仮藻録 in February, 2004

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2004年2月16日(月)

昨年末から XREA で cron が使えるようになった

IPPO'S DIARY より。
これでようやく自前でアンテナを建てられれそう。ただしアニメ系のサイトは、infoseek とか geo とか更新時間が取得しにくかったりするので、はてなアンテナの方が便利だろな。
遙アンテナは、 2005/01 まで残るのか。まだしばらくはお世話になろう。

Referer spam を商売にしている人

えび日記より。
善意なんて信用する方が間違っている。Wiki なんかも日陰で細々と生きている今現在が幸せな姿なんだろうなぁ。

ぶっちゃけアマゾンアソシってもうかるの?(ふむ Wiki)

実名公表サイト数ヶ所と匿名公表いくつか。2chWeb製作板のアマゾンアソシエイトを語るスレ6品目も参考。

MEZZO #07 「哀の殻」

古びた洋館に現れる謎の美少女と言えば定番の展開。意外なオチがあったりと少々びっくりしたけど、やっぱり物足りないYO。拳銃を片手に戦えば百人力の美空来ちゃんが翼をもがれた鳥のように活躍する場所が無いのが原因。
よりによって宅配マッサージですか?ハート様(仮)相手の立ち回りに期待したんだけどね…。

脚本: 吉岡たかを, 絵コンテ: 近藤隆史, 演出: 中川聡


2004年2月17日(火)

アクセスこわい(ことのは)

それでもちゆアタックや俺ニューアタックが吹き荒れた頃に比べると、おとなしくなっているような気も…。某半角板の住民が退去して小学生女の子の運営しているサイトに押しかけるような事件もあまり聞かなくなった。

一方で Blog ツールとか tDiary とか重い cgi で動的に Web Page を作っているようなところだと、集中的なアクセスは恐ろしい負荷となる。最近は転送量よりもこっちの方が気になる。

二次元の女が三次元の女に勝つ日が来る

ARTIFACT より。
現実は4次元だし、超ひも理論だと26次元空間が広がっているよ。3次元だ4次元だ細かい事にこだわっている場合じゃないよ。宇宙ヤバイ。
以前どこかで目にした、「いくら三次元が良くても、結婚も彼女もできないじゃん」と言う心の叫びにも似た言葉が未だに強く印象に残ってます。ハイ。

超変身コス∞プレイヤー #06 「BEHIND THE CRIMSON SOLITUDE / MYSTIC TREMBLE IN SILVER」

ぶっとびストーリーは一段落して、今回はエロ無しエロアニメとしての本領を発揮。
「長い間積み重ねてきた、修行の成果を発揮する時がついに来たのだ!」と言うセリフに突っ込みたくなる思いをかき消すように、心の闇と言う名のエロシチュエーション三昧。
相変わらずコスプレイヤー5人の中で相変わらず影が薄いのがアラビアン幼女で、見せ場の「心の闇」も、バンジージャンプ?と寂しいネタで可愛そうになってくる。「子供じゃないモン!」は、良かったけど、この作品、幼女キャラはあり余っているからなぁ。

脚本: 村山桂, 絵コンテ: 竹本玉三, 演出: 佐藤光敏・横山広美

まぶらほ #17 「きめちゃった……」

正統派ドタバタ学園ラブコメ。このくらいの話が続くならまだまだ期待は出来る。冒頭で思わせぶりに登場する紫乃のおかげで、ストーリー展開は予想通りなんだけど、三人のヒロインの描写には力が入っていたし、無駄に細かく設定された 2-B の連中もしっかりと描き分けされていたりと、ここらへんの仕事が丁寧だと安心して見られます。

せつなそーな態度を取る玖里子や、すました顔で思い詰めたような凜に萌え。普通にキャラ萌え出来る。今回は、屋上で流れる雲を見上げながらまったりと会話するシーンが良かった。二人と一緒の空気を吸いたくなってきます。でれでれと照れる凜もまた良し。
まぁ夕菜の方は、相変わらず馬鹿やってますが…。

