句をいいつつも、定番には定番の良さがある。…というわけで、「天上天下」は安定感がある作品だと思う。
今回はつなぎみたいな話で、ボブと凪が柔剣部に入部する顛末、執行部を相手に戦う動機付け、亜夜の持つ異能の才など、説明っぽいシチュエーションが多くて、盛り上がりの方はいまいち。それでも棗姉妹の出番が多く、中でもおねーちゃんモードの真夜が大活躍してくれたで、個人的には満足度が高め。その胸元は反則だよ。
2つのバトルシーン(千秋が竜崎に襲われるシーンも)が、全く描かれないのは、ちょっと寂しかった。喧嘩のシーンは、「美鳥の日々」第一話の冒頭のザコ相手の戦いがなんとも爽快感のある見せ方で、こんな感じの戦いを期待しているんだけどねぇ。
亜夜の髪の色が変更されたのが物議をかましていたようだけど、金髪袴姿はけっこう萌えるので、これはこれで良かったりします。
脚本: 犬飼和彦, 絵コンテ: そえたかずひこ, 演出: 有冨興二
美幼女フィギュアと言う言葉がツボだった。自分的には、媚びるのが嫌と言うより、TPO 無視しておたく文化があちこちに広がるのが好きじゃないと言うのがある。
第3話目も飽きる事無く大満足のままに終了。ギャグ漫画なので見る人のツボにはまるかどうかは千差万別ですが、適度に濃ゆいガンダムネタは毎回笑わせてくれる。赤いキャラが双眼鏡を持って監視するシーンは、正月に見たガンダム総集編の劇場版でも出てきたはずで、この手の何気ないパロディが面白い。
キャラ的にも素晴らしいものがあり、少年漫画特有の健康的なお色気担当の夏美、ケロロ軍曹はニヤリと目を細めて歯を出して笑った時の表情が良さげ。個人的にはやはりこの星において最高水準の身体的フォルムを持つ秋ママさんを一押し。ママさんライダーだったのね。
脚本: 笠原邦暁, 絵コンテ: タカギシゲキ・山本裕介, 演出: 高木茂樹
どこか雰囲気が違うと思っていたら、脚本に吉岡たかをさん。キャラのかけ合いがいつも以上に面白く、静香の性格が例の好奇心旺盛な眼鏡っ子になっていたのがポイントか。ただし内容的には普通。
物理破壊能力まで見せてくれた人魚たちのボイスはどういう原理なのか?
敵役に前シリーズの後半同様に BBS の二人がすんなりと収まってしまったので新味が感じられない。「ホントだよね〜」は、ツボなんだけどそれだけ。
正治の実姉…と言うより姐さんが登場。
性格はがさつ系、武闘派の暴力バカ…と言うのはいいとして暴走族とつるんで、主人公の平穏な生活をかき回すのは、萌えアニメ(そうなのか?)的にいただけんなぁ…。温泉では混浴で立派な乳を長々と見せてくれても、堂々としすぎているのでさっぱり萌えない。エロクナイヨー。
…そういうわけで、1話2話と大絶賛していたこの作品も3話目にして普通の出来。少年漫画的にはこんなものなのか、温泉+姉と言う自分好みのシチュエーションだったのに、期待していたなごむようなシチュエーションは感じられなかった。
†「今までよりもっともっと正治くんのことが好きになりました」
姉の口から語られる正治の意外な過去は面白そうなのに、男はどうでもいいや…と言うことでサクッとスルー。前回登場した綾瀬貴子が活躍する事を期待してます。
脚本: 池田眞美子, 絵コンテ: 鴫野彰, 演出: 山崎浩司
ジャアクキング配下、三人目の幹部としてワンレン・エナメルスーツのポイズニーが登場。特技は変装と人間の精神支配で、猪突猛進型のゲキドラーゴに比べるとからめ手を使ってくるあたりは物語に深みが出てきそうですが、この作品の華である打撃アクションはしばらく少なめか?(最近はいきなり必殺技と言う展開がほとんどなんだけど)
今回のメインはほのかの祖母で、後々の伏線らしいプリキュア経歴疑惑が炸裂してました。佐藤竜雄監督作品(イサミとかムリョウ)みたいに先祖代々プリキュアをやってますと言う展開は好きなので期待したいところ。
相変わらずほのかよりもなぎさが優遇されているようで、今回も彼女の魅力を再確認。食い物の罠にあっさり引っかかったりと、相変わらずおバカと言うかマヌケと言うか、そこら辺がラブリー。昔某所で四葉に言われていたバカっ可愛いと言う造語を思い出します。次回予告ではザ・トンプソンズみたいな顔を見せてくれたりと、弾け方がパワーアップしているなぁ。
脚本: 川崎良, 演出: 矢部秋則
ロングのショットが多くて迫力と言う点では劣りながらも出来は上々。これくらいの CG 技術は、アニメ作品でも見てみたかった。これだとキャラとメカニックが遊離してしまうのかな?
