†ふつーにつまらない or ふつーに面白い?
今期のアニメではもっとも高校生らしからぬ高校生ヒロインがどこか気になるこの作品。今回も魔法少女定番ネタで、事件に巻き込まれて魔法少女に変身して戦わされる羽目になった主人公が、最初は拒絶するものの、状況を理解して自ら積極的にかかわるようになると言う話。
相変わらずどこかで見てきたようなものばかりだし、作画による説得力も乏しい。母娘で親子風呂なんてシーンがあったのに、どうも淡々とした描写なんだよね。
転校生として登場したライバルになりそうな悪の魔法少女は、ボンテージ風のコスチュームが気になるものの、際立った個性は感じられなかった。
(期待度: ★★★, 満足度: ★★, あっさり塩味: ★★)
脚本: 山田光洋, 画コンテ: 葵刀鏡介, 演出: 佐々木皓一
かってのリアルロボットアニメ、エヴァ、新日本プロレスなどを例にあげて、「世間から評価されることで得ようとした瞬間からジャンルの衰退ははじまるのかもしれない」と言う仮説を説明している。
何か書こうと思ったけど、データが少ないのと Google で集めた曖昧なソースでは説得力に欠けるので廃棄。拾ったデータだけメモしておこう。
†今期一押しつーことで。
共同生活ものって言うのかな?大家族のように親密な関係で近所づき合いしながら、まったりとした日々を送る主人公。愛情はともかくとして、疑似家族でもいいから家族の暖かさに憧れる自分としては琴線に触れる作品に仕上がってました。
たわいの無い話でも、ヌルい人物関係とストレスの無い環境が実に心地いいです。
†キャラクターデザインがいいっす。
キャラクターデザインの藤井昌宏による、コントラストのくっきりしたポップな絵柄のキャラがなんとも魅力的。自分としては漫画のタッチよりも好き。藤井氏が総作監も担当するのに加えて、作画の安定度には定評のある J.C.STAFF と言うことで最後までこのクオリティだといいんだけど。
†「だから、いつか実る日を楽しみにしておくよ」
今回はお楽しみ畑を前にして、将来の二人の関係が成熟していくことを暗示する、二人のやりとりがいい感じでした。この手のアニメは歳時記ネタをはさみつつホントに一年とか放送してくれるといいんだけど、今の深夜アニメには無理な相談か。
(期待度: ★★★, 満足度: ★★★★, ハートフルコメディ度: ★★★)
脚本: 山田靖智, 絵コンテ・演出: 長井龍雪
†「裸になっても気にしないっす」
今回はシルクの代わりにボクっ娘つるぺた眼鏡っ子のつぼみのお当番からスタート。しかし羞恥心ゼロなんで、見ている方としてはサッパリ。全然関係ないけど同じく臆面もなく全裸で戦う冒険王ビィトのベルトーゼ(魔人)を思い出してしまったよ。
(期待度: ★★★★, 満足度: ★★, Now Loading 度: ★★★★)
脚本: 西園悟, 絵コンテ: 佐藤昌文, 演出: 畠山茂樹
†「茶道部だからね……」
単行本のスクールランブルが心から面白いと思ったのは3〜4巻(*1)なので、残されたわずかな話をじっくりと鑑賞。今回も例によって原作準拠なんだけど、オーバーアクションなどアニメ独自の表現もすっかりこなれてきたし、アニメ追加要素の晶の繰り返しギャグもいい味を出していたりと漫画以上に良くできた話でした。
†「動物の話したかったな……少し残念」
