やっぱり 地上波→ CS の流れがこれからの主流か? 適度に見るアニメをフィルタリングしてくれると言うメリットもありますが、これはと言うアニメも増えてきたのでそろそろ導入が潮時かなぁ。
CAX の日記より。
数人の社員が書いているコラムのようで地味ながらもなかなか面白かった。SFC/MD 世代向け?
†だって、お友達になりたかったんだもん。
うわー、作画悪ぃー、こんな性格じゃ萌えねー、などとうわごとのようにつぶやきながら見ていたんだけど、「お父様、お母様、先立つ不幸をお許しください。。ちとせはこの17年間だらだら病気がちで、いい事なんて一つもありませんでしたー」みたいなセリフを耳にすると、拾ってきた病弱な子猫に同情してしまうような感じで、ついつい見守ってあげなきゃと庇護欲を掻き立てられる。(^^;
ギャグ作品的にはナンセンスノリの A パートの方が面白かったですが、雰囲気的にはちとせがヒロインの B パートが好き。
プラネテス(#01)の実写ドラマでも十分に通用しそうな密度の高い脚本は、凄いと思いつつも引き付けられるものが無かった。
自分的には、身長130cm の天才小学生ガールが、ふとしたきっかけで社員は全員若い女性の零細スペースデブリ回収会社に入って繰り広げるドタバタ…みたいな企画キボンヌ。
orz ちょっと古いネタだけど地道に更新されていたので。
衝撃の第一話を見て以来、再放送を見て、ビデオで見て見て見て、単行本を買って買ってと、先週は一期一会の作品に出会えたかのようにムチャクチャはまって、「気分はいつもぐ~るぐる~、シノブで~すぅ」の OP 曲が脳内で延々と鳴り響いてました。特に原作漫画の面白さは異常。
漫画の原作を読んでしまうと、アニメの面白さが半減してしまうと言ういつものパターンは今回も同様で、第二話はギャグ作品的には水準レベル。もっともひた続く若本規夫劇場は強烈で、なんかこの人の声のイメージがガラリと変わって得たものと引き換えに大切な何か失ってしまったような気がする。
自分がこの作品に惹かれたのは、可愛さ満点のキャラクターキャラ作画と声優のボイスと言う萌え要素なので、作画さえ安定していればそれで良し。現代アニメに不可欠な百合要素もたっぷりだし、見事なぷにっぷりの忍・雅姉妹を見ているだけでも心が安らいでくる。(^^;
脚本: 金月龍之介, 絵コンテ: しまず聡行, 演出: 高橋タクロヲ
†「武哉は、レンのご主人様なのだ」
テーマ曲のラブスレイブと言う曲名に嫌な予感を感じていたらこれかよ!
主人公がアニメ版ハピレスの主人公に見えてしまう上に内容的にコンパチ度が高めなので、HAPPY☆LESSON のスタッフがちょびっつを作ったような作品と言う、ミもフタもない感想を抱いてしまいそれ以上のものは感じられなかった。
それにあっちはマザコンと言う異様な甘ったるさを消すために微妙に抑制が効いていたのに、こっちはサービス過剰と言うか露骨と言うかこれみよがしな作りなので、波長が合うまでしばらく時間がかかりそう。ラブコメと言うより、ちょっとエッチなシチュエーションを楽しむだけの作品と言う気がしてならない…。
脚本: 吉岡たかを, 絵コンテ・演出: オザワカズヒロ
自分的にピッチの傑作回と思っている「パニック イン パールピアリ」(大晦日にダークラヴァーズの四人がパールピアリに客としてやってきて闇鍋をする話)に匹敵する面白さ。登場キャラの多さによりしがらみの増えてきた主役三人に比べて、新マーメイド達はやたらと腰が軽くて、何かいろいろとやってくれそうな予感。
登場した当初は、印度の二代目人魚と共にロリ担当と思えたココは、本性が出たのか、アロ~ハあたりから性格がぐっと軽くなって今回はもうイケイケ状態。最近おとなしい波音の暴走機関車を思わせるものを感じた。これでダークラヴァーズが復活してくれれば、真の全員集合だったのに…。
新シリーズになって見たり見なかったりしていたので、レディバッドは新キャラかと思ってた。例によってパターンなやられ方なわけだけど、彼女の中性的な魅力がなかなか新鮮で、これからも出て来てちょーだい。
脚本: 神戸一彦, 絵コンテ・演出: 高橋滋春
細かいディテールはしっかりと描かれているはずなのに、全体的にちぐはぐで作品としてどこかバランスの悪さを感じてしまう。
キャラの交流も今のところ設定を見せられた程度。脱げば凄いんです…じゃなくてパイロットスーツを着れば、女の子キャラの魅力もグ~ンとアップ!…すると思っていたのに、手足のだぶっとしたところがどうも不満で、見ていて嬉しくない。(^^;
ツッコミは今からだと屋上屋を重ねるようになるのでおいといて、この作品のカラーになりそうなのが、一人だけ独自の精神世界に沈殿しているような主人公がつぶやく戦場ロマンポエム。「甘噛みさんが通る」では「湾岸ミッドナイト」を連想していたけど、自分は PS の「レーシングラグーン」を思い出しました。ヤンキーポエムのめくるめく世界をもう一度!
