PC-98 の頃によく見かけたような 2D 描画によるベンチマーク。
遅ればせながら某所で紹介されていたのを見て挑戦したものの、ビデオカードが弱々なので 2,361 と思いっきり低い数値でした。
(8/17追記)リンクは外しましたが、ネコミミ〜その起源と進化は、VBS REDLOF A-1に感染している(今でも!)ので、Windows で見てしまった人は、ウィルスチェックが必要とのこと。申し訳ない。(フリーソフトの駆除ツールはfor Little TaiLから)
うおぉぉぉ〜、自動筆記のごとくものすごい勢いでツッコミが浮かんでくる。長々と書こうと思ったけど、現在過去未来と書き尽くされているような気がするので(ちょっとだけ)いいとこ探し。やたら線の多い主役メカやキャラクターがよく動く作画は上々だし、ヒロインの死を劇的なものに見せる後半の演出なんかはいい感じでした。終わり。
†「はっ、ヤツの目的はワるきゅーレの岩戸か?」
ぶっちゃけ人間関係がさっぱり描けていないんだよなぁ。(義理の)母親との関係も付け焼き刃だし、翔子と一騎の関係ですら今回のためだけに必要最低限しか描かれていない。この程度で感動しろと言われても戸惑うばかりだし、ヘボ詩人みたいなポエムにはただただ苦笑するばかり。
唯一無二の萌えヒロイン(パンツはいてない!のパイロットスーツ姿はなかなか良かったよん)の翔子は退場してしまった上に、ここに来て親と子の世代間対立が重要なテーマである事がはっきりしてきたりとどうも気乗りしない。もう、ゴールしてもいいよね?
(期待度: ★★, 満足度: ★★, ポエム度: ★★★★)
脚本: 山野辺一記, 絵コンテ・演出: 榎本明広
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【粗筋】主人公の見習い魔法建築士・榎小角の前に幼なじみの歩き巫女「祝」が登場。居候先の巫女姉妹を含めて三人の若い巫女さんに囲まれて充実の日々を送るが、時あたかも東京の上空では異変が起こっていた…。
風水学園ラブコメの二巻目は全五章から成る長編で、主人公の出生の秘密など早くも物語の核心が登場。もっとも自分的には主人公はどーでもよく、にゃにゃにゃ!とボケツッコミの猫耳式神と大和撫子と言ったたたずまいの野良巫女「祝」に囲まれた日常生活が楽しかったので満足度は高め。
特に祝は、石那曰く「おとなしいし、素直だし、術はすごいし、ちっちゃくて可愛いし、おさななじみだし、そのうえCカップ? 神様、そんなの不公平すぎるわよ!」と言う実に魅力的なキャラに仕上がってました。
客観的に見ると突出した面白さに欠けるので佳作かな…。シニカルなところとオタクネタがごっそり抜け落ちて少し真面目になった佐藤ケイと言った感じの作風は自分好みなので、しばし楽しめそうな予感。
(期待度: ★★★, 満足度: ★★★, 巫女度: ★★★★)
FANTASY Bookmarkより。
この作品が大ヒットするような状況は何やら恐いような気も…。
春アニメの中で好きな作品だったこともあり、豪華なライナーノーツは一度は見てみたい。ただし全7話でこの値段はちょい高いので、セールで見かけたら買ってみると言うことで。(^^;
ここに来てマドラックスを中心にして女同士の関係が激しく入り込んでバチバチと火花を散らし、ここぞとばかりに決めセリフの乱舞。「私あなたが好きです。あなたがやさしい人だから。あなたはやさしい人殺し」───徐々にマドラックスに惹かれていくマーガレットは相変わらずボソボソした口調。「お嬢様のためなら私は無敵にだってなれます」───本当に無敵モードを見せてくれそうなエリノアさん萌え。「友達になれたかも知れない……抱き合えたかも知れない……」───最近どうも弱々になってしまったマドラックスだけど、セリフだけは相変わらず強気なのね。
いい年をしたおねー様方が、ジャングルの中で愛憎劇が繰り広げる中、カロッサアの口車に乗って、資格あるものたちは一足お先にゲートイン。相変わらず展開が遅いと言う不満があるものの、クライマックスに向かって順調に盛り上がってきた様子。
(期待度: ★★, 満足度: ★★★, ヤンマーニ度: ★)
脚本: 黒田洋介, 絵コンテ: 澤井幸次, 演出: 黒川智之
みつみキャラみたいな「こよみ」が登場。もっとも期待していたキャラなのにおとなしい系の性格でどこか印象が薄かった。
†「これは俺の誇りと尊厳を欠けた戦いなのだ。遊びでやってんじゃないんだ」
少しずつ露出度が上がってきたのはいいとして、ホント内容が薄いなぁ。福山は面倒終太郎の財力と諸星あたるの性格を掛け合わせたようなキャラで、電撃ならぬプロレス技でビシビシとしばく桐絵と言う構図なのね。主役の影の薄さが災いしてか、福山が女の子を追いかけて桐絵がおしおきするパターンのまま進展が無いのが辛い。
(期待度: ★, 満足度: ★★, うる星コンパチ度: ★★★)
脚本: 渡辺陽, 絵コンテ: 上野史博, 演出: 太田知章
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【粗筋】シリーズ3作目は「息抜きがてら、軽く明るく楽しくちょいラブなバケーション」(あとがきより)。夏休みに孤島実習のために南国の無人島を訪れた魔法建築専門学校二年A組の生徒30人と引率教師2人の繰り広げるドタバタ&風水アクション。
合宿前半で見せてくれたコメディの部分は勢いがあり、殺人料理に風呂のぞきと言ったベタなネタでありながら十分に楽しかった。ただし水着やらお風呂やら南国の夜の海辺と言った要素がありながら萌え要素はどこか薄く、ショタキャラの亜彌(九尾の狐)の見せる、主人を思う内面描写がせいぜい。後半のシリアス展開もそうだけど、男の子キャラの内面描写に力が入るのは女性作家の特徴か…?