勘違い大会を繰り広げる天満と播磨もいいんだけど、それを横から見つめる愛理のわがままっぷりとか、播磨と知り合ってから少しずつ存在感を増している八雲の独特の空気が萌えキャラ好きにはたまらないです。
さらに天満・八雲姉妹の固い絆で結ばれたちょっと変な信頼関係も良かったりする。
(期待度: ★★★★, 満足度: ★★★★, ああっ勘違い: ★★★★★)
脚本: 江夏由結, 演出: 江島泰男, 絵コンテ: まつみゆう
かーずSPより。
よくまとまっていたのでチェック。とうとう去年は18禁ゲームを一つもやらなかった気がするけど、最近のアニメでは、漫画雑誌・ライトノベルと並ぶ源泉なので流行っているタイトルくらいは抑えておきたい。
†魔法少女+プリキュア+エヴァ
前半はパロディが満載だった。
「わたし小泉太湖。関東大砂漠 No.1 のスゴ腕美人を目指す14歳」と、棒の先端に音速丸を付けたような魔法のステッキを振り回し変身するセーラー服の魔法少女を見せてくれたり、「砂漠に巣食う悪人どもよ!さっさとお家にお帰んなさい」とどこかで聞いたようなセリフが飛び出るわ、更にはエヴァの「おめでとう」エンドを見せてくれたりと、アニメのパロディネタの冴えていた。まさかこんな作品でやってくれるのかと言う意外性もあったのでインパクトは強烈。
ただメインの話は、理想と現実のギャップに悩む地味なもので、銃のパワー不足に悩む小砂が、ガンコ親父な銃作りの名人の店で自分にあった銃とは何かと言うことを悟る。M2(米軍の M2 カービン?)、.308 アサルトライフル FN-FAL、9mm SMG のミニ・ウージーと銃ネタの話が延々と続くので人を選ぶ内容かも。
あとは砂ぼうずが愛銃にウィンチェスターを使っている理由も出て来る。 12ゲージショットガンが大活躍する作品って、これと RPG「クトゥルフの呼び声」くらいだもんね。
(期待度: ★★★★, 満足度: ★★★★, ノリノリで作ってるなぁ: ★★★★★)
脚本: 山口宏, 絵コンテ: こでらかつゆき, 演出: 長尾粛
†「級長として命令します。お立ちなさいっ」
今回は、デコ委員長・井伊錦のお当番回。級長としての強い責任感の自分の能力の差にギャップを感じて落ち込む彼女に、例によって天乃原女学院の教師に赴任した主人公・強志朗は「自分の出来ることをするんだ!」と言う言葉で励ます。
いつも校則本を持ち歩いて訓示をする生真面目な性格や、大正ロマン(あっ明治の話か)の生まれそうな雰囲気に期待していたんだけど、脚本・演出・作画と三拍子揃って低調で相変わらずキャラの魅力が伝わって来ないんだけど…。
(期待度: ★★, 満足度: ★★, キャラはいいんだけどね: ★★)
脚本: 千倉冬, 絵コンテ・演出: 小林孝嗣
素でこういうのが感動的なのか、TV バラエティ番組の安っぽい演出を皮肉って作っているのかさっぱりわけ分からん。
(期待度: ★★, 満足度: ★, さようなら: ★)
脚本: 富沢義彦, 絵コンテ: 渡辺高志, 演出: ながはまのりひこ
ここのブランドはあんまりいい話を聞かないし、マニュアル通りの修理しか出来ない家電修理屋は多いようだけど、ここまでひどいと笑い話みたいだ。
この手のアニメで重要なのは魅力的なキャラを見せてくれるかどうかだと思うので、能登麻美子 CV の本屋こと宮崎のどかは、今年度初の脳天直撃クリティカルヒット。世界的に本好きに悪い人はいないと言うけれど(嘘)、図書委員で本好きで、内向的でおどおどしたところは可愛いし、能都キャラらしいソフトな物腰にはついつい惹かれてしまう。