クラスの女子をバニースーツ姿ではべらせる今回の仲丸は、「ラム抜きのハーレムなど、肉抜きの牛丼」と言う明言を残したビューティフルドリーマーを彷彿させるものがありました。ああっ、牛丼食いてぇ。

脚本: 滝晃一, 絵コンテ・演出: 長井龍雪

BURN-UP SCRAMBLE #06 「ウェスタン札幌〜知床地獄篇〜」

録画ミスで冒頭の5分が切れていたので途中から。
今回は、日活西部劇風の無国籍映画。これって80年代を通り越して60年代じゃん。相変わらずお馬鹿なごった煮のセンスが満載なんですが、だがそこがいい。じわりじわりとこの作品世界が気に入ってきました。

今回は真弥が主人公というだけあって、美少女アニメ風に見ることが出来ました。
ようやく紹介された彼女の身の上は、天涯孤独になったところを凄腕のガンマンに拾われて育てられると言うよく分からないものなんだけど、初々しい頃の話と言うこともあり、何かとリアクションに可愛げがあって、白いワンピース姿が眩しかった(作画はいまいちだけど)。

「ご想像におまかせします」
途中から嘘と真実。記憶と妄想が入り組んで話がエスカレーション。本当のような嘘のような話は、何気に面白かった。カウガールにゴスロリにと衣装がコロコロ変わるのもいい。これでガンアクションが綺麗に決まると馬鹿話もキリリと引き締まるのに、ここらへんが甘いのがこの作品の欠点かな…。

脚本: 植竹須美男, 絵コンテ: 飯村正之, 演出: 熨斗谷充孝


2004年2月18日(水)

『装甲騎兵ボトムズ』次回予告

ARTIFACT より。
長い間アニメを見てますが、これ以上にかっこいい次回予告にはとうとう出会えなかった。素敵すぎるフレーズに、強烈なラストの一言。そして銀河万丈の声がまた渋い。
一つ選ぶとすれば、「キリコが飲むウドのコーヒーは苦い」かなぁ。

RealOne Playerはスパイウェア? − 「上手に」インストールする方法

BRAINSTORM より。
行儀の悪いプログラムの見本みたいに言われるソフトだからなぁ。MS の本格攻勢の前に、.rm は、過去のフォーマットになりつつありますが、稀に見かけるのでその時のためにメモ。

7行で書く Wiki(WikiFan)

Perl で書かれた、たった7行で作られた Wiki。他にもSevenLinesで紹介された、7行で書かれたスレッドフロート型掲示板や7行で書かれた Blosxom など Perl ならではの超絶簡略コーディングには、ただただ絶句。

なるたる #08 「目を閉じるな」

あらすじ
ハイヌウェレの登場は殺戮のプレリュードだった。戦闘ヘリ、対空戦車、さらに地上攻撃機の攻撃もものともせず破壊の嵐が吹き荒れる。さらに、女に恥をかかせて〜と、我を忘れたさとみの狂気の毒ガス攻撃により近隣の市街地を巻き込み富士演習場は地獄と化した。

「これで終わらせられるわけないでしょ!」
陸自の89式装甲戦闘車、87式自走高射機関砲、AH-1S コブラ、さらには空自の A-10(ぉぃ)と、現行兵器が出まくってミサイルの雨あられ、GAU-8 の乱射と、メカ好きの作監+潤沢な予算に巡りあえたら、さぞや壮絶な話が見られたのに…と脳内で妄想。実際はいかにも安そうな作画のオンパレードで壮絶とか凄惨と言った言葉とは無縁の世界。ところどころで光る演出はあるのに、この作画じゃどうにもならん。