そういうわけで女性キャラは割を食らい、新キャラとして登場した人魚の澪は、喋らないし歌わないしあまり感情を見せないこともあり、萌えキャラ的には物足りなかった。
期待していた恋愛要素も、淡い片想いのような憧れが描かれるだけで、こちらも物足りない。どうも登場人物の大半が色恋沙汰には疎そうな性格なので、あまり期待できないかも。
(期待度: ★★★, 満足度: ★★★, 夏の思い出度: ★★★)
alternative-liveより。
「萌える」が商標登録された(2ch アニメ・漫画ニュース速報 8/12)が原因だろうか?
「可愛い」なんてのも商標登録されているので、出願が早ければ簡単に取れる商標なんだろう。個人で使うのはかまわないそうだけど、手垢にまみれたみたいで複雑な心境…。
前にも情報が出ていたので折込済みだっために自分としてはダメージは少なめ。
しっかしアニメ番組を単なる放送枠の穴埋めとしか思っていないフジテレビの編成はどうにかならないものか…。以前は急遽枠を確保して放送(Kanon)したり、ストリーミングで流したり(テクノライズ)していたのに、最近は CS を見ろ、DVD を買えだもんね…。
義理の妹の茉理に対して本当の兄妹でありたいと思う兄の気持ちと、異性であることを意識する妹のすれ違いと言うギャルゲー的には定番すぎる話。ダ・カーポとは違って妹が物分かりのいい性格だったために、ラストは爽やかな終わり方で後味は良かった。毎回一人ずつ主人公争奪戦から脱落していくんだろうか?
(期待度: ★★, 満足度: ★★, スク水度: ★★)
脚本: 金子ツトム, 絵コンテ・演出: 加藤洋人
路面電車にゆられ、満開の向日葵畑の向こうは青い海が広がっていた。一人ぼっちの彩も含め、全員で夏恒例の海水浴に向かう。
大人びた服装の望、黒猫標準装備の彩、着やせするタイプのわかばなど魅力的な女性たちと和気あいあいと過ごす主人公に、みなもは遠くから嫉妬ビームで威圧する。
それが効を奏したのか夜に岩場で二人きりになれた真とみなも。ここぞとばかりにいて座のケイロンの話をして心を掴み、昨日は誕生日だった!何かくれ!と無理矢理真の唇を奪うみなも。なかなか押しの強いヒロインのようで…。
オタ向けのアニメは露出度の高めの海水浴に行く話になると作画が低下すると言うジンクスがありますが、水着を見せれば喜ぶんだから適当に作っておけ!みたいなとらえ方をされているんだろうか…? Wind でも、なんで今回が谷間なの…。
(期待度: ★★★, 満足度: ★★★★, 問い詰め度: ★)
ここに来て描きたいことはいろいろとあるはずなのに、メロスの戦士たち三者三様の別れに焦点を合わせて物語を収束させた脚本にうならされる
ボッカと小夜子が交互に手紙を読み上げる中で、淡々と展開されるロボット怪獣との戦闘シーンにも「くる」ものがあり、第一次湾岸戦争の時に印象的だったバグダッドの対空砲火を彷彿とさせる、花火のように東京の夜空を染める光の軌跡に目を奪われて、ラストの宇宙船の垂直上昇シーンまで画面に釘付けでした。
並行世界と言うあやしげなキーワードが登場するのはさておき、総理の臨終の際の「私は私の立場で人々を守っていたつもりだ」と言う言葉を受けて「それは僕も同じだと」とつぶやくモンスターキング。メロスの戦士が真に戦うべき相手は誰なのか、最後まで目が離せないです。
(期待度: ★★★★, 満足度: ★★★★★, 猫ココ度: ★★★)
脚本: 榎戸洋司, 絵コンテ・演出: 橘秀樹
最近では絶滅危惧種のようなレッドロフに汚染したサイトを紹介してしまいトホホな今日この頃…。自宅では FreeBSD or Linux なんで、http proxy として監視するアンチウィルスソフトは使っていないです(ポート監視は真面目にやってますが)。
# clamscan
/tmp/labo1-1.html: VBS.Redlof.Encoded FOUND
と貧弱(と言われる) clam でも、ローカルにファイルがあれば反応するんだけどね。
世はあまねく萌えキャラ化。
うぱーのお茶会より。
アップされたのは 6/4 とちと古いものの初見だったのと、やや具体性に欠けながらも内容ながらも納得する内容だったのでメモ。ガンダム SEED の DVD を購入した層でもっとも多かったのが、30代の男性と言うのは意外でした。
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善知鳥を食べて毒に侵されてしまった猫式神の伽羅を助けるために奔走する小角。彼の前に美少女転校生の滝川百合が現れ、善知鳥の情報と引き換えにデートを迫るのだが…。