話的にはベタで、惚れ薬に、倒れ込み、さらには頬染め多用と思いっきり露骨だったりするのは赤松先生の漫画だからこんなものか。(^^; こんな感じで個別キャラの話を見せてくれれば十分に楽しめそう。パンチラは規制でもブラの方は大丈夫らしいので、こっちの方も期待しておこう。
赤松健作品総合研究所に転載されていた少年マガジンの人気投票結果によると、のどかは第一回こそ10位と低迷していたものの、その後は3位、2位、2位とトップクラスの人気ぶり。同室で相方みたいな綾瀬夕映も人気が上昇しているので、彼女の話も見てみたい。
(期待度: ★★★, 満足度: ★★★★, 作画(アップのみ): ★★★★)
脚本: 大河内一楼, 絵コンテ・演出: えんどうてつや
フライングマシンの集積回路が懐かしい電子ブロックみたいだったり、銃器の扱いやジャンプアクションが大味だったりと、宮崎絵コンテの割には今ひとつのかな。良かったのはラナの頬ずりとか地味な動きの方でした。
ハイハーバー編は、教育アニメみたいな話が続くので、早く来い来いモンスリーと、17話を首を長くして待とう。
(期待度: ★★★★, 満足度: ★★★, わーいわーい: ★★)
脚本: 吉川惣司, 絵コンテ・演出: 宮崎駿・早川啓二
ただしヒロインは20人(それでも多いか)。男キャラがやたらと濃ゆいなぁ。
カトゆー家断絶より。
2001年に書かれた卒論を HTML 化したもの。毎度のことながらこういうテーマを査読してくれる指導教授がいるあたり時代は進んだと思う。
注目度が高いのかあちこちで紹介されてますね。確かに魅力的だけどアップグレードに金と手間がかかりそうなので保留。でかい AC アダプターも相変わらずだしね。
†「私は毎晩、空が落ちる夢を見るんです」
強化人間のロザミア中尉。強化人間独特の情緒不安定…と言うか、言動が何かと幼稚なところが今見ると萌えキャラっぽくていい感じ。
MA ギャプランはもう少し活躍していたような気がしたんだけど、あっさり落ちてしまうとは…。けっこう好きなんだけどね。
物語の方はキャラがまた増えて、世代間の葛藤みたいなテーマも加わってややこしくなっているんだけど、ズケズケとものを言うベルトーチカと、無神経なカツのおかげで話の方は分かりやすくなっているのかな?
(期待度: ★★★, 満足度: ★★★, カツうざい: ★★)
脚本: 丸尾みほ・斧谷稔, ストーリーボード: 横山広行, 演出: 関田修
†新章突入。
舞衣&カグツチの秘められた力の説明は、次回以降に持ち越し。封印されしカグチチの力は登場当初こそカタルシスを感じたものの最近はちと持て余し気味で、これがある限り、誰が相手でも HiME って無敵じゃん。緊張感ないよなーなどと思っていたわけだけど、そんな憶測など軽く吹き飛ばす新しい展開にはびっくり。
今後の展開が全く予想出来ん。
(期待度: ★★★, 満足度: ★★★, コスプレカラオケ: ★★★)
脚本: 木村暢, 絵コンテ: 須永司, 演出: 福本潔
最初から女の子に囲まれている状況に投げ込まれる最近の萌えアニメと比べると、確かに地味なんだけど、落ち着いてベルダンディーの魅力をじっくりと感じながら見ることが出来るので、けっこう楽しんで見ていたりします。
†アフタヌーンで連載開始は、1988年から!