どこか既視感バリバリな話。多重性格ネタはちょっと前に流行ったようで講談社 NOVELS でうんざりする程見てきたのに加え、シンシアとグレースの設定に関しては、前アニメの「#08 花右京家の頭脳」で紹介されていたそのままだろう。
そういうわけで、自己犠牲と救済のある美味しい話もどこか新味には乏しかったですが、八島の想像するコノヱの妄想エロカットのおかげで印象的には上向き気分。何はともあれこの二人には期待したいところ。(^^;
作画的にも高め安定なので、安心して見られるところも○。ドタバタ色の強かった前アニメよりも次第に気に入ってきました。
脚本: 花田十輝, 絵コンテ・演出: くるおひろし
ギャルゲー伝統の闘病少女もの。自分のバイブルがセンチと言うこともあり、薄幸の美少女+創作で自己表現+若い先生との出会いと言うあたりは定番の設定なんですが、パソコン、お兄ちゃん、医療ミスと言う要素に、ここ4〜5年の時代の流れを感じました。(^^;
1〜2話を見た感じでは、前篇・後篇と2話構成の割に本質的に問題は解決されず、ゲームの前菜みたいな内容が物足りなかった。今回もやぱりそんな印象で、ささやかな問題(今回は自作自演?)が解決して終わってしまいそうな予感…。
クライマックスはは屋上から見る星空。函館の夜景に続いて今回は北見の澄んだ星空。ここらへんは地味ながら好きなシーンで、シャワーシーンの不自然なカット割にブーブー文句を言っていたやましい気持ちが癒されますなー。
脚本: 岡田麿里, 絵コンテ・演出: 林有紀
衣更え→学校プール→期末テスト。ギャグ的にはベタベタで早くもマンネリ感を抱きつつも、やっぱりこの作品は楽しいです。みか先生役の南央美がバッチリ合っていて、至福の30分でした。
なにかあると高校の授業サボり気味の自分だったけど、こんな可愛い先生がいたら、春夏秋冬、酷暑でも雨が降っても雪が降っても学校に行きたくなるよー。
今回の収穫はみか先生萌えの神っぷりを発揮した北川。ぷにぷにとせんせいさんのぜい肉を揉んだり、小学生が着るようなワンピースの水着を持ってきたりと、この人のぶっとんだ愛情がなんともいとおしい。(^^;
3日後に筋肉痛ですか…。自分は学生の頃と比べると疲労がなかなか回復しないのを最近つくづく実感します。首を寝違えても3日くらい痛むのはざらだったり。
脚本: 木村暢, 絵コンテ・演出: 大和直道
自分としては、アニメはまずキャラクターありきなので、惹かれるところがないヒロインの片割れマドラックスの話は今ひとつの印象。彼女と軍司令官の夜の会話あたりから眠くなってしまった…。依頼人=暗殺ターゲットと最初から明かすよりも、サスペンス色を出した方が良かったような…?