今回も暗剣殺の刺客が主人公たちを襲うと言うパターンで、暗剣殺の野望がほのめかされたり、小角と伽羅が出会った時のエピソードが紹介されたりするものの、本筋の方はあまり進展しない。面白かったのは、前巻の六三除けの話に続き今巻の箒の話など豆知識的なネタに感心した程度かな。
今回の萌え要素は美少女転校生なんだろうけど、いきなり下着姿で迫ってくるイラストが目を引いたものの、キャラ造形が20年前のミステリアスな美少女と言った感じなので個人的には不発。役割的には主人公の小角がうぶな性格であることを強調するだけだった。一方でお気に入りの伽羅は、前半早々に食中毒で倒れてしまい終盤まで出て来ない。その代わりにボケ役で話にチャチャを入れるのは志摩。ギャルゲーなら三つ編みの眼鏡っ子と言うことで可愛い系のイラストが使われそうなのに、常時眼鏡を光らせて腐女子なんて本文でも書かれているようにどこから見ても誰が見てもオタク少女。ヤマトネタやら同人のマイナージャンルネタなどひたすら引いてしまう。自分的には古典的な眼鏡を取ったら美少女と言うオチを期待しているのに、その気配は全く感じられないです。(^^;
結局最新刊の5巻まで読んだ感想は、最初期待していた「和風魔法学園もの萌え小説」と言うよりも、「中学生の腐女子予備軍向きの作品」と言う某所で見た紹介の方が正しかったようで、ここらへんが 自分の周辺で不人気な原因なんだろう。せめて石那がボクっ子だったなら…。
(期待度: ★★, 満足度: ★★, 腐女子度: ★★★)
クラウが BATTLE POD で大活躍する話と思ったら、GPO でクラウの確保に執念を燃やすアヤカの過去話。この作品の女性キャラは、少女の頃と現在とに大きな断絶があるようで、いかめしい顔つきのアヤカも、14年前は可憐と言う言葉の似合うなかなかの美少女ぶり。
アヤカのトラウマとして描かれた14年前の惨劇は雪の日のクリスマスの出来事。GPO 長官だった父、母、弟と家族を惨殺されるのは話としては少しありきたり。しかし歩いたり駆け出したり何気ないしぐさの一つ一つが非常にしっかりしていたのに加え、雪降る中で自宅のイルミネーションを見つめるシーンから血溜りに浸るシーンまで印象的なシーンが続いて「絵」の完成度の高さを実感します。
放送期間は2クールらしいので、どこか真相のはっきりしない過去の事件と、アヤカの心の傷を癒す物語がサブプロットとして描かれていくのかな?
(期待度: ★★★★, 満足度: ★★★, クリスマス萌え度: ★★)
脚本: 鈴木やすゆき, 絵コンテ: 入江泰浩, 演出: 武井良幸
「天覧武會」は、武器使用可、急所攻撃可、対戦場所自由、試合形式自由と言う、プロレスで言うところのエニーウェアストリートファイトデスマッチみたいな試合だった。光臣と真夜が戦いを繰り広げる中で、慎は高柳道現から式刀零毀を手渡されこの大会に秘められたもう一つの目的を知る。
過去編の方は格闘漫画として普通に面白いかな。ただし謎めいた因縁話も、今回の説明で霧が晴れるように見渡しが効くようになり、これから先の展開がもろに読めてしまうのが不安材料。いい具合に裏切って欲しい。
(期待度: ★★, 満足度: ★★, パンツまる見え度: ★★★)
脚本: 石橋大輔, 絵コンテ: 片渕須直, 演出: 増原光幸
楽天証券とジェット証券が「バジリスク 甲賀忍法帖」を対象に募集したアニメファンドについての紹介と分析予定地。募集は9月から、最終決算は2006年8月とつき合うには息が長い話になりますが、面白い試みなので暖かい目で見守っていくとします。
第弐齋藤 土踏まず日記より。
あとがきに分かる人には分かると書いてあったあの街は、三鷹市から調布市にかけてだったのか…。地図も紹介されていたので、街の光景を思い浮かべながらもう一度読んでみよう。
矢継ぎ早に繰り出されるギャグ&パロディ。そのヒット率が臨界点を越えると、作品全体が見違える程に面白く感じられる。自分的には、雅のぷにキャラぶりと嫌がる雅@釘宮理恵の絶叫ぶりがツボで、久々に萌えアニメらしく楽しめました。
このアニメって頭の弱い女の子をからかったり、幼女をいじめるのが楽しいと言うどこか歪んだ面白さがあるのは否定できない。冷静に考えると気まずいわけだけど、人類から逸脱度の大きい音速丸と、モブキャラ的に扱われる中学生みたいなメンタリティの忍者軍団がドギツさを和らげて、不快感はあまり感じられない。