ベルダンディーは連載当初に見た時は、インド人もびっくりなエキゾチックな雰囲気で、実際に輝いて見えてたんだけど今見るとやっぱり色褪せたかな。10年早く TV アニメ化して欲しかった。
(期待度: ★★★★, 満足度: ★★★, 昔の漫画みたい: ★★)
脚本: 渡辺陽, 絵コンテ・演出: 野中卓也
スーパーと言っても、髪の毛が金髪になって空を飛び回ったりするわけではないんだけど、今回もさやは高校生にしておくには惜しいくらいの政治力を発揮。演技と口先だけでクラスメイトを手足のように動かしてももを追い詰めていく。女同士の関係って恐いよ〜。(^^;
ただし展開的には早くもマンネリ気味。本命君がすっかりさやに手玉に取られていてキャラ的に安っぽくなり、思い描いていたような三角関係を楽しむ古典的な少女漫画から大きくかけ離れてきた。さやの自分の本能に忠実で、ドライなところなんかは今風なんだろう。
(期待度: ★★★, 満足度: ★★, 漫画的ギャグ演出多め: ★★)
脚本: 丸尾みほ, 絵コンテ: 小滝礼, 演出: 石川敏浩
好き好き大好きっ(1/23)より。
VIP 方面はサッパリなんだけど不覚にも笑ってしまった。あと、僕は、神山満月ちゃん!(2chガイドライン板)って地道に流行っているね。
†粗筋
朝起きるとケダモノがベッドと一緒だし、クラスメイトからはコスプレ好きと勘違いされるし、アキバではオタにからまれたりとことん不幸なちはや。
毎回毎回サービスカットを入れてくれるので確実にちはやへの好感度はアップ。広橋涼さんの CV と相成って、未成熟つーか中性的なところに惹かれるわけだけど、背景となるストーリーがちっとも面白くないのは気のせいか?
今回は舞台を秋葉原に、写真を模写したようなリアルな背景が描かれたり、コスプレ喫茶のパロディキャラや、巷で評判の萌えフィギュアオタが登場して、その強い欲望から種人間として活躍したりとオタクネタ三昧。嫌いじゃないんだけど、このところのアニメでは秋葉原や某国際展示場などオタク風俗ネタが多すぎて、またかよ!と言うのが正直なところ。
(期待度: ★★, 満足度: ★★, 毎回お風呂?: ★★★)
脚本: 山田光洋, 絵コンテ: ユキヒロマツシタ, 演出: 井草かほる
void Graphic WizardsLairより。
米国のプログラマが、高校からの講演依頼を受けて準備したものだそうで、高校生向けのスピーチ。この手の話は言語明瞭意味不明瞭、もしくは当たり前の事をもったいぶって話すだけの退屈なものがほとんどと言う経験があるんだけど、この文章は素晴らしいの一言。自分の中に眠っていた、勤勉さや向上心と言う言葉を目覚めさせてくれた。
ちょうどタイミング良く著書も邦訳されたそうなので、チェックしておこう。
投票は 1/16〜1/31 と結果が出るまでまだ時間がありますが、コメントが充実しているので下手な紹介本を読むよりも楽しかった。
ライトノベルから少し離れてしまったものの、自分的には「推定少女」他の桜庭一樹作品と谷川流の「学校を出よう!」シリーズ(但し1、2巻は除く)には楽しませてもらったかな。
†金沢魚子六歳で萌えられるヤツは神
前回からの続きで、隆士は梢が変身した金沢魚子・六歳の子守を始める。
2話では、太股!とか尻!とかけっこうそそられる絵が多かったのに、今回は密着してひっついてきても、ヤバいなぁと言う雰囲気が先に立って不思議と緊張感のある展開。目を離すと危なっかしい子供を相手に萌えられるはずもなく、前半15分がやたらと長〜く感じられました。
それにしてもツヤツヤって何なんだ?