脚本: 山野辺一記, 絵コンテ: 鈴木吉男, 演出: 吉川浩司
TomOneのねもと(7/20)から
全シリーズ+劇場版まで網羅しているとは凄い気合いだ。
アニメキャラと言えば年中同じ服と言うのが古くからの伝統だけど、作中でこれだけの服を用いたアニメスタッフがいい仕事をしていた事も今にして分かった。
行動を読まれて、金曜仮面のフライデーとアンファンの実行部隊に捕まるマドラックス。わざわざ廃虚のセットを作って彼女の記憶を呼び起こそうとするも、ヤンマーニパワーの前に敗退。
ストーリーはほとんど把握できていないわけだけど、今回は真下チックに挿入歌が多めだったのと最近活躍していない鬱憤をはらすかのように裸になって廃虚で大暴れするマドラックスが見られたので良しとしよう。
NOIA の「月下之茶宴」みたいな話を楽しみに見ていたのにもう16話か…マーガレットとマドラックスたちの甘い一時、それとがマトリックス避けを覚醒する時は来るのでしょうか? 本編は「領域」とか「本質」とかあまりにも抽象的な言葉で会話しているのでわけ分からん。やんまーにやんまーにやんまーに、いぇいぇ
脚本: 黒田洋介, 絵コンテ: 澤井幸次, 演出: 黒川智之
まったりとした日常ながら、朝から夕方まで隣にいる女の子をとっかえひっかえの忙しい主人公。話の方は前回に続いて回も学校行事ネタ。
サブタイトルにもなっている「身体検査」は、ブルマと体操服を見せとけば愚民どもは喜ぶだろうと言うよなヌルい作りでがっくり。
お色気・可愛さ・萌えと今ひとつパワー不足の生徒ヒロインに対して、恭子先生と結先生の存在感は頭一つ飛び出している。確かにあざといキャラなんだろーけど、結先生が登場するだけで頬が緩むなぁ。
脚本: 金子ツトム, 絵コンテ: しまづ聡行, 演出: 榎本守
新キャラは属にダウナー系とか言われる自分の殻にこもった淡白な感じの女の子。…まぁエロゲーではステレオタイプのキャラなのでそう珍しくはないんだけど、好きなタイプなんで期待しておこう。
今回も見せてくれたのは妹のひなたで、コロコロ変わる表情やオーバーアクションのところなんかはアニメ向き。もっともみなもの登場で、話によっては音夢化しそうなのが不安材料。最後まで元気いっぱいなところを見せて欲しい。
相変わらず地味ながらも、小奇麗にまとまった背景の街並みなど雰囲気的には好きな作品になりつつあるかな。
ピッチに続いてこっちでもココが大暴れ。伊達に武装演劇集団の男三人を尻に敷いていたわけではなかったようで、お子ちゃまなボッカを相手に、小悪魔的な媚態を見せる。ここらへんはアニメーターの想像力を垣間見せてくれた感じで、きわどいながらもギリギリのカットと、フルーツを使った性的イメージを暗喩するカットで、コミカルに大胆に行為を描いていたのが素晴らしい。(^^;
両親に裏切られた小夜子や両親の顔を知らないココの不幸な過去や、父母のゆがんだ愛情で、屈折したエリートとして育った小夜子の兄・秀馬の話と言った重苦しくなりそうな回想シーンも、女性陣のコミカル活躍の前にすっかり影が薄くなってしまった。
脚本: 榎戸洋司, コンテ: 福田道生, 演出: 高田耕一
†「さぁ戦おう」「お断りだ」「じゃあ歌を聞け」
ちとせ目当てに見ているので、出番無しとは許せねぇー。とは言え今回のフォルテさんの見合い話(でいいんだよね)面白かった。
なんでもありの年中無礼講みたいな作品なんで、余程の事がないと驚かなくなってしまったわけだけど、今回は最初から最後までサッパリ先が読めねー。自分が予想したナナメ30度上くらいのところを驀進していた。何なんだよスパイダーゾーンって。