グリーングリーンの「楽しさ」も同じような要素があったものの、欲望むき出しの男性キャラクターがどうも不快で素直に楽しめなかった。同じように音速丸にムカつくようだとこの作品の楽しさもだいぶスポイルされていしまうような気がする。
(期待度: ★★★★, 満足度: ★★★★, 雅萌え度: ★★★★)
脚本: 金月龍之介, 絵コンテ: 水本葉月・高橋タクロヲ, 演出: 水本葉月
主役なのに最近は年長組のパワーに押され気味のるちあ&海斗の恋愛譚。サブタイトルの「不法侵入」は伊達でも比喩でもなく、本当にるちあが海斗宅に侵入する話だった。唐突に展開されるぶっとびの超脚本がこれまた面白い。男物シャツを来ただけで外に飛び出するちあと、パペットを持ち歩くリナ&波音が何とも言えずいい味を出していた。
†「私の熱いハート、みんなに届け!」
Bパートはここに来ての新やられキャラ「あらら」が登場。妖精+魔法少女のようなコスチュームはなかなかインパクトがあるものの、性格的にはどこかもの足りず、80年代アイドル風の張りの無い歌声が悲しい。それでもコウモリさんの次くらいに気に入ったキャラなんで再度の登場を期待したいところ。
(期待度: ★★★, 満足度: ★★★★, 超脚本度: ★★★★)
脚本: 神戸一彦, 絵コンテ・演出: 後信治
†「胸だってねー、ちっとは大きくなったんだよ〜」
猫耳キャップの元気系妹キャラ菜月(CV: 新谷良子)が登場。奴隷と主人の関係しか築けないレンに見せつけるような感じに描かれた「家族の絆」は、父親の再婚相手の連れ子と言う血のつながらないの微妙な関係を期待したのにどこか大味。それ以前に妹キャラがエロ先生と並ぶウザキャラだったので、どうも見ていて疲労感が蓄積してくる。
レンが回転木馬と言う言葉を聞いて良からぬ妄想(原作では別の木馬かな?)をするあたりに笑えた程度。
作画の方は先週みたいな素敵な中割りがなかったのはともかく、目が離れ気味で顎の細い独特の絵柄を消化不良の感じで、どこかバランスの悪い絵が多かったのも残念なところ。
(期待度: ★★★, 満足度: ★★, 妹萌え度: ★)
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【粗筋】主人公は16歳のフィギュアスケーター、(自称)1000億ドルの美貌、桜野タズサ。たった一枚のオリンピック代表切符をめぐり国内トップの至藤響子と差が開いていく中で、最終選考会である日本選手権に向けて起死回生の演技を見せる。
†「笑わない すごい スケート少女」
半年程前に盛り上がっていた「銀盤」を今ごろになって読了。どうも少女の一人称文体は苦手で食指が動かなかったわけだけど、実際に読んでみると神坂一あたりの流れを組んだ男性作家による少女一人称文体で、ヒロインの性格の方も自分に素直であろうとするために周囲からは高飛車に見えてしまうと言う男性から見ると小生意気でもなぜか好かれるタイプだったのですんなりと読むことが出来ました。
フィギュアスケートの描写が秀逸と言うのは評判通り。ここにきて一人称文体が威力を発揮して、氷上を舞う主人公に感情移入したまま、緊張感や高揚感と言ったものをダイレクトに感じられるのは流石。オリンピック代表選考会の滑べりを疑似体験しているような感覚で読める。素人にはどこか近寄りがたいフィギュアスケートの面白さを、物語を通して分かりやすく見せてくれた好著。
(期待度: ★★★★, 満足度: ★★★★, 競技を見たくなる度: ★★★★★)
子供たちの視点で見るとなかなか面白い。
大いなる自尊心を胸に秘めつつも凡庸な少年少女たちが、苛酷な環境や理不尽な大人たちに囲まれて生きていく青春群像ものとして割と好きなタイプの作品で、犬にはやさしいがそれ以外はとことんダメダメな甲洋もどうも他人事とは思えない。(^^;
大人たちの視点で見るとうんざりさせられる。
無能無策な指揮官にアホな国連のオバちゃん、"家族"を失ってすぐの母親に、再び娘を押しつけようとする研究者、むしゃくしゃして墓を汚す整備員。子供たちのキャラを立たせるためにあえて悪意を持たせているんだろうけど、副作用で人間がやたらと薄っぺらに見えてしまう。
物語を俯瞰して見ると設定の粗が目立ち頭が痛くなってくる。
ロボットアニメなのでいちいち突っ込むのは大人げないとしても、学習能力の無い頭の悪すぎる作戦行動には目眩がしてくる。