陸軍司令官の生き様を通して、この国の矛盾と虚無感が伝わってくるものの、自分にとってはどーでもよいことで、面影にクロエを彷彿とさせたものがあった親衛隊のベレー帽の女性士官の方が重要でした。ただし能力的には常人レベル。ライバルとしては物足りない
脚本: 黒田洋介, 絵コンテ: 澤井幸次, 演出: 守田博
COULDより。
the music visual search engine と言うことで英語限定ですが、アーチスト同士の関連や、影響力(円の大きさ)がグラフィカルに表示される面白いサイト。Yngwie, John Wetton, Sting と言った自分が洋楽が好きだった頃の懐かしい人達もそれなりに表示された。
Amazon のデータを使っているようですが、これの日本版、出来れば DVD のタイトルで検索できると面白いものが見られそう。
†「やっだーボッカ、テント張ってる」
TBS のやや緩い規制によって、気が付けば独立 UHF 系の作品に匹敵するようなエロス溢れる作品になってました。(いいことだ…)
まずは、コールガールみたいな衣装をした小夜子が煽情的なポーズを連発。前かがみはもちろん、大股開いて座ったり、シーツの上に寝そべって乱れた浴衣で素肌をあらわに見せたりと、サービスカット連発。服をズタズタに切り裂かれる新キャラのキュウちゃんは、傷を治療する時に喘ぎ声を聞かせてくれたりと、間接的なエロながら、この手のものが好きな自分的には大歓迎。
それはさておき、物語の方も面白くなってきました。
今回の舞台は極地でもないのに、モンスターの力?で年中オーロラが見えると言う一大観光地「白夜岬」の霧に覆われた街。ここにはモンスターたちと共存している人達、一方で生贄に激怒してモンスターを倒そうと立ち上がる人達がいて、RPG みたいに単純にモンスターを倒していけば OK と言うわけではなさそう。
「モンスターユニオン」と言う謎の組織も登場。赤い光を放つ灯台とか、何かの隠喩みたいな作劇的な演出が多めで、作り手の意図を読み取って、自分の中で作品世界を再構築していく過程が楽しいです。火曜深夜はこれだけ見られればいいや。(^^;
脚本: 榎戸洋司, コンテ: 大畑清隆, 演出: 渡辺健一郎
†あらすじ
神楽総合警備が謎の武装集団に襲撃され、化け猫娘のまやが拉致されてしまった事で新展開。厚生省の「ハウンド」、神楽総合警備に続く第三の組織が暗躍していた事が明らかになり、まや救出のために座礁して停泊している謎の貨物船サハリン号に向かう田波たち。
†仔猫虐待禁止!
この作品の華であるガンアクションは、神楽総合警備が一方的に襲撃されるシーンだけだったので、ちと物足りなかった。そんな中で、モーゼルM712で二挺拳銃(ありえない)の"紅の流れ星"こと梅崎真紀がいい感じ。「連射には連射!」と20mm バルカンに対抗意識を燃やす彼女ですが、次回は船の上が舞台なので、派手な銃撃戦を期待したいところ。
キャラ萌え的には、猫缶を差し出してなでなでしてもらうシーンくらいか…。ちなみに先週の次回予行で登場した山奥の秘湯に、娘さんが出て来なかったのが最大の不覚。(^^;
脚本: 黒田洋介, 絵コンテ・演出: 坂田純一
RandomNoteより。
昨日珍しく職場の PC(未だに DonutP だ)でググったらうまくいかなかった。文字列のデフォルトが UTF-8 になったのが原因だそうで、Search.ini の修正分などありました。
久美沙織さんの連載コラムが早くも第四回。前回の氷室冴子さんそして今回の新井素子さん。自分のライトノベル初体験は、熱で小学校を休んだ時に布団の中で読んだ「……絶句(上)」。あまりの面白さに熱にうなされながら下巻を買いに出かけた事をぼんやりと覚えてる。
エロチック街道より。
短めのムービー。
メイドロボ定番のネタとは言え涙腺が緩みそうになる。
もっとも FreeBSD だとメジャーバージョンが上がってもユーザーランドに劇的な変化があるはずもないし、思い浮かぶのは McKusick 氏の BSD デーモンなんで切なさは浮かんでこないなぁ。(^^;
†全てが意味を持って見えてくる
地上波アニメでも劇場作品クラス気合いの入った作劇を見せてくれる作品が稀にあって見る人を驚かせてくれる。今回がそうで、全編にわたってキャラのしぐさや表情がいつも以上に丁寧に描写されていて素晴らしいの一言。