脚本: 石橋太助, 絵コンテ・演出: 荒木哲郎
†誰もが夢の中で踊り続けた。そして全てを忘れ、全ては幻となった。
第一話に次ぐ面白さだったりします。語り手を用いて、50年前にあった真実とは何か…と言う興味を掻き立てるような構成はあまり成功していたとは思えないですが、豪華絢爛な作画スタッフに支えられてムゲンの走りを見ているだけで何かと嬉しかったりします。
前回に続いてのトボけたオチも魅力的。生真面目な人情ネタをやるよりはこのノリを期待したいところ。
シュールと言うかサイケデリックな色彩の、僧兵の頭領とムゲンの対決シーンを描いたのは、原画の湯浅政明氏(*1)らしい。ちぃ覚えた。
脚本: 佐藤大, 絵コンテ: 今石洋之, 演出: 遠藤広隆
IG 制作と言うことで、ハイクオリティな大作アニメを予想していたのに、どこか普通の古くさい 和風 RPG ストーリーになってしまった。自分的には、遅ればせながら昨年ちまちまとプレイしていた「俺の屍を越えてゆけ」を思い出す。
うぱーのお茶会から。
うはー、無性に読みたくなってしまったではないかっ。同じような設定の作品世界がある中で、Kanon の作品世界は、未だに頭一つ飛び抜けて魅力的な逃避空間だったりします。なんでだろう?
日本人として生まれたからにはいつかは欲しいと思いつつも、美術品収集と言うことで、貧乏人には手の出ない世界。グルカ刀あたりで我慢しておきますか…。
ソラミミなのか何気に OP の SE が大増量。回を加える毎に OP の SE やボイスが加わっていた一方で、内容は最後まで空回りしていたハピレス ADVANCE を思い出しますが、こっちの方は毎回安定した出来。今期一押しの作品は、やっぱりこれだな。忍でも楓でもいいから、むっちり太股の上で膝枕したいっ…。
前編はダブル音速丸の独壇場。例によってラストのオチが弱いのは相変わらずなんですが、ネームのセンスがキリリと光る。「有給とってエロゲー」はサテオキ。脳を突き刺す釘宮理恵のロリボイスは、雅の小生意気そうなところにぴったりでこれまた強烈なキャラだった。
後半は説明不要のお色気回で楓のぴちぴちな肢体をむっちりと鑑賞。こちらもまた女の子天使説とか選挙でブルマ廃止論とかどうでもいいネタが面白いな。
脚本: 金月龍之介, 絵コンテ・演出: まついひとゆき
渚の激しいアタックにもかかわらず、相変わらず振り向いてくれない波音のジェラシーを掻き立てるために、ココたち三人によるラブラブハートアタック。名付けて、渚で渚に恋をして作戦。前半は軽いノリの馬鹿話で、この手の雰囲気が好きな自分としては満足度高め。それにしても人のいない海だねー。
後半は蘭花さん再登場。しかし早くからマンネリ感を感じた十二楽坊ネタは今回も今ひとつ冴えず、レディバットの存在感と比べるとどうも物足りない。波音と渚ののろけ話みたいな展開も、初々しすぎて雰囲気の点で今ひとつだったな。
それよりも見慣れたキャラが再登場していた次回予告でびっくり。次回は前シリーズのファンとしては必見か?季節がら、盆だから帰ってきた…と言う悲しい話じゃないように。(^^;
脚本: 笹野恵, 絵コンテ・演出: 松本マサユキ
早くも新展開の逃亡生活が見られるのかと思いきや、別の街で同じようにエージェントの仕事を見つけ同じようにマンションで生活する二人と言うことで、似たような話が続く…。そういうわけで、よく動く戦闘シーンはあったのに全体的には地味な印象。前回までは日常での一コマに光る場面があったのに、それも無し。伏線回か?