†「鳴滝荘が大好きです」
後半は自己紹介。梢は変身している自覚症状がなく、変身している時の記憶がないそうで、このあたりは多重人格漫画のお約束と言ったところか。
管理人さんを除くと特殊能力を持った人はいないようでごくごく普通の下宿コメディものを見せてくれそうな予感。女の子から愛情たっぷりに囲まれるハーレムものには食傷気味なこともあるので、この作品が持っている懐かしい雰囲気が逆に新鮮だったりします。
(期待度: ★★★★, 満足度: ★★★, 幼女ヤバい: ★★)
脚本: 山田靖智, 絵コンテ: 木村真一郎, 演出: 西村博昭
†「まだコアが生きていたか……」
わははっ、やりすぎだろ…と言う感じで、つまらなくはないんだけど自分的にはじわりと後退り。下品で露骨で頭悪すぎっ。
エロ漫画ですら単発ネタみたいな話をこのまま1クールかけてエスカレートさせていくなんて信じられん。
全体的に作画は落ち気味なんだけど、変身バンクの UFOマンがシルクのヘッドギアに入るカットが一番好みかな。何度見てもあの表情はたまらん。
(期待度: ★★, 満足度: ★★, 嫌よ嫌よも好きのうち: ★★)
脚本: 西園悟, 絵コンテ: 佐藤昌文, 演出: 畠山茂樹
今になって始めてみたんだけど、この侵食度合は強烈だなぁ。
コメントの方は写真転載の件で荒れてますが、狭いところが好きな猫はやはり可愛い。ファミ通文庫の「猫耳戦車隊」でも猫耳娘たちは、ただでさえ小さいのに加えて、狭い戦車内部でも苦にならないなんて設定があったのを思い出す。
かーずSPより。
5月〜9月までの話題作を総ざらい。未だに PS のゲームをせこせこプレイしている自分が見ても面白い記事でした。ゼノサーガ II は、北米ではそこそこ売れたのは意外でした。アニメ版が微妙に濃ゆいキャラなのも、海外市場を意識してなのだろうか?
三番目の新学期ネタ以外は♭パートからで本編の幕間劇となるハートフルな話。例によってオチが弱く、前回の茶道部だからね……みたいなアニメオリジナル要素もほとんどなかったのでどうもキレが悪かった。それでもキャラの補完と言う意味では印象に残る話だし、八雲の出番が多かったので個人的には満足。
†"スクラン"です。念のため。
単行本で読んでいた時もなんだこれは?と思った晶の異国での活躍は、一昔前に PS や SS で流行っていたポリゴンの AVG ゲームみたいなフル CG アニメで描かれていた。面白かったかどうかはさておき、妙に存在感あったなぁ。
(期待度: ★★★★, 満足度: ★★★, オチが弱い: ★★)
脚本: ときたひろこ, 絵コンテ・演出: 佐藤昌文
†「この怨み、晴らさでおくべきか」
久〜しぶりに見たら面白かったのでメモ。派手なバトルや過去話などスケールの大きい話よりも、長屋をメインにした金タライ落ちまくり・ハリセン炸裂な話の方がいいなぁ。
完全に気配を消して死んだように動かなくなる葉月からは、吸血鬼の不死性が生み出すあやしい魅力が感じられてこれまたいい感じ。
コスプレ大会はちと安直だけど、今回は多用されていたキャラのアップがどれもいい作画だったので絵的にも大満足出来。あ、よく言われていたお風呂の断面図って今回みたいなものか。
(期待度: ★★, 満足度: ★★★★, ミミズで目うるうる: ★★★★)
脚本: 金巻兼一, 絵コンテ: 村山公輔, 演出: 江島泰男
売上では、CLANAD が発売月に7万(累計10万以上?)、Fate が発売月に10万(累計15万?)と新旧交替したような印象ですが、未だに根強いファンを抱えているのね。
†粗筋
オアシス政府の輸送隊の隊長をしている川口三兄弟の長女・夏子が登場。食糧輸送の護衛任務に砂ぼうずと川口三兄弟を雇う。
気が付けば今期のアニメの中で、ストーリーにもっとも期待出来そうな作品です。今回は前編と言うことで前ふりで終わってますが、積み荷を狙う雨蜘蛛たちの目的や、何か思わせぶりな夏子の態度など後編に期待大。
夏子役の皆口裕子さん、雨蜘蛛の若本規夫氏と両ベテランが存在感を見せつけていたので演技の点でも締まっていました。それにしても何だこのゴボゴボと臭うような音を立てるカレーは。(^^;