コンテレベルでも抜群の出来で、物語の構成と各シーンをつながる何気ないカットが効果的、さらに内面を暗示させる、沸騰するやかん、天候が急変して夕立ちになる場面、足をバタバタさせて映画雑誌を読み耽る妹、しつこく登場した満月(感情の昂ぶり?)、こういったきめ細かい描写が物語に奥行きを与えてました。
†実妹に欲情するようになったら、人間終わりだよねー。
ギャルゲー特有のお約束で味付けされた「妹もの」はすんなり受け入れられるのに、この作品に関しては抵抗ありすぎっ。特に今回は中盤〜後半にかけて、主人公が兄である前に一人前の男手ある事が執拗に描写されて、生臭すぎてさっぱり感情移入出来ないです。ここらへんの変態ぶりに悶えながら見る作品なのかもしれないですが…。(^^;
脚本: 高木登, 絵コンテ: 山崎たかし, 演出: 太田知章,
†あらすじ
テンポ良く物語は展開。棗家での(短い)強化合宿でボブと凪はパワーアップ。執行部では、竜崎に代わってプロレス同好会のサーガマスクこと相良が柔剣部の前に立ち上がる。一方で真のボスキャラっぽい徒会会長と生徒会顧問が初顔見せ。しかも生徒会会長は雅孝の兄と言う事情も明かされて、人物関係が少しずつ複雑になってくる。
合宿に付きものの露天風呂、さらには真夜の水浴びまで登場とサービス度は高め。止め絵で数カット艶めかしいシーンを見せてくれたものの、全体的に作画にバラツキが大きいのと、ちと声に問題があったので酔いも吹き飛んだ。「やめてくださいー」は、やめてください。
真夜と宗一郎の思わせぶりなセリフに翻弄されて、戸惑ってしまうあたり、亜夜がヒロインなのか? 気持ちを読める能力を怨んでいるようだけど、不完全な力とは言えどうもニブいような感じだし、雅孝の気持ちにさっぱり気が付かないのは激しくギモンだ。
脚本: 犬飼和, 絵コンテ: 新留俊哉, 演出: 木村隆一
話題のまとめ。反射的に書こうと思っていたアニメ感想サイトでの問題点も整理されていたのでメモメモ。
自分も MT をたしなみ程度に使ってみた感じでは、このツールのメリットは生かせなかった。地道にテレビ感想書きに特化した日記ツールや、プラグインを探しているわけだけど、なかなか見つからないのが現状ですね。
†「ますます力がみなぎってくるであります」
ギロロ伍長を演じる中田譲治氏の渋い声で、これまでとは違った重苦しい雰囲気を感じた今回の話。ギャグの方もパワフルと言うかテンションが高すぎて、バタバタしていたような感じで、微妙に合わなかった。
もっと桃華を…。
あ、戦闘シーンはやっぱり初代ガンダム風なのね。ただし記憶が薄れているのかパロディとしてはどうも弱く感じたれたなぁ。
脚本: 西園悟, 絵コンテ: 佐藤昌文・山本裕介, 演出: 佐藤昌文
マイア役の中原麻衣さんと支店長役の岩田光央さんをパーソナリティにして番組の前半紹介。名場面集的な総集編あり、世界設定やキャラ紹介あり、制作スタッフのインタビューありの充実した内容。本編同様に、本気でやっているのかギャグでやっているのか分からない微妙な雰囲気が素敵でした。(^^;
今になって見ても、前半のきわどい水着は刺激的。インパクトありすぎるよ。もう一つの収穫は「げんしけん」の監督も担当する池端監督の素顔を見ることが出来たことかな。
暇潰しに普段なら絶対に行かないような板を見ていたら面白かった。大学に入学した当初に渡されたサークル/同好会一覧のパンフレットや、学園祭の看板を見ている気分。
アイスで汚してしまった美鳥の服を買うために入ったブルーサブマリンと言う模型屋で、クラスメイトの隠れフィギュアオタ高見沢に遭遇して一悶着。
個性的なゲストキャラを登場させて話を引き延ばすラブコメ漫画特有の話だし、1〜2話で生活感のある街並みの描写などやたらと頑張っていた美術も最近は水準レベル。
†「これぞまさに僕の理想そのものだぁ」
高見沢はパペットのマリンちゃんとか、上田祐司の怪演とか強烈な印象を残したものの、さっぱりかみ合わない会話が、見ていて苦痛かな。(^^;
今回の目玉は、マニアックなファッションショーを披露してくれた美鳥。腰帯を回して村娘悪代官ごっこをするんだけど、どうやって回っているんだ?