脚本: 吉永亜矢, 絵コンテ: 武井良幸, 演出: 平田豊
<という話だったのサ =完= (AA略)と言う長~い長~い回想シーンは終わり、久しぶりに現代編。男どもは小粒だし、ヒロインはぶっさいくだし、すっかり老けてしまった文七を見ると、あの頃に戻りたい…と思わずにはいられない。(^^;
久々に幼女モードの真夜が登場するも、作画が微妙すぎて今ひとつ萌え切れなかった。それにしても校舎で日本刀を振り回す基地外男みたいなキャラが多すぎて、なかなか話が進まない。
脚本: 石橋大助, 絵コンテ: 平塚佳雄, 演出: あきつ南
くるぶしあんよさんのシスプリ考察総編集。B5 で360ページと言うのは凄いボリューム。自分もこの人の考察を読んだことでアニメ版シスタープリンセスの評価が急上昇と言う、価値創造を伴うレビューなので、Webで読まなかった人にも読んで欲しいです。
表紙イラストで描かれる作中で使われた小道具の数々が、またいいんだよなぁ。
武哉を追って学校にやって来たレンは、同じく DeaS の留学生であるミィと勘違いされて、うやむやのうちに転入生となる。
新キャラのミィやニアが登場するものの、どっちもトラブルメーカーみたいな感じなので、どうも萌えにくいなぁ…。今回は主人公がやかましくがなり立てる声と、随所に見られた崩壊作画により、見ていて居心地の悪さを感じてしまった。
獣人系のニアは CV が田村ゆかりと言うことで、期待はしているんだけどねぇ…。
脚本: 吉岡たかを, 絵コンテ: 谷川しろう,演出: わたなべぢゅんいち
マシュマロタウンで暴利を貪るカナリアドーナツにライバル店出現。果たして全国チェーンのコンドルドーナツにカナリアドーナツは打ち勝つことが出来るのか?
味平チックな料理バトルや、アルジュナ流にファーストフードの食品は汚染されています!永田農法万歳みたいな派手派手な展開を期待していたのにどこか地味な話。バジルは精神的にも肉体的にも可愛くなかったりと、印象が薄かった。
脚本: 笠原邦暁, 絵コンテ・演出: 松浦錠平
かーずSPより。
最近あまりライトノベルを読まなくなったのに、ここでリストアップされている作品はかなり読んでいるなぁ…。(^^;
秋山瑞人作品が二つも上位にあるのは、人気に加えてイラストに比べて内容が重過ぎるからなんだろうか? ちなみに最近の本でもっとも落差が大きかったのは、26位にランクされている「パラサイトムーン」で、はぎやまさかげの描く萌えヒロインと、伝奇小説で描かれる地方の村特有の重苦しい雰囲気が見事にミスマッチ。クトゥルー神話にはまった人には向いていそうな作品なのに、表紙絵とピンナップで思いっきり人を選びそう。
†粗筋
総士の名軍師ぶりが見られるのかと思いきや一騎の命令無視で全て台無し。父親も真壁史彦も司令代理としては減点続きで、島を新国連に発見されたり息子に甘いところを見せたりと親子揃って足を引っ張る。
†島内ラブコメまだ~?