さらにキャラの絵柄も、顔がひきつって目が点になったような絵ばかり(これは今回の内容もあるけど)なんで、感情移入とはこれまた無縁の世界。

「私、どこに向かっていくのかなぁ……」
今回やたらと耳にした単語は「役割」。「目を閉じるなシイナ。それがお前の役割だ」と、鶴丸に諭されたシイナだが、竜の子はシヴァ神みたいなものなんだろうか?のり夫たちの役割は何なのか?通過儀礼を終えた事でさとみはどう変わるのか?などなどストーリーの方は分からない事だらけで、激しくそそられるものがあります。

脚本: 前川淳, 絵コンテ; 箕ノ口克巳, 演出: 宮田亮


2004年2月19日(木)

苺衣ラジ!第九回配信

期待していたネタはさすがに無かった。

マリア様がみてる #07 「びっくりチョコレート・前編」 

1週間ぶりに由乃ちんと会える!そんな願いが通じてか、いきなり由乃のアップからスタート。「今由乃さんを暖めているものは全部令様の手作り」と言うセリフに、見えないところも全部令の手作りグッズかよと妄想。

それにしても由乃はいいなぁ。反対!反対!絶対反対の大演説。「個人のプライベートを商品化するのは間違っていると思います!」とむきになってがなりたてるところが実に可愛い。令に頬をツンツンされるシーンなど和むシーンが盛り沢山で、この二人はずっと見ていても飽きそうにない。由乃は、二人の間にドラマが生まれない事を嘆いていたけど、まったりと何一つ変わらない関係をいつまでも見守っていけたら……。

一方で、ため息で本当に妹にふさわしいか悩みまくる祐巳といつも不機嫌そうな表情で嫉妬する祥子と言う構図は、ギスギスしすぎてさすがに疲れてきた。心がすれ違わなければドラマは生まれないんだろうけど、ここらへんの少女漫画的な葛藤や恋愛の機敏よりも、、白薔薇、黄薔薇姉妹を見ていて感じるどっぷりした依存関係に心をとろかすのがこの作品の面白いところ。(^^;

今回は、作画・演出ともに満足できる水準。ただし1クールとすれば半分過ぎてしまったわけで、惜しまれつつ終わりそうな予感。

脚本: 吉田玲子, 絵コンテ: 新留俊哉, 演出: 吉田俊司

R.O.D THE TV #15 「仄暗き地の底で」

†「私はもう本さえ読めれば」
ホント焦らし方が上手いなぁ。前々回は留守電での一言。前回は新作一カットと、皆の大好きな読子が少しずつ姿を見せ始め、ようやくのご対面。
三十路に突入……と言っても、5年間も引きこもって生活していたおかげで変に世間ずれしておらず、ほわほわした性格も真空パックで天然保存されていたような感じで萌え。国会図書館でねねねが追いかける読子のほんわかとした動きは感動的な程でした。

シリーズを通して一人が脚本を担当している事で、各話を通しての伏線がしっかりとしているのがこの作品の面白いところ。今回はライターの炎を見て、忌まわしき過去の記憶を思い出すアニタが次の話に対応しているのね…。

脚本: 倉田英之, 絵コンテ: 舛成孝二, 演出: 高島大輔

R.O.D THE TV #16 「華氏四五一」

「本を焼く者は己の魂を焼いている」って言ったのは、確かナチスの焚書の対象になって抗議するトーマス・マンの言葉か何かだった気がする。精神的な自由を奪おうとする者は滅ぶべし!本を焼く者は焼かれるべし!

閑話休題。作品的には黒いジョーカーさんが一気に首をもたげてきた感じ。前回で遠謀深慮なところを見せたのに今回はあからさまな B 級悪役で、ちょっと話がしょぼくなってしまったような気がします。長々と描写された華氏四五一作戦〜神田一帯で本の強制回収や焚書はどうにも意味不明でもやもやとさせられる。

関係ない人を巻き込みたくないと、わずかだけど読子の考え方にねねねが影響されたところを見せる一方で、ねねねそっくりの性格に育ちつつあるアニタ。将来が心配だよ〜。

脚本: 倉田英之, 絵コンテ・演出; 吉本 毅


2004年2月20日(金)