(期待度: ★★★★, 満足度: ★★★★, 西オアシス便利屋組合の歌: ★★★)
脚本: 中村浩一郎, 絵コンテ: 上篠修, 演出: 角田一樹
ひたすら苦痛。「残念、外れなの〜」に一瞬笑ってしまったものの、それ以外は修行をしているようだった。
(期待度: ★★, 満足度: ★, これも挫折: ★)
脚本: 木琴童一 絵コンテ: 冨永恒雄, 演出: 園田雅裕
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近未来日本を舞台にした、ライトノベル定番の異能者バトルもの。設定的には夢を喰う代わりに宿主に力を与える寄生虫がこの作品の特徴になっていて、夢を食い尽くされると宿主は命を落とすと言うのが、青春もの特有の焦燥感や儚さと言ったものをより強く印象付けていた。
ただしあとがきに「今作では、自分でもはっきりしない感情(中略)曖昧で漠然とした、でも根本的な理由で揺れ動く登場人物を描きたい」とあるように、登場人物たちの悩みや苦しみがどこか抽象的で逼迫感がなく、悪く言うと葛藤する自分に酔っているような感じさえしてくる。もう少し心に余裕がある時に読みたかった。(^^;
(期待度: ★★★, 満足度: ★★, せつなさ炸裂: ★★★)
PSP ワイプアウトもようやく日本登場。今ごろになって PS 版の XL と 3にはまり、ネジコンを買ってまでプレイしているくらいなので興味はありますが、わざわざ小さい液晶画面でプレイするようなものなのか疑問だったり。
ちくわ笛。
高度に発達した魔法は科学と区別がつかなくなると言う感じで、普通に凄い。
かーずSPより。
よく調べていたのでメモ。
†夕映が二番目に好きっ。
前半は、クラスの居残り補修授業。出来の悪い子程可愛いと言うけれど、綾瀬夕映……あんたもおバカだったのか?と意表をつかれたのもつかの間、実は勉強嫌いでやれば出来る子だったのね。彼女の低血圧気味でちょっと不機嫌そうなところが良かったりします。
†冴えないお風呂
後半は巨大浴場で乳比べコンテスト!……と言うはずなのに、赤松漫画18番の下着と乳首なしの乳はやっぱり封印、さらに胸の谷間すら描かれない裸絵を延々と見せられるのでだれてくる。これじゃ具の無い牛丼、肉抜きチャーシュー麺だよ。
†流行りの家族補完ネタもちょっと入っているのね。
オチもトホホだったりする。ただし最近のアニメで増えてきた脚本を一人で担当するパターンなので、細かい伏線や細部まで目の行き届いた構成……この作品だと、少しずつネギの家族が明らかにされてキャラに肉付けされていく過程と、徐々に明日菜との距離を縮めていくところはいい感じに描けているので、ここらへんには期待できそう。
(期待度: ★★★★, 満足度: ★★★, のどかは可愛いね: ★★★★)
脚本: 大河内一楼, 絵コンテ: いわもとやすお, 演出: 神原敏昭
タイトルに釣られて久しぶりに視聴。
作画良好、動きもまぁまぁだし、崩し顔など表情豊かなのも良かった。
でもって、終盤になって目玉の新?ヒロイン、ミルファ登場。
たなびく黒髪の美しいたおやか系お姉さんヒロイン…なんだろうけど、CV の宍戸留美さんが、見るからに違うだろうと言いたくなるようなキャピキャピ声が微妙なところ。
(期待度: ★★, 満足度: ★★★, コスチュームもいまいち: ★★)
脚本: 成田良美, 絵コンテ・演出: 細田雅弘
話的にはちと退屈なんだけど、いかにも日本アニメーションな鳥の動き、鉢植えや花壇など描き込まれた草花、美味しそうな食事などホント良くできているよなぁ。
個人的には木から落ちそうになる時のふわっとしたラナの動きも好き。
(期待度: ★★★, 満足度: ★★★, ユートピア共産主義度:★★★)
脚本: 中野顕彰, 絵コンテ: 高畑勲, 演出: 宮崎駿・早川啓二
インターネット上の児童ポルノを検知する新技術を用い、これらの画像がパソコンに保存されているかを追跡する革新的なファイル検索ソフトウェアを用いた
そうで、スパイウェアでも使っているんだろうか?