さらに瓦吹き屋根がずらりと並ぶ風格のある島の町並みには毎回感心するのに日常生活の中で島の経済・文化と言った特異な設定が説明されないのにも不満を感じてしまう。
飛龍乱先生のようこそマジカルポッドで紹介されていた制作会社の竜宮島回覧版・閲覧室を見ると、なぜ敵(フェストゥム)の能力や目的、「あなたは、そこにいますか?」の問いかけの意味、なぜファフナーでないと対抗出来ないのか、半裸の少女は何をしているの?と言った謎の多くがこれみよがしにと解説されていて、それらを期待してアニメを見ていた自分的には拍子抜けしてしまった。ここらへんの設定が脚本を通して見えてくればもう少し楽しく見られるのに…。
(期待度: ★★, 満足度: ★★, DQN住民度: ★★★★)
脚本: 山野辺一記, 絵コンテ・演出
福山がメインから外れると雰囲気はがらりと変わって、別れと再会のいい感じのハートフルラブコメになっていた。
ピアノソロが主体の音楽など、雰囲気的には上々と言いたいところだけど、何か物足りない。ミハルと過ごした時間がさっぱり心の中に浮かばず、この手の話で重要な「喪失感」が感じられなかったのが大きな原因だろう。仏作って魂込めず
しかも再会の喜びもどこへやら、ラストには脈絡もなくランドセルを背負ったロリキャラも追加投入。それにしてもこの主人公、女性恐怖症なのにエロ本が好きだとは器用なヤツ。幼女なら大丈夫とか自分の可能性を切り開いていくのだろうか?
(期待度: ★★, 満足度: ★★, 喪失感: ★)
脚本: 渡辺陽, 絵コンテ: あおきえい, 演出: 山口美浩
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【粗筋】日本代表としてトレノ五輪にのぞむ桜野タズサ。マスコミからは嫌われ、女帝・リアの演技に圧倒されるなどプレッシャーの中で果たして金メダルを獲得することが出来るのだろうか?
†「氷の上の すごい 対決」
この作品でもっとも楽しみにしていたフィギュアスケートの描写は期待以上のものがありました。凝った文章から文学的なイマジネーションが刺激されるものではなく、テンポ良く展開される平易な文章から映像的なイメージが掻き立てられると言うもので、今回もまたリンクを上を可憐に舞うタズサの演技を「見る」事が出来たと思う。
前巻では物語的にはどこか浮いた感じのカナダ人幽霊のピートが今回は重要なキャラだったのも○。オリンピック決勝が近付くに連れて孤立感を深めていくタズサの良きパートナーだったり、クライマックスの焦燥感を高めていたのも彼がいてこそ。
ただし手放しで褒められないのは、マスコミとの対決が中心の前半の展開がどこか平坦なことと、一人称小説の欠点である主人公以外のキャラが薄味だったこと。まぁ良くも悪くもライトノベル的と言ったところでしょうか。
(期待度: ★★★★, 満足度: ★★★, 絵が浮かんでくる度: ★★★★★)
好きなら、言っちゃえ!! 告白しちゃえ!! で紹介されていたバナー掲載サイト募集のお知らせは知らなかった。
アニメとは違い18禁ゲームの場合は、購入するかどうかの判断に地雷処理系のサイトに掲載されるレビュー記事に頼ることが多く、影響力は桁違いだった。
公表部数4万部のコンプティークで、表2の見開き広告を出すのに130万円、公称35万部のニュータイプで、縦 1/3 ページの広告で 36万なんてのを見ると、Web 広告の方が効率がいいのではと思ってしまう。スポンサーとして広く薄く影響力を広げるのも悪くなさそう。うちにみたいなやる気の無い零細サイトには縁もゆかりも無い話だけど。
OP やら夢やらで何度も暗示されていた別の世界の話がついに介入してきた。普通の文系部活学園もののまま終わらない日常を楽しみたかったのに、シリアスな終末世界に向かっていくのね…。
話の方は、前回・前々回とヒロインが一人ずつ討ち死にしていく中で、今回は美琴のお当番。唐突な話が多く「美琴の話には驚かされてばっかりだ……」ってこっちが愚痴りたくなる。夜のベンチのところの直樹の胸で号泣するシーンも、準備不足&伏線不足のようで、せっかく盛り上がる場面も不発気味。
それでも今回は天文部の観測で、夜通し結先生といちゃいちゃしながら手作りパンプキンプリンを食べると言う凶悪な萌えイベントがあったので、自分的には手応えがありすぎ。「年上、外見性格ともに幼女、先生」と言う設定は反則過ぎるよ〜。
よく分からないのは Wind →はにはにとクロスさせながらしつこく続く誕生会ネタ。これで合計4度目の5人目だと思う。しかもプレゼントは球サボテンのラッピングと言うデジャブを感じさせるもの。ここまで続くと偶然の一致とは思えんなぁ。