2chRacing(Mpeg Movie 15MB)

かーずSPより。
高いクオリティ。作者さんは、さぞや名のある方かと……。

超重神グラヴィオン・ツヴァイ #07 「砕かれた女神(ディーバ)」

はわわ〜、やっぱりその緑色の髪がアヤシイと思っていたんだよ(嘘)。
内容的には、今回もまたシリアスモードが続く。適度に盛り上がり、適度に面白いんだけど、どこか大切なものを捨ててきてしまったような寂しさもひとしお。

大張ロボットアクション+石野聡作監による美麗なキャラはこの作品の華だろう。満を持してフェイも登場と、作画的にはずっしりと重い満足の手応えを感じました。量産型の大活躍も(多分今回だけだと思うので)しかと見とどけよ!

脚本: 吉村清子, 画コンテ: 永田正美・大張正己, 演出: 大張正己, 作監: 石野聡


2004年2月21日(土)

景品いろいろ

かーずSPHaTeHuMu*Pnokoより。
ゲームセンターのUFOキャッチャーなどで取った各種アニメやゲームの景品リスト。写真で紹介された膨大な景品の数々は圧巻。素晴らしいです。

都築真紀氏に原画&シナリオ担当の「桜待坂 Stories vol.1」

5月発売予定の ivory の新作。最初から続編が予定されているところに不安を感じますが、この人の描くぽかぽかと暖かい世界が好きな自分としては久々に期待のエロゲー。

マーメイドメロディぴちぴちピッチ #47 「黒い招待状」

ぴちぴちボイス恐るべし。いきなりテストパターンからのスタート。この作品だけ音声のレベルが低くボリュームを上げないとセリフが聞き取りにくいのは気のせいか?

†「憎しみこそ私の全て」
本編の方はハワイに逃げた海斗も結局巻き込まれる事になったりと、クライマックスに向けて盛り上がってますが、放送延長が決まっている事でどうものめり込めない。さらに海月先生とサラの話は、二人とも悲劇のヒロインぶっているのが気に触って素直に楽しめない。カレーネタとかヨガの神秘とか期待しているんだけどね。(^^;

賞味期限切れの BBS はともかく、「ホントだよね〜」はたまに聞くと妙に心地いいです。見せ場の、ヒッポがシーホースに変身するシーンは、妙に低い声でヒッポのイメージが崩壊。ダークラバーズはずっとあのままの姿でいて欲しい。

脚本: 笹野恵, 絵コンテ: 菊池一仁, 演出: 菊池一仁

カレイドスター #46 「宿命の すごい 決斗」

こちらもクライマックスに向かってひた進む。久々に黒いユーリが復活したと思ったら、メイ同様に枯れもまた主役を引き立てるための踏み台キャラだったとは…。

で、そらとパートナーとなるレオンさん。ユーリにリアル妹萌えはヘタレ(超訳)みたいな事を言われてぶち切れた挙げ句、いきなりアムロとシャアみたいな宿命の対決モードに突入してガンダムごっこ。そらが二人の間に割って入るシーンは狙っていたんだろうなぁ。(さすがに、どば〜んと海が広がる心象風景は出ませんでしたが)

話を戻すと、ソフィアの存在感が薄かったことで、彼女の夢を継いだそらが天使の技を完成させると言うプロットが薄くなってしまったのが残念。レオンもキャラに陰影が付けられてきたものの、昔は妹の為今はそらの為と言う脇役みたいな印象は拭えない。この点、プリンセスチュチュのふぁきあの描き方は上手かった。

脚本: 上代務, 絵コンテ: SATAKE, 演出: 玉川達文

光と水のダフネ #06 「夜の大捜査戦」

†「来年は一緒に働こうね」
第一話以来の海洋庁ネタと言うことで、採用試験で明暗を分けた友人のつかさが登場。彼女の私服も露出度が高めだったりと、あの世界はこれが普通なんだろうか?