親たちの家庭と軍隊職場でのギャップやら、いきなり平穏な日常から戦場に叩き込まれたクラスメイトたち。ここらへんをリバイアスみたいに群衆劇で描いてくれると面白そうなものを感じますが、実際はサブキャラの出番は少なく一騎と総士のツーショットが長々と描かれ、早くも主人公に「神の加護」が働くぬるい戦闘シーンがだらだらと続くなど、どうにも面白くなかったりします。
先生の「ここは学校じゃない!」や婆さんの「とうとうここを離れるかい。長かったねぇ」と言ったセリフも、それを支える日常描写が無かったので心に響いてこない。今回の最大の見せ場の島が動く場面は、マクロスみたいに街のブロックがガンガン移動するのかと思いきや、そういったギミックは無く、壮大な音楽が鳴り響く一方で映像的なスケールは感じられなかった。
脚本: 山野辺一記, 絵コンテ・演出: うえだしげる
古典ミステリと言うことでふと浮かんだのがヴァン・ダインの探偵小説二十則。今となってはカビの生えたものなんだろうけど、そこに書かれていた「長編小説には、死体が必要で、殺人より軽い犯罪では読者の興味を持続できない」と言うのは今でも通用すると思う。
軽く読ませてもらった感じだと感想系のサイトでは評価が分かれている。今ひとつ評価されないのは音速丸&サスケのセリフの聞き取りにくさに原因があるような気がしてきた。もっとも万人向けのギャグセンスではないので、人によりけりなんだろうけどね…。
惜しい人を亡くしてしまった。自分的に氏の最高傑作は回想録とも青春文学とも言える「僕に踏まれた町と僕が踏まれた町」。灘高時代にロックにのめり込み、落ちこぼれて浪人まっしぐらと言う、ちと暗い青春を描いた作品で、久々に再読してみよう。
ご冥福を。
>単価を7800円、全12巻で試算した場合 1巻につき1万本販売できれば収支がトントン
推定の数値なんだろうけど、2話収録で7800円ですか…凄い自信だ。
ガンダム SEED が 全13巻トータルで、130万本を突破と言う数字もあるので潜在的な市場規模は広そうでも、国内だけで平均1万本なんてのは、サムライチャンプルーでも難しいんじゃないんでしょうか?
モノグラフより。
電撃や富士見以外のレーベルが目立つようで、やっぱり慣れたレーベル以外の作品は手を出しにくいと言うのがあるのかな? あと既刊が10巻を越えると、新刊では手を出しにくかったりするので、過去のベストセラーと言えどなかなか人には進められなかったりしますね。
†outlilne
気が付くと転入生として同じ学校に通うようになったミハル。そして第三のヒロインとして登場した金髪碧眼の美少女は福山和春の妹だった。雪成を運命の人と思い込み、婚約の契りをと、猛アタックを開始する。
†「雪成様は、私の運命の人なんですからー」
少年誌連載のドタバタラブコメの典型みたいなストーリーはそう悪くないんだけど、お色気要素がことごとく削ぎ落とされているので、見せ場は桐絵が所々で見せてくれるアクションくらい。
女性を拒絶する特異体質を直すには、女性を肌で感じてもらうのが一番…と対症療法を行うお馬鹿な展開はけっこう好みなのに、それっぽい絵は見せてくれず、なんだかぼったくりキャバレーに捕まったような気分に。ヒロインのキャラデザはいいんだけどねぇ…。
黒子ならぬ黒スーツの部下を従える福山リサは、うる星やつらの面堂了子みたいにお兄様を困らせるのが趣味…と言った困ったトラブルメーカーではなく、例によって主人公に一方的な好意を燃やすご都合主義的なキャラだった。萌えるには表面的すぎる性格。
脚本: 渡辺陽, 絵コンテ: 吉川政美・あおきえい, 演出: 西山明樹彦
オタ方面ではシスプリで頂点を極めてような妹ブームも、ここに来てアニメの「恋風」が話題になったり、確実に裾野が広がっているようで…。
大人の色気の保険医と幼女な魅力のちびっこ先生のコンビは、思いっきり「せんせいのお時間」とかぶっているけど、これも最近のスタンダードなんだろうなぁ。
今回は結先生が私服を披露。上から下までパステルピンクで決めて、これが園児服に園児帽に見えてくるから不思議不思議。欲望に忠実なエロゲー原作らしいえげつないキャラ造形とは言え、次第にキャラに血肉が通ってきた…ような気もする。
ただしストーリー的には薄味で、海に出かけてもそのままの服装でプリンを食べているだけ。物語的に何を見せたいのかさっぱりなんだよね。見所はメゾよりも迫力のあるカーアクションか?