(期待度: ★★, 満足度: ★★★, 何度目だ!誕生日度: ★★★★)
脚本: 佐藤和治, 絵コンテ・演出・作監: 加藤洋人
†「みなもお姉ちゃんとたーっぷり楽しんでってね」
物語的には、みなもと彩の三人で商店街の夏祭を楽しむと言うたわいもない話だけど、おなじみに CG 背景を含めて、見る人を疑似体験させるためのきめ細かな情景描写が十分すぎる程だったので個人的には大満足。忘れがたい夏の夜の一ページと言ったところでしょうか。
Wind と言えばみなもの問い詰めを第一に思い浮かべますが、前回の夜の海で不意にキスされて彼女の気持ちは十分に伝わったはずなのに、二人っきりのデートをすっぽかして彩を誘ってしまうあたり、真の方がダメダメのような気がしてきた。彩も彩で常人とは違う長い寿命を持っているような感じだけど、色事の方はさっぱり気が効かないのね。
なぜか楽しかったのは彩との会話。「…ここです」「…美味しいです」と、ぼそぼそつぶやくような彩のセリフが良かった。人になかなかなつかない愛想の悪い猫みたいで、ついつい何とかしてあげようと構ってやりたくなるのだ。
(期待度: ★★★★, 満足度: ★★★★, 背景美術: ★★★★)
「スーパーキャッチ作戦」と名前を聞くだけでリアルタイムで見て盛り上がった時の感動が甦ってくるシリーズ中盤のクライマックス。男の子なら何も言わずにとっとと見ておけと言えるくらいに完成度の高い話で解説は不要だろう。
巨大にしたU字型磁石そのものと言っていいスーパーキャッチ光線砲に、レトロなパラポラ兵器の原子振動砲、さらには殲滅爆弾といったネーミングセンスを含めてネオノーチラスの武器センスには思わず笑ってしまう。
キャラ的には、「俺は射撃の天才です」とカッコつけのサンソンがこれまた決まっている。さらに愛しのガーゴイル様が今回も素敵なワンマンショーを見せてくれた。
「ネモ君、これが私からの地獄への招待状だ。受け取ってくれたまえ」「そろそろチェックメイトだな」「愚か者の辿る末路だ」などと能面で白々しく悪役を演じているかのようなセリフ回しがダンディ(嘘)でこれまた引き付けられるんだよね。
(期待度: ★★★★, 満足度: ★★★★★, 燃え戦闘度: ★★★★★)
脚本: 大川久男・梅野かおる, 絵コンテ: 樋口真嗣, 演出: 高山文彦,作監: 貞本義行
かーずSPより
ほぼ同じ枠だった「そーなんだ」と比べると大差が無いような気が…。あと「カレイドスター」のように、新規のアニメ枠は視聴者が固定するまで時間がかかるような気がする。
void GraphicWizardsLairより。
異文化接触くらいのインパクトがあったぱど厨に比べると普通の厨用語集。サルネイムなんて勘違いする人いないだろう…と思いきやけっこう引っかかるのね…。
ギモンなのが、(核爆)や、(木亥火暴)で、小中学生でこの手の表現を使う人は果たしているのだろーか?
これまで全く語られてこなかったムゲンの過去話。海だ!幼なじみだ!悪友だ!と伏線もなくいきなり登場する導入部はちと冷汗ものでしたが、ラストの御用船襲撃は意表をつく展開だったので意外と楽しめた。殺伐としてどこか虚無的なムゲンの性格も、流刑地で生まれ地獄のような場所で少年時代を送ったからと言うことで十分納得。
ゲストヒロインは同じく琉球の島出身のコザ。琉球と言うよりもどこかアイヌの民族衣装みたいな雰囲気を持つ彼女は正直フウよりも好み。しかしどう転んでも長生きできそうもないなぁ。
(期待度: ★★★, 満足度: ★★★, 琉球海賊度: ★★)
脚本: 小原信治, 絵コンテ: 片山一良, 演出: 吉本毅
はっぴい!ぱらだいす!駄文にゅうすより。
インパクトある写真だ。この環境なら Gentoo Linux も楽々使えそう。それにしてもこれを使うと電気代いくらかかるんだろう…。
新たなる安息場所にロスを選びクラウたちの逃避行は続く。そこで声に導かれてたどり着いた場所は厳重に警備された研究施設で世界に3ヶ所しかないリナクスエナジー発電所で「広い世界に出て行きたい」と言う言葉を確かに聞いた。
順当に設定と伏線の消化とまっとうな展開が続き、ネタっぽいところが少なのがちと不満に思えてきた…。それでも、白い帽子とノースリーブの服で夏の少女みたいなたたずまいのクリスマスが今回も可愛くて、飛行機ではしゃいでいたりと無垢な喜びは見ていてこっちまで楽しくなってくる。