グロリアとゆうのかけ合いは面白くなかなかいいコンビ。魔改造されたマイヤと海洋庁から落後してきたつかさのコンビと言うのも味がありそうなんだけどね。

脚本: 水上清資, 絵コンテ: 誌村宏明, 演出: 久保太郎


2004年2月22日(日)

おもいっきり科学アドベンチャー そーなんだ! #21 「守り神を連れ戻せ!」

「いでよ!ドラゴン!」
シリーズ最高傑作級。最近の単純な目標に驀進する展開とはうって変わって、謎あり伏線あり、守り神のドラゴンの正体を求めちゃんと情報集めして少しずつ真相にたどり着く展開ありの、二転三転する物語はなかなか見応えあります。

みおの表情は通常の三倍豊富で、彼女の生き生きとした顔を見ているだけでも幸せになれる。スズカも負けずにいつも以上にわがままいっぱいで「何よ!何よ!なぁに〜よ〜!」は今回の最萌えポイント。まずい、最近彼女が可愛くなってきたぞ。
ゲストキャラも充実していて、ろりぷにの巫女さんは CVにかないみかと、ゲストには惜しい程の魅力的なキャラクターでした。

脚本: 横手美智子, 絵コンテ・演出: 小林智樹

ふたりはプリキュア #04 「ミラクル!?生きている美術館」

素材はいいのにどうもパッとしない展開が続いている。
今回は、なぎさに憧れる美術部のそばかす少女が登場。ユリキュアの名にふさわしいギスギスの三角関係を描いてくれたら神なんだけど、残念ここはユリアンではない。
ラブラブなのは携帯マスコットの二匹だけ。戦いよりも愛を! 次週の二人のデートには期待だっ。

光線技や怪音波など、軟弱な武器の多い美少女バトルものに比べると、プリキュアで毎回見せてくれる肉弾バトルはなかなかいい感じ。ただし作画の力がモロに出るので願わくはもっと作画アップ&二人を圧倒する強力な敵の出現を希望。

脚本: 清水東, 演出: 矢部秋則

京極夏彦 巷説百物語 #08 「野鉄砲」

†やっぱり放送中に原作に手を出すのはやめておこう…
原作だとこのあたりから主役級のキャラの過去が次々に明かされて物語に深みを与えている。ただしアニメだと百介の兄である軍八郎の所属する八王子千人同心説明を長々と描写するわけにもいかないし、小説だとレギュラーの「事触れの治平」の過去が紹介されるといってもアニメだと今回だけのチョイ役なんでここらへんの面白さがスポイルされているのが残念。

さらに、又一たちがどうしてこの復讐劇をわざわざ妖怪がらみの事件に仕立てないといけないのかと言う、この作品のキモの部分が、アニメではぼやけているのも不満を感じるところ。鉄砲に取り付いた怨念と言う解明出来ない怪現象も、この原作の趣旨とは正反対なんだよね…。(こういった方針にしたのも苦渋の決断なんだろうけど)

それでも、アニメで力を入れているエロス&バイオレンスな描写と、事件の前後関係を大胆にシャッフルして事実を誤認させるような仕掛けが面白かったので良しとしておこう。キャラのデフォルメは、雑魚A,B みたいに関係ないキャラをひたすら簡略化していた…と思ったらこれもすっかり騙された。それにしても島蔵さん。いくら蝙蝠組と言う海賊だからって、そのバットマン・カットは分かりやすすぎだよ。

脚本: 藤岡美暢, 絵コンテ: 殿勝秀樹, 演出: 宮田亮


2004年2月23日(月)

RSSリーダースレのまとめページ(Win2ch Wiki)