脚本: 佐藤和治, 絵コンテ: しまづ聡行, 演出: 阿部雅司
う~む、関連の薄い3~4エピソードを並べただけの、プロット的に弱々な構成なのでちょっと退屈になってきた。同じ15分と言う制約で作られたアニメ版 D.C.ダカーポの出来の良さをじわじわと感じてきます。
キャラの方は例によってひなたを見ているだけで満足。はしゃいでいるところを見るとこっちまで幸せになってくる。
†「幸運に生まれついた者に努力の必要は一切無い」
ニンジンを武器してに使いこなすフライングばにー(CV: 白鳥由里)が今回はいい味を出していた。モンスターユニオンのリーダーとして登場したチャイルドどらごんともどもシリーズ終盤での活躍を期待したいところ。最近はバニースーツが萌えアイテムの座から滑り落ちているので頑張って欲しいです。(^^;
一方で内容はと言うと、敵役の秀馬は単に爆弾で脅迫するだけのムチャクチャに薄っぺらな悪役だったこともあり、単純な懲悪アクションものになっていてあまり深みがなかったのが残念。作画の方もバンクがやたらと目立ったりと、名作を予感させる作品なだけに評価は厳しくなってしまうなぁ。
脚本: 榎戸洋司, コンテ: 福田道生, 演出: 浅見松雄
BOOKS by 麻耶より。
経営者の立場で運営藷経費面での、リアル書店 vs ネット書店、さらにアフィリエイト書店との比較。
中国で拳法を学び発勁を使う少林侍とムゲンとの対決。
高い作画力に支えられたアクションと見栄えのする殺陣は、この作品に望んでいたもので十分満足…と言いたいところだけど、このところのお馬鹿な展開が少ないとどこか物足りなかったりもします。(^^;
意外とムゲンが努力家だったのには驚いた。
脚本: 待田堂子, 絵コンテ: 大橋誉志光, 演出: 吉村章
気が付くと小学生ラブコメみたいな甘酸っぱい雰囲気になっていてびっくり。前回の劇中劇と言い、「フィギュア17」の米村正二氏がシリーズ構成にいるだけのことだけはある。
ちゃんと見ておけば良かった…とつくづく後悔。
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†これって不思議ミステリー!
第弐齋藤土踏まず日記の、「天沢退二郎『光車よ、まわれ!』を思い出した」と言うキーワードにビビッと反応して脊髄反射的に購入。結果から言えば小学生と高校生の違いはあれど確かに作品の雰囲気は似ていて、「りすか」のダメージを癒すのにちょうどいい作品でした。
内容は、失踪した母を求めて高校生のヒロインが推理マニアの友人やクラスメートたちと町の中を捜し回る、素人探偵もの。
「都市伝説ミステリー」と言うこの本のコピーからは、電撃文庫の「Missing」を思い起こしそうだけど、オカルト的な蘊蓄とは無縁の、物語内虚構で全てを説明する純粋なファンタジー小説で、作品に登場する言葉で言えば「ほんのり怖い童話」と言ったところでしょうか。
茶褐色の目立つイラスト同様にやたら地味な雰囲気ながらも、かつて自分がそこで生活していたかのようにどこか既視感を刺激する街中の描写が魅力的でした。ナチュラルな等身大キャラたちもこの世界によく溶け込んでいたと思います。
著者は清水マリコさん。評判が良かったので2年程前に購入した「嘘つきは妹にしておく」が、萌え無しエロ無し笑い無しの淡白な作品だったということですっかり忘れていたんだけど、ここ最近はオタク的イメージに満ち満ちた絢爛な萌え作品とは肌が合わなくなったこともあり、この人の描く児童文学のような普通さがやたらと心地よいです。
Tentative Nameより。
イラストにキャッチーな萌えキャラを使っているので読み応え十分。最近は from 偽装メールがやたらと増えているようで、リターンメールの量を見ると背筋が寒くなる今日この頃。
楽画喜堂より。