「二人にロマンスは生まれるのでしょうか?」と期待していた綾瀬貴子は、授業で答えをヘルプしてあげたり、お弁当で一人妄想ラブコメをしたりと、予想していたのとかなりキャラが違うなぁ。「……嫌です」系のキャラを想像していたのに、どうも当て馬チック。もう少しじっくりと愛を育てて欲しかった。
脚本: 阪口和久, 絵コンテ: よしざね桜, 演出: 鎌倉由美
ネタに余裕があるのか、1年続く作品にしては物語の展開が早い早い。
今回は、ほのかの科学部の研究発表会を主軸に、転校生として ベローネ学院に入学してきたキリヤ少年、なぎさの藤村先輩との嬉し恥ずかしな同席と内容的に充実。キリヤのほのかへの恋心、発表会場に取り残された女子二人が見たものは…?と、伏線的にも充実してました。
ただし文化部発表ネタはやっぱり地味で見栄えしなかった。科学部の No.2 のゆり子は、眼鏡っ子と言うよりウザ系の眼鏡キャラで、ヒロインとしては今ひとつ。お願いだから空気読んでよ。
そこら辺を打ち消していたのが、いつも以上に馬鹿っ可愛いなぎさで、静電気発生装置で感電したり、こけて電柱に頭からぶつかったり、妄想をごまかすために鉄柵に頭を連打するあたり爆笑してしまいました。脳にダメージが残らないか心配ですよ。
何と言っても今回のメインは、片想いの藤村先輩と席を並べるなぎさ。肩が触れただけで絶叫。超舞い上がりで百面相を見せるあたりなぎさファンの自分的には狂気乱舞。見ていてホント飽きない性格だよね。
来週は、ヒーローもの定番のニセモノ登場回と言うことで早くも期待です。
脚本: 成田良美, 演出・絵コンテ: 小村敏明
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しばらくライトノベルから遠ざかっていたこともあり、リハビリを兼ねて手に取った一冊で、こみパの感動よもう一度とばかりに読み始める。期待していた恋愛要素は少なめで、沖縄に転校した高校1年生の少女が、コミック研究会に入ってバタバタしながら同人誌を作っていくお話。
こじんまりとまとまってはいるものの、残念ながらキャラクター、会話、同人ネタとどれをとっても薄口で、濃ゆい同人ファンを満足させられる内容とは思えない。あとがきを読むとサークル参加をしたことは無さそうだし、舞台となる沖縄も以前観光で訪ねただけらしく雰囲気的に物足りない。悪い意味で仕事で仕方なく書いたようなライトなノベルだった。設定は面白そうなんだけどね…。
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イラストを「週刊わたしのおにいちゃん」の YUG 氏が担当したからか、なぜか地元ではどこの店でも初回入荷分が完売で、追加入荷でようやく手に出来た一冊。
基本はなごみ系。妖怪と人間が共存する中学校で、ほのぼのとした日常が繰り広げられるものの、一歩外に出ると人間社会の裏表と折り合いながら生きていく必要を迫られたりと、現実の社会に直面する厳しい面を見せてくれたりと、意外に芯はしっかりとしている。
微妙にシュミが違っていたのでキャラ萌えは無し。(ちなみに自分は「わたしのおにいちゃん」にもそそられなかった)