恋人のように二人の気持ちが一つになっていく中で、GPO の対リナクス兵器によるサプライズが見事成功して二人はあっさりと確保される。以前は無敵なクラウに文句を言っていたわけだけど、最近は負けが込んできたので爽快感に欠けるなぁ…と愚痴る。
(期待度: ★★★, 満足度: ★★★, グラサン恐いよクラウ度: ★★★)
脚本: 吉永亜矢, 絵コンテ: 須永司, 演出: 森山雄治
凌辱され(かけ)た真夜の姿を見てブチ切れた慎は再び魔人化。ここまではチェインの計画通りだったものの、バーサーク化した慎は敵味方を問わず手当たり次第に殺戮を開始して手が付けられなくなる。
物語の方は完全に慎・光臣・真夜、三人の因縁話になってきて、OP で踊っているヘンな人たちは一体誰よ?それはそうと今回は、チェインが慇懃無礼系の悪役として一皮剥けたようで、北斗の拳を彷彿させる残虐描写(笑)があったりとなかなか面白い話でした。分かりやすい悪役がいると安心して見ていられるよ。(^^;
全体的に絵は低調、そんな中でなぜか印象に残ったのが絵は、診察室の光臣を入口から覗く|6!|人(爺の道現もいるよ!)の顔で、微妙なヘタれ感がなぜかマッチしていた。
このところ縦ロールの五十嵐絵美嬢が上昇中。忠実でまっすぐなところとか、この頃は目をうるうるさせたりと可愛いところも見せてくれる。他にも文七をきつい目でにらむ真魚の強気なところや、体操服ブルマ姿の真夜など女性キャラが妙に魅力的だった。
(期待度: ★★, 満足度: ★★★, 馬鹿悪役度: ★★★★)
脚本: 石橋大輔, 絵コンテ: 前沢雅彦, 演出: 鎌仲史陽
†「禁じ手になった、私の演技を見せるキャット」
原作だと前回大活躍の雅が登場する以前の話なので、やっぱりアニメでも出て来なかった。雅の絶叫を聞けないのは寂しい。
それでもこの作品の基本とも言える、お色気ギャグと下品なネタが充実していたので今回も十分に楽しめました。Aパートは、忍の猫又コスプレ&エロガッパコスプレときて、楓の体操服ブルマ姿と魅せる魅せる。さらには後半の触手と戯れる忍。ギャグの面白さは最初に読んだ漫画にゆずるにしても、アニメの方は原作よりエロさ200%アップのサービスぶりで、二度楽しめる作りになっている。
(期待度: ★★★★, 満足度: ★★★★, 楓の体操服姿: ★★★★★)
脚本: 金月龍之介, 絵コンテ・演出: 寺東克己
夏休みの終わりとともに台風娘みたいな3人もそれぞれの故郷に戻り、パールルピアもすっかり寂しくなってしまった。そんな中でパールピアリに泥棒騒ぎ、果たして犯人は?
るちあの通い妻疑惑、少しずつ失われた記憶を取り戻していく海斗、何かによって苦しめられているミケルと物語の重要な伏線が紹介されていたもののお話的に中身の方はさっぱり。
海斗をめぐってるちあとみかるの三角関係が描かれるわけだけど、思い詰めた病弱娘と言う感じのみかるの方が魅力的。夏なのに肩に上着をかけているみかるにぐっと来てしまう。えっ、みかるとミケルの関係?そんなの聞いてないよっ。
(期待度: ★★★★, 満足度: ★★, 無駄バトル度: ★★★★)
脚本: 笹野 恵, 絵コンテ: 高橋 滋春, 演出: 高橋 滋春
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遊びにいくヨ!の新刊が見つからなかったので、毀誉褒貶の激しい富士見ミステリー文庫の中でも伝説的な作品を読んでみた。男女合同高校空手部のゴールデンウィーク合宿で起こる連続殺人事件。空手の有段者を瞬殺したのは誰なのか?しかも密室で?と言った内容で、前半の学園格闘ものみたいなノリは嫌いじゃないし、主人公が猫好きなのにも好感が持てる。
しかし待っていたトリックがアレすぎる。ありえない。
「第一回富士見ヤングミステリー大賞、大賞受賞作」、「空前絶後のトリック!」、「有栖川有栖先生より力強いお墨付」、「この世にただ一つの密室殺人」と言った褒め言葉は自爆覚悟のブラフだったのか? 助けて〜流水先生。
せっかくのホームステイも自分が必要とされない空しさに、別の道を歩むことを決めるミゥ。これで最後とばかりにレンに決闘を申し込む。
†奴隷が主人を選ぶ下克上な状態をギフトと言う
ミゥの過去に迫ったシリアスな展開。村上春樹的な古井戸と言う記号の使い方がされていたり、ミゥが臆面もなく自分のトラウマをさらけだしてくれたので、伏線ともども分かりやすい、ちょっといい話にまとまっていました。これで思う存分に嬉し恥ずかしの三角関係でも怒涛の四角関係でも見せてくれ!