前シリーズでは、修正しがいのあるシーンが多かった事もあり DVD 版では手が加えられていたり、変身シーンがシルエットから肌色に変更されたりとクオリティはアップしてました。明日のぴっちは前作のキャラが帰ってくることもあり今から楽しみ。(^^;
英語ながらキャラごとにカット付きで解説されていてやたらと充実している。
リナクスの設定が少し明らかになる。このリナクスと人間の融合したクラウの体を通り二つの世界を行き来する事が出来、リナクスは二つで一組らしく「対」の存在が必要不可欠らしい。
まぁそこらへんの設定の方はともかく今回もクリスマスの可愛さは凶悪で、クラウとクリスマスが心から通じ合っているのを眺めるだけでも楽しい。
卵を割ってしまい、「ま~た~わ~れ~た~」ふにゃっとうなだれるところは圧倒的。脚本は玉井☆豪さん。パンツ連呼でお買物みたいな目に合わなくて良かったねっ。
脚本: 玉井☆豪, 絵コンテ: 入江泰浩, 演出: 阿保孝雄
†「私やっぱりお姉ちゃんを許せないよ」
出来不出来の差が大きいので毎回作画に目が入ってしまうこの作品。今回はヒロインのアップを中心に描き込みも十分で安心して見ていられる。もっとも来週は式刀零毀の力が影響を及ぼしたのか顔の作画まで微妙のようで…。
ストーリーの方は真夜の退学を動機にして、この手の作品定番の武道大会みたいな「予備戦」まっしぐらの展開なんだけど、龍眼パワーによってハートブレイキングな亜夜の存在が不確定要因になっているところが面白い。それにしても現在過去と真夜は罪作りな女やねー。
脚本: 石橋大助, 絵コンテ: 破慌汰, 演出: 三宅綱太郎
void Graphic Wizard Lairより。
悪質業者が,利用料等の支払いを求める少額訴訟を起す事例が出始めているとのこと。この手の手口はマニュアル化されてコピーキャットが次々と登場するのが世の常、人の常。いざと言うと気にあわてないためにも対応方法くらいは頭に叩き込んでおこう。
[追記]
悪徳商法?マニアックスのスレッド
あとは、アダルトグッズの送り付け商法も出てきたりと、この手の犯罪は増える一方だね。
†「若いって幸せよのぉ」
エロ路線まっしぐらは続く。特に今回は漫画原作に比べて、お色気 300% 以上アップで、わずか1カットの着替えのカットをあそこまで妄想膨らませるとは思わなかった。すごいよ、凄いよ。(^^;
ここらへんの力の入れ方は充実した作画スタッフ(*1)を見ると明らかに狙っていたようで、萌えアニメも1クールに1話くらいはこれくらい気合いの入ったエロ作画を見せて欲しいものです。
一方でギャグの方はどうなんだろう? ギャグ漫画がアニメ化されると、テンポが悪い、間がつかめていない、ギャグが滑べっていると毎回同じような避難にさらされるので、折込済みと言いたいところだけど、今回は笑わせようとして動きや背景がやたらとくどくいつも以上に不満が多かった。OP の効果音同様に、悪趣味な過剰さを感じてしまう。
惚れ薬を飲んだ音速丸が自己愛に悶えているのを見て、「ああそうだな、いつもと同じ風景だ」と納得する忍者たちがカットされていたのが残念かも。何気ない一言ながら好きなセリフだったのに。
脚本: 金月龍之介, 絵コンテ・演出: 小船井充
がーん、終盤になって不意討ちのように登場した泣き演出には不覚にもうるうる。こんな作品であそこまでいいシーンを見せてもらえるとは思えなかったのでダメージは2倍。本編でもこんな感じで占めてくれれば記憶に残る作品になるのでは?と思ったのもつかの間、次回予告を見る限り感動路線は夏限定のスペシャルらしくやっぱりコメディのようで…。
ややポジションの弱かったノエルが超常現象大百科を持ち出して博学なところを見せるなど、お馬鹿なキャラばかりのマーメイドプリンセスの中で知性派としてキャラが立っていたのが印象的でした。
脚本: 早川正, 絵コンテ: 鈴木敏明, 演出: 石倉賢一