また、やたらと多い会話文はともかく、登場人物が一度に大勢登場してゴチャゴチャとした会話を繰り広げるために、作品世界に入りづらいのと、淡々とした構成がネックかと。
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野球を題材にした日米の比較文化論的な本を多数書いてきた R.ホワイティング氏による、戦後〜バブル崩壊までの日本のヤミ社会史。刊行されたのは2000年。
この作品が面白いのは、ほとんど知られていないニコラ・ザペッティと言うイタリア系のアメリカ人を主人公しているところで、60年代には六本木の帝王と呼ばれ、日米の暗部にかかわってきた彼の歪んだ人生が、汚職に恐喝、裏社会とのつながりと言った戦後の日本のいびつな部分そのままになっている所だろう。彼のサクセスストーリーと転落の物語だけでも十分に楽しめた。
資料の集め方とそれを駆使して執筆する能力が半端ではない。ガイジン特有のタブーや民族的差別意識をあまり気にせず、歯に衣を着せない口調で、知らなかった事実をズバズバと列挙していくのには圧倒させられる力作で、続刊の「東京アウトサイダーズ」も期待したい。「東京アンダーグラウンド」はこれのコミック版だったっけ?(嘘)
カズくんさんのカズくんのオタおた日記の別サイトで、80年代前半の有名どころをピックアップして、OP/ED 紹介など。
この頃のアニメの主題歌の歌いやすさ/覚えやすさは格別で、今でもほとんどの曲を歌える程です。ただし80年代中盤くらいから英語歌詞や複雑なメロディラインが増えて、自然と口ずさめるような曲が少なくなっていったのが残念でした。
米国向けのデモがダウンロード出来たので見てみました。なんかやたらと動くドタバタギャグアニメみたいな違和感を感じるんですけど気のせいか?
[短い感想]
どこか既視感のあるネタに戸惑いながらも物語は丁寧、作画も(中盤から)良好としっかりした作り。八島はエロい。
[長い感想]
従順で可愛い女の子がいっぱい!うざい男は出て来ない!金の事は心配しなくていい!学校にも会社にも行かなくてもいい!世界の自分を中心に回っている!
皮相的に見るとある意味究極の萌えアニメになっていて、不気味な程に媚びた内容からはこの作品を好きだとか言うのがどこか恥ずかしい。(言っちゃうけど)
そこらへんはサテオキ、来ないは褐色ロリの早苗八島と、帯刀キャラのコノヱ様のお気に入りの二人がメインと言うこともありいつも以上に見入ってしまいました。作画の方も、A パートの中盤でギャグ調の崩れ気味の絵が長々と続くのでさすがに今回はダメか…と思いきや、B パートは終始安定していて満足度は高め。萌えアニメは顔が命ですっ。
前シリーズではコノヱに入れ込んでましたが、今シリーズは八島がいい感じで、前回に続く妄想百合エロに加えて、木に上のシーンで太い枝に素足をギュッとからめるところがやたらとエロい。次回以降も期待と言うことで。
コノヱの「それほどお好きならお抱きになればよろしい。花右京家のメイドは当主のどんな命令にも従います。特にマリエル」と言う言葉に「人の心ってそんなんじゃないよ」と返事をされて複雑な表情を見せるコノヱは、伏線らしいけど果たしてどこまで描いてくれるのだろうか?