この連載は面白いので毎回見てますが、あの発言が瞬く間に世界に広がってしまうとは恐るべし。
カミューラ・ランバン・アタックとか全方位ミサイルとか言われているイデオンのミサイルの話。
前シリーズはうる星やつら直系のドタバタラブコメと言う感じだったのに、今シリーズは、永井豪作品のような身もふたもないエッチ漫画の世界だった。
しかもエロネタ的に放送コードギリギリと言う感じだったアルティメットガールに勝るとも劣らない内容。もっとも女体の神秘を夢見ていた中高校生の頃ならうひょ〜とか叫びながら楽しんでいただろうけど、今となっては微妙に疲労感漂う印象でした。(^^;
本編よりも「ボタン連打で湯気すっきり!」「DVD で湯気すっきり!」とフジ時代の湯気ネタを CM で使うと転んでもただでは起きないところの方が面白かった。ドタバタアニメ定番の人格入れ替わりネタは、ネタ切れの時にでも残しておけばいいのに。
(期待度: ★★, 満足度: ★★★★, エロと言うよりエッチアニメ: ★★★★)
シリーズ構成: 渡辺陽, 監督: あおきえい, 制作: AICスピリッツ
脚本: ラスプーチン矢野, 絵コンテ・演出: 林宏樹
古典的な良作と言う記憶だったのに、今見ると「ありえない!」と言う感じのご都合主義的な設定がわらわら。話的にも異世界からやってきた女の子が同じ学校に通うようになる典型的な萌えアニメフォーマットだったのね。
今回メインだった三嶋沙夜子(CV: 能登麻美子)のラブラブ作戦は、なんつーか工業大学の女王様って言う、学外に出たら恥ずかしくなりそうな称号を筆頭に見ていて辛いものが…。
放送開始当初は今更感が強かったのに、少しずつエンジンがかかってきた感じで、まったりとした雰囲気も予定調和なところも全てプラスに感じてきた。やっぱりベルダンディー萌えるなぁ。
最近のアニメヒロインには少なくなった物腰の軟らかさ、見ていて痛くなるようなものではなく癒されるような天然なところに少しずつ心をつかまれていく。巷では CV を中心に毀誉褒貶あるけど、自分的にはやっぱり喜久子ねーちゃん以外考えられないよ!
(期待度: ★★★, 満足度: ★★★★, この能登キャラはいまいち: ★★)
脚本: 花田十輝, 絵コンテ・演出: 木村隆一
†「カミーユくん、気合いがボケているぞ!」
クワトロとカツを宇宙に送り届けるために、カラバのヒッコリー基地に向かう。アウドムラ追撃のブラン少佐は最後の攻撃を仕掛けるが、前大戦のカンを取り戻したアムロのリックディアスにアッシマーを撃墜されてブランは無念の戦死を遂げる。
スイス陸軍の伝書鳩部隊は、1994年まで存在していたはずだけど、この作品でも伝書鳩とか通信筒が登場するのね。他にも複葉機やらバルキリー(XB-70)とかレトロ趣味を感じてしまう。ついでにコンピューターはオープンリールか。
(期待度: ★★★, 満足度: ★★, 同じような展開が続く: ★★)
脚本: 鈴木裕美子・斧谷稔, ストーリーボード・演出: 本橋鷹王
なんじゃこりゃ?事件の詳細が気になる事件です。
そういえば前に E コマース推進の立場からテキストブラウザは望ましくありません!と言う自虐ネタがあったのを思い出す。(^^;
とーじの入院した病院を舞台に、誤解と策略入り乱れる四人の関係が描かれる。
四話目にして自分でもようやくキャラをつかめたようで、本命と思えた二枚目のとーじは、優柔不断で疑い深いちょっとヘタれな踏み台キャラ、逆に二枚目半の優男と思えた岡安が芯に強いものを秘めていたりと魅力的に描かれる。さや@ネコミミモードは、「やっぱりお前はダメなヤツですぅ」と言う感じで相変わらずなんだけど、CM のごとく彼女のムカつく行動にふるふると震えながら見るのがこのアニメの楽しみだろうね。