(期待度: ★★, 満足度: ★★★, 幼女から奴隷のミゥ: ★★★★)
脚本: 吉岡たかを, 絵コンテ: 水本葉月・鈴木行, 演出: 米田和博
竜宮島から北に130kmの地点で発見された謎の島の予備調査のために大部隊が派遣された。そんな中で狩谷由紀恵は別動隊を編成して独自の判断で中枢のワルキューレの岩戸探索に当たるが、そこで見たものはフェストゥムに融合された半裸の少年だった。
†「わたしはオマエだ」
前回登場した溝口は、陸戦部隊の隊長と思いきや、ワンマンアーミーで部下無しなのね…。それでもこの作品にしては珍しく、余裕のある大人として描かれてた人間味溢れたキャラだった。物語の方も、正体不明のフェストゥムに翻弄されるよりも、今回明らかになった司令部内部での対立の方が興味が持てたりと、今回はそれなりに面白い。
いきなり分かりやすい腹黒キャラになってしまった狩谷。表の顔は主人公たちの担任教師でありながらファフナーの子供パイロットのためにあえて厳しいところを見せていたのかと思いきや、部下をあっさり見殺しにしたり、いざとなると先頭に立って逃げ出そうとするする典型的なダメ指揮官だったとは予想できなかった。
彼女と対立するはずの真壁司令の方は相変わらず希薄な存在感のまま。ここらへんはイメージ的に最近の父親像を反映しているのだろうか?
(期待度: ★★, 満足度: ★★★, 甲洋ウザ度: ★★★★)
脚本: 山野辺一記, 絵コンテ: 大塚健, 演出: うえだしげる
ラブコメで続編は難しいと痛感したのがこの作品で、一度関係を持った二人と言う前提条件があるので、パンツが見えたり添寝して頬を染めたりと言ったラブコメ定番のイベントがことごとく「なんで今更?」と言う感じが強くさっぱり気分がのらない。
そこらへんを先取りしてか、続編では桃井はるこの演じる水無月ちかの出番が増えているんだけど、スク水焼きは夏の風物詩と言うこともあり年中見せられても飽きるだけだった。
†「これからもずっと好きでいさせてください」
そんな中で今回は珍しく葵と薫の恋愛が順調に進展しているのをストレートに描いた話で、年齢相応にデートしてホテルでベッドインと言う捻りの無い話ながら、葵ちゃんの天然記念物級の一途な思いを見ることが出来て大満足。美術・作画ともに上々で、シリーズ最高傑作!…と言うかこれ以外の話は不満ばかり(^^;
(期待度: ★★★★, 満足度: ★★★★, 超大和撫子度: ★★★★★)
脚本: 金巻兼一, 絵コンテ: しまづ聡行, 演出: 雄谷将仁
CAX の日記より。
新機能の紹介とハードメーカのサポートページへのリンク。一部機種で要BIOS アップデートがあったりと、トラブルは少なくなさそうだ。
かーずSPより。
最初に登場するのが低音ノイズ対策。最近のパーツは以前と比べると騒音に気を配っている一方で振動は相変わらずで、シャーシの共振で悩むのは避けては通れないようだ。
ページの終わりまでの反論先の記事。
前日取り上げていた CCさくらとを持ち上げるために、他作品を執拗に貶めるところはちょっと近視眼的になっているかも。CCさくらも狙いすましたような萌え作品なんだけどね。
マハルの依頼で地球に婿探しにやってきたコヨミ&トモカ。トモカは最近流行りの、なのだ系の幼女キャラの割には破壊力が弱く個性の無いキャラに仕上がっていたのが残念。
霧が晴れてくると今度はあまりの内容に目が点。女の子を出してコスプレ姿とか半裸で嫌がっているところを見せる。それが全てだと言わんばかりの筋金入りの内容の無さを感じてしまう。
もちろんこういうノリは自分的には嫌いじゃないんだけど、やっぱり福山の存在が露骨すぎて自分の望むところのまったり系萌え空間とは相容れない。最近のアニメだと藍青のティナとか某白薔薇様みたいセクハラ好きの女の子キャラと言うソフトなパターンに慣れてしまったからだろうか?
(期待度: ★★, 満足度: ★★, 幼女キャラ: ★★)
脚本: 渡辺陽, 絵コンテ: そーとめこういちろう, 演出: 花井信也
ようやく復活したマドラックスが下乳を見せてくれたり、久々に無敵モードのマドラックス撃ち?を堪能させてくれたりと獅子奮迅の大活躍。もっともかっこいい…と言う気持ちはサッパリで、やっぱり馬鹿アニメとして楽しむのが正解なんだろうな。(^^;
伏線はぼちぼちと回収されていたようだけど、真面目に見ていなかったんで感触は今ひとつ。それよりもナハルに「マーガレットにかかわる権利は無い、その資質もない」とつんんけんに言われたエリノアがどう挽回するかが楽しみなところ。
(期待度: ★★★, 満足度: ★★★, 自分がこのアニメを見る資質: ★★)
脚本: 黒田洋介, 絵コンテ=澤井幸次, 演出: 黒澤雅之