前回に続いての不満点は、ネタが微妙にかぶっているように感じられる事。黒鬚危機一発や、ヘンな趣味のお土産あたりはぼんやりとした既視感があって素直に楽しめなかった。ちなみに前回の「シンシアとグレース」の相違点は、りなもさんの萌え萌えアニメ日記 2004/04/21 でまとめられていたのでメモメモ。
脚本: 子安英明, 絵コンテ: 山下祐, 演出L: 米田和博
前回引っ張っていた果鈴へのメールの相手だけど、自身を持って下した予想は大外れ。あなどれん、北へ… DDD。
ヒロインのキャラを魅力的に見せると言う点では成功していたと思う。ふわふわとした感じでどこか浮き世離れしていたところとか、いちご牛乳と言う食べ物ネタに、あの薄い胸がたまらなく魅力的でした。(^^;
ただし物語を振り返ると、「みんな頑張って生きているんだ、自分ばかり甘えていたんじゃ駄目だ!」と言う、中学生日記みたいな説教くさい話になっていて、今更の感じ。まぁ、ここらへんの北海道娘の純情素朴なところが「北へ… DDD」の売りなんだろうね…。
脚本: 岡田麿里, 絵コンテ・演出: 下平律
時間帯が変更がありそうだったので、♪あ〜、教えてせんせいさん。と口ずさみながら、リアルタイム鑑賞。この作品は、どっぷりと浸ると言う感じで、マンネリ気味のネタが続くのにもかかわらず大満足の出来。みか先生と過ごす一時が本当に楽しい。(^^;
†「学年主任に怒られるよー」
今回は夏休みと言うことで、家のエアコンで涼みながらゴロゴロするみか先生萌え。原作の絵柄だと小柄で童顔の女性と言う印象が、アニメでは完全無欠な幼女キャラなんで、どこかヤバい雰囲気がちらほら。毎度の事ながら南央美さんの CV がばっちりです。
†「素敵な夏の夜でした」
夜店に花火大会と、お手軽な夏の風物詩を満喫した後、珍しくラストはしみじみとした余韻の残る終わり方でこれまた良かった。季節的にはちょっと早いんだけどね。
脚本: ときたひろこ, 絵コンテ: 水草一馬, 演出: 雄谷将仁
朝日新聞に掲載されたらしい「萌え」の一般向け解説記事。女子中学生の説明がどうも謎。それはともかく、「電撃萌王」の購買層は平均年齢24歳で発行部数6万部と言う関係ない話の方が面白かった。
タマヒメβ版より。
今春発売の新作 OVA のデモムービー(24MB)。今回は18禁作品で、ソフ倫の審査を通らなかったと言う話題の作品。ただ自分的には金を出してまで三馬鹿の醜態を見たくないんだよね。
2話を見た時は傑作の予感がしたのに、3話、4話と普通につまらない作品に感じてきた。背景設定やキャラのバックグラウンドを少しずつ明かしていく展開が、それを楽しむ程に興味を掻き立てられないので、すっかり裏目になっているような気が…。
今回は、黒幕らしい組織(国際犯罪情報組織アンファン)が登場。それを嗅ぎ付ける市警の目を通して、一介の刑事では歯牙にもかけない存在である事が明らかになるんだけど、テレビを通して相手の記憶をコントロールする能力はちょっと陳腐かな。
マーガレットの同級生が事件に巻き込まれた事で、少しずつ彼女が騒乱の渦に巻き込まれていく展開も正直焦れったいです。OP みたいに銃弾をベリーロールでマトリックス避けするシーンを早く見たい。(^^;
脚本: 黒田洋介, 絵コンテ: 黒澤雅之
Tentative Nameより。
発売(4/23)に合わせて収録作品が掲載されていたのでチェック。気のせいか TAKERU で取り扱われるようになった作品ばかり。
絵コンテに前回と同じ大畑清隆さんと言うことで、同じようにハッタリの効いた演出が印象的でした。繰り返し同じカットを見せる構成や、シーンの切り替えに障子がエスカレーターみたいに開閉する演出が小気味よくて、画面に釘付けですよ。
前回やたらとキャラが登場したのは三部構成だからなのね…。今回はその中の一人、旅館の経営者にしてモンスターユニオンのエージェントの浜崎けい子さんにスポットライトを当てて、モンスターと共存している人間の立場から世界を説明。「ミッドナイトひよこ」とか「ディスカウントうりぼう」などあやしげなネーミングセンスがなんとも…。
†「あなたに私の気持ちは分からない」
テーマ的にはベタな青春ものかな。家のために生きるかそれとも自分で人生のレールを引くかと言う葛藤に苦しんだ末に、他人にやつあたりしてその心の弱い部分をモンスターにつけ込まれる形になったのね。すぐに感情過多になってしまう彼女の演技も良かったです。
†小夜子さん
前回意見の食い違いで不仲になった二人が、再び意気投合して一緒に冒険の旅を続けるようになった顛末は、どこか印象が薄いシーンだった。あまり重要じゃないのか?