それでもさやのどこか憎めないところは人徳だろーか? 今回は自分の意見を聞いてもらうために、飛び降り自殺をほのめかすももの方がちょっとなぁ…と思ってしまう。
でもってラストの「ばっかじゃないの。どこの世界に自分の彼女とキスするのに、他の女と練習するヤツなんていんのよ」には爆笑。確かにそうだよなぁ。最初見た時につっこんでおくべきだった。(^^;
(期待度: ★★, 満足度: ★★★, 陰謀度: ★★★★)
脚本: 高橋ナツコ, 絵コンテ・演出: 古川政美
旬を過ぎた感じの萌え系ガイドブックで1月中に発売予定。この眼鏡っ子はいい眼鏡っ子ですね…と言うことで書店でチェックしておこう。
†粗筋
女王の命令でエバーグリーンから派遣されたパートナーによって新たなる魔法戦士が地上に降臨。その名はセルリアンブルー。
カーマインとは出来の違う魔法戦士(自称)のようで、ちょっぴり高飛車でちょっぴりナイスバディはセルリアンブルーが、主役の座を奪うのはいつの日のことか…。
†「わたくしの名前はセルリアンブルー」
前半は、仲良し三人組が小嶋絵美も誘って女の子四人での、さやかの家のお泊まりで勉強会。お風呂はさやかの豪邸の大浴場、ラストにちはやの家のお風呂とダブルで登場するものの、これはと言うカットは描かれなかったなぁ。
同じく戦闘もダブルで登場するんだけど、魔法戦士カーマインのコスは、通常のロリバディのちはやとの対比でのみ面白いのであんまり嬉しくない。
†「本当に世話の焼ける魔法戦士だこと…」
期待していたセルリアンブルーは、笠原留美の名演が光ったピクシィミサを彷彿とさせるキャラなんだけど、あの似非英語みたいな強烈な口調が無いのが物足りない。「ホーッホッホッホッホッ」の高笑いだけじゃ十把一絡げの高飛車系ライバルキャラで終わってしまいそう。
(期待度: ★★, 満足度: ★★, セルリアンブルー頑張れっ: ★★★)
脚本: 山田光洋, 画コンテ: 川島宏, 演出: 廣川集一, 栗井重紀
おふらいんver2より。
日本アニメのアラビア語版 OP を公開しているサイトへのリンク集。
D.B.Eより。
21世紀になってこんな話があるとは思わなかったけど、最近では踏み逃げ禁止サイトなんてあるみたいだし、ローカルな習慣は次々と生まれて来るんだろうね。
†「今日も楽しい一日でした」
素晴らしい。「シスプリ」とか「ココロ図書館」、「せんせいのお時間」と言ったヌルアニメ好きの自分にはぴったり波長があった話でした。放送時間的にちと遅い気もしますが、♪笑いましょう〜泣きましょう〜と週始めに向けて気分をリフレッシュするにはちょうどいい作品かも。
†「ふかふかのお布団大好きですぅ」
鳴海荘を出ると、どのキャラからも悪意をばっさりと削ぎ落としたかのような世界観も気持ちいいい。専門学校の雅(CV: 木下紗華)先生は、一瞬こころんを思い出してしまった。公園で出会った商店街のスタンプカードを探しているメイド服の少女も魅力的。
珠実さんも面白いツッコミキャラになっていて見ていて飽きない。凶悪な天然ボケの大家さんは目の保養……と言いたいところだけど、美味しそうな体をした恵さんの方が目に焼き付いていたりして。(^^;
(期待度: ★★★, 満足度: ★★★★, ぬるアニメ度: ★★★★★)
脚本: 山田靖智, 絵コンテ: 桜美かつし, 演出: 鈴木洋平