GRAPHIC WIZARD'S LAIRより。
Bulkfeeds や FeedBack を使っても、未だに RSS の良さが分からず、RSSの丘の ふたりはプリキュア、エントリを見て苦笑しつつも、抜本的な会的さは感じなかった。、多少の不自由を感じながらもアンテナ + Google で済ましてしまう自分は旧世代なのだろうか?
ちょうどいぬ日記のいぬさんの記事がピンポイント。アンテナ依存の人はどこも苦労しているようで…。

やっぱり、どうしても村上隆はムカつくんだ(町山智浩アメリカ日記)

capsctrldaysより
悪口は面白い。なぜこんなに面白いんだろう。あれを日本初の芸術、オタク文化云々と言われると「違〜う」と叫びたくなる。アート界隈はホント理解不能だ。

MEZZO #08 「想の殻」

アニメでバーチャルリアリティネタは禁止しる!


2004年2月24日(火)

BURN-UP、ダフネ、まぶらほ、MEZZO と、頭を空っぽにして見る、ちょっとエッチなアニメが次第に増えてきた今日この頃。しかもそれが意外と楽しく思えてきた今日この頃。もしかして、デフォで頭空っぽなのかい!と悩む今日この頃。

ITmediaが画像への直リンクを禁止(slashdot.jp)

そんなに使われているとは思えないですが、ごく一部の Blog 文化みたいに、画像への直接リンクに問題あるんですか?みたいなところもあるので仕方ないのかな…?

テーブルアート(hekoheko-HTML)

雪花乱舞より。
テーブルアート?聞き慣れない言葉に戸惑いながらサイトを拝見すると、HTML のテーブルタグを使ったドットアートとのこと。地味だけど職人芸的なところが面白い。

超変身コス∞プレイヤー #07 「PALE LIGHT OF DECISION / BROWN FIELD OF BATTLE」

ここにきて二転三転する物語。正直この展開は予想できなかった。
クルスとタキツヒメ二人に釣られているような感じで粛然としないまでも、ハイスピードに突き進む物語は癖になる。来週で終わり?ありえない。

ただし天ぽの四聖獣みたいな男チームが登場してヒロインたちにちょっかいを出す、嫌がらせみたいな展開はどうもなぁ。ここに来て二歩三歩と引いてしまったよ。

脚本: 村山桂, 絵コンテ: 古川智明, 演出: 迫井政行

まぶらほ #18 「しかけちゃった……どすえ」

ドキッ!女二人の闘技大会、ポロリもあるよ(*1)
仲丸と松田の画策により、神城家と杜崎家の数百年にわたる因縁の戦いに火がついた。高校生格闘家沙弓と美少女剣士の凜による戦いは、まぶらほ史上最大の見せ場として京都のの街に花開いた。

清楚なところが魅力の凜も最近は乳をもまれたりとヨゴレが多くなってきたようで、嬉しいような寂しいような複雑な心境。(^^; ちなみに、実家は豆腐屋で遠視気味、さらに部活は生物部と言った地味〜なところが好きですよ。

コンテ・演出ともにビッグネームが担当しているだけあって、二人の対決シーンを中心に実に見応えのある場面が多かったです。
詐欺師と言うよりゴネ厨みたいにアレンジされた2年B組や、意味不明の修行僧オチと言った数々の不満も消し飛んでしまいましたようで、久々に満足感を味わえました。

脚本: 白根秀樹, 絵コンテ: 大畑清隆, 演出: 木村真一郎

BURN-UP SCRAMBLE #07 「撃墜 悪夢のエアポート2023」

†「誰にも言いませんから。……多分」
脚本が変わったと言っても、相変わらず無駄なエロさ、必要以上の下品さの漂うバカっアニメ(褒め言葉)でした。リオの体を張ったアクションが炸裂するたびにうんざりさせられるわけだけど、前回の話で気に入った真弥の活躍も普段より多めだった分だけ楽しめました。(^^; それにしても、中年ハゲオヤジにゲロをかけられたり、パンツを剥ぎ取られるヒロインって一体…。

とりあえず、反政府組織の誘拐犯がどうやって銃器を機内に持ち込んだのかギモンに思っていたら、王女の持ち込んだ手榴弾やロケットランチャーには目が点。深く考えてはいけないアニメらしい。

脚本: 花田十輝, 絵コンテ: 中村主水, 演出: 谷田部勝義

*1: ポロリはなかったですが、露出度的に WOWOW アニメでは限界レベル

2004年2月25日(水)

少年サンデーが"ゲームファンド ときメモ"に対する謝罪記事を掲載(Game Online)

元記事は見てないので憶測ですが、中間発表で大きく割り込んだのでマイナスみたいなイメージが強かったのかな……。もっともファンド的にはプラスでも、手数料の 3% を考えれば、実質的にはマイナスと言う微妙な結果に。

新聞と学歴と子どもの成績〜朝日新聞を購読している家庭の子どもほど、学校の成績が良い((憂鬱なプログラマによるオブジェクト指向日記)

やはりこの国では朝日新聞くらい読んでいないと、知的な人間とはみなされないんだろーか。

なるたる #09 「魚の命、人の命」

大虐殺が繰り広げられた前回とうって変わって、好きだ、嫌いだ、私子供出来ちゃった〜みたいなどこにでもある青春の一コマが描かれた今回の話。生と死と言ったテーマをからめてあちこちのキャラに伏線が貼られていたのかな?

「偉くなったもんだよねー」
お気に入りはわがまま女子高生のさとみ。前回、前々回の話で人格崩壊でもしたのかと心配していたんですが、いきなり崩れ気味のプリティなギャグ顔からはじまって、高野の部活の後輩の女の子(川村)に、馬鹿な女、傲慢な女と言いたい放題。実に素敵な性格だ。

「僕達はこの疲弊した世界を変える事が出来る」
メインストーリーの方は、大虐殺のショックを一人引きずり弔いの千羽鶴を折る明に対してモーションをかけ「命を弄ぶのは楽しいよね、魚の命は人の命より軽い?」釣りで釣る。彼が吹聴する、竜の子の保持者を中心とした新世界秩序の革命理論がやたらと薄っぺらいものなんだけど、ここらへんは狙っているのかな?

脚本: 前川淳, 絵コンテ: 中島祐介, 演出: 大宅光子

なるたる #10 「今、あなたのためにできること」

「私達の行く末見たことある?」「……竜だよ」
ここに来て新キャラ3人登場と少々物語が散漫になってきた。せっかく作品に興味が出て来たと言うのに、アニメでは原作の途中までしか描かれないと言うことも、集中力を削がれる原因となってます。

人の死に関して「僕は僕で無くなり全体のための一つとなる」とシイナに告げた京児は、第一話に登場した乙姫みたいな姿(フルチン刺青)で大霊界から帰還。この作品の核のような「人間の進化」と言ういかにもなテーマが浮上してきたわけだけど、抽象的すぎてよく分からないと言うのが正直なところ。原作を読むしか無いのか?

脚本: 吉村元希, 絵コンテ: 板垣伸, 演出: 熊谷雅晃

「きみとぼくの壊れた世界」 西尾維新 [講談社]

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きみとぼくの壊れた世界ライトノベル読みとしての感想です。
何と言ってもこの小説はキャラが魅力的なんですよ。まずは、病的にシスコンの主人公。元活字中毒だったところとか、どこか背伸びした青臭さとか、彼の感じる世界に対する焦燥感に感情移入しまくり。キレた少年が自己主張するあたりは今と言う時代を写す鏡になっているようで、このあたりの鮮度もこの作品が若いファンに受けている原因かな。

そして二人のヒロインがまた素晴らしいです。夜月と言うお兄ちゃんラブラブの妹が凶悪……と言うか殺人的で、

「やあ、やなのぉ! お、お兄ちゃん、もう、わがまま言わないから、夜月のこと、見捨てないでぇ!これからは、ちゃんとお兄ちゃんの言う通りにするからっ! 言うこときくから! 一人にしないでっ! う、うわあ……うぐ、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい───お兄ちゃん、許してぇ……」

などとライトノベル作家も裸足で逃げ出す、ギャルゲーやエロゲーにしか見られないような激甘萌えセリフが連発。このドジっ子妹キャラだけ世界観違ってました。(^^;

シスコン兄とブラコン妹の会話だけでお腹いっぱい……と思いきや、もう一人のヒロインの、病院坂黒猫と言うふざけた名前のキャラも強烈な個性を見せてくれます。
やたらと冴えない第一印象は罠だったようで、会話を繰り広げるたびにくろね子さんの魅力がじわじわりと増してきて、主人公同様に精神を侵食される。元登校拒否児で保健室登校と言う庇護欲を駆られるキャラだったのに気が付くと依存症にさせられた感じで彼女無しではいられない体に。彼女の理知的な会話、研ぎ澄まされた知性、トランジスタグラマな肢体にブルマ体操服と全てが眩しくなってきます。中盤の屋上のシーンが自分的にはクライマックス。

他にもミステリ文学論あり作家論ありと、本格ミステリ風の謎解きとは関係無しに楽しめました。ライトノベル界隈でもこれくらいパワフル&フレッシュな新人作家(西尾氏は1981年生まれ)が引っ張ってくれれば、安心してライトノベルに没頭できるのに。


2004年2月26日(木)

妹名鑑

D.B.Eより。
充実の妹キャラリスト。このリストの妹の基準は、主人公を兄として慕っていること。血縁関係関係なく、みゆきの若松みゆきから最近の作品まで、マニアックなところでは、「護くんに女神の祝福を」の吉村逸美など厳選された妹キャラを紹介。データ・コメントともに充実と読み応えもありました。

まず、「一人」に通じるものを書く(おとなの小論文教室)

エロチック街道より。
このテーマにふさわしく心を動かす内容。自分のとこは最近はだれてきているので、初心に戻ってこのサイトの真の読者〜自分自身が楽しめるようなサイトを意識しなければ。オナニーサイトってゆーな。

感想を書くにあたって漠然と考えていた事は、

  • 文章の長さに反比例して読む人の数は減少する。
  • つまらない・面白いの両論並記は心を動かさない。
  • 読む人は作品の感想を通して、書き手の人間そのものを見ている。

の3つなんだけど、急ぎ書いていると忘れてしまい、文章はだらだらと長くなり、客観的と言う名の平凡なコメントしか書けず、独自の視点も定まらないまま駄文を積み重ねているなぁ。精進すべし。

マリア様がみてる #08 「びっくりチョコレート・後編」 

†祥子様必死だな。
一見して完璧なお嬢様、祐巳から見ると憧れの先輩のように見えた祥子様だけど、神経過敏と言うかどこか気難しい性格で早とちり。見ているこっちまで疲れてくる。薔薇温室で登場した挙動不審の少女は次回への伏線か?このあたりが説明されずに終わったのが気になって、祐巳と二人のキャッチボールみたいなやりとりが素直に楽しめなかった。

その代わりに今回魅力的だったのが白薔薇さま。自由奔放に生きているようで周囲への細やかな気配りは忘れず、誰にでも笑顔で接するなど、は確かに人気出るわけだ。「チョコくれないと祐巳ちゃんを食っちゃうぞ〜」と言う言葉がシャレにならないと言うか、ホントよく似合う人だよ。

期待していた由乃さんの出番は少なめ。この作画なんで後悔はしていないものの、雪の夜に、令&由乃が何をやっているのか1カットくらい欲しかった。島津家直伝の示現流が見られる日はいつの日か。

脚本: 吉田玲子, 絵コンテ: 石山タカ明, 演出: 平向智子

R.O.D THE TV #17 「スイートホーム」

かなり気に入った作品だったのにここに来て微妙になってきた。第一の原因は、読子の登場。前々から出せ〜出せ〜と言っていた癖