あとは胸に巻いたバスタオルが取れて、シーツの上に寝そべる小夜子をパンするまでの長〜い間の開け方は小憎らしいなぁ。(^^;
脚本: 榎戸洋司, コンテ: 大畑清隆, 演出: 松本佳久
今年からの再放送をようやく見ました。
多用される青色がどうも色褪せた印象なのはフィルムの劣化なんだろうか? どうもイメージが違っていた。一方でエレクトラを演じる井上喜久子さんのナチュラルな艶のある声を久々に聞けたのは大きい収穫。久々に女神さまを確認してみたい。
宇宙戦艦ヤマトあたりから脈々と伝わっていた艦船戦闘シーンの見せ方は最近の作品よりも明らかに上質。熱いものがこみ上げてくる。艦橋で各々のスタッフが状況報告している中、ダンディな艦長がびしっと決断を下すあたりが好きですね。
脚本: 大川久男, 絵コンテ・演出: 米谷良知
JavaScript::Bookmarkletは、ブラウザで使う JavaScript で記述された小物プログラムを紹介しているところで何度も取り上げられてますが、最近やたらと使う頻度が多くなったのがこの EasyLook と言う見ているページを強制的に BG 色を白、文字色を黒にするもので、ブックマークして使う。
このところやたらと目に悪い配色が増えてきたように感じるのは、単に目が疲れているのか、それともモニターが劣化して色の再現度が落ちているからなのだろうか?
う〜む、第一話を見た時は「当たり」と確信出来る何かを感じたんだけどね。(^^;
アクションの切れ味は悪くなってきたし、ガンアクションも手持ちの銃じゃないと面白くない。お色気も下降線。化け猫キャラが雄猫じゃぁ惹かれるものはないよー。
それでもコロコロした感じのこおろぎさとみボイスには萌えるし、更にリアルな PC 回りの描写が、一昔前の OS 界隈を思い出して懐かしい。NEXTSTEP は今見ても洗練されているよなぁ。
脚本: 黒田洋介, 絵コンテ・演出: 坂田純一
ロゼッタの立ち居振る舞いから、着てるもののテイストまで。ロゼッタ周りの空間は、和田さんが全部作ってるんじゃないのかとすら思う。〜國音邦生(色彩設計)談〜
インタビュアーの意気込みが感じられる充実した内容で、読み応えありました。
チャチャの頃から、桜井氏のかかわる作品の影にその人ありみたいな感じに参加していたのは全然気が付かなかった。ワンダフル版のデ・ジ・キャラットの OP を手がけていたのも知ったのは最近です。
妹萌えの作品かと思いきや、リアル恋愛のウエットなところを見せ始めたのが前回。
さらに今回は、30前のムサい主人公が、中学生みたいなメンタリティで恋に悩み苦しむ様をまざまざと見せられるので、ひたすらキモいキモいキモい。
ここらへんがどうも魂を逆撫でされるような居心地の悪さで、萌え系の一大ジャンルである妹ものとして見ると怪作…なんだろうな。
もっとも普通のドラマとして見れば、今回も日常シーンがいい感じに描かれ。一人が全話担当のきめ細かい脚本には安定感を感じます。兄者の生々しい感情の描き方も、普通のドラマ的には OK なのかな。(^^; このままズブズブと恋に落ちていくのか?
脚本の高木登氏は、シナリオ作家協会主催の新人シナリオコンクールで平成12年に準佳作を受賞して、ドラマの方で活躍。アニメでは TEXHNOLYZE が良かった。
脚本: 高木登, 絵コンテ・演出: 小林考嗣
ボーリング場を舞台に、柔剣部 vs 執行部の一大決戦がスタート。縦ロールの副会長五十鈴絵美が早くも棗真夜と直接対決して、プロレス部のサーガマスクに棒術使い?の田上と次々にユニークなファイターを登場させ、ストーリー的にはいい感じに盛り上がってきました。
ただし作画の方がダメダメで、格闘シーンが止め絵の連続で見せる紙芝居状態なのは頂けない。格闘アクションは、動かしてナンボなのにねー。
脚本: 犬飼和彦, 絵コンテ: 破慌汰, 演出: 宮本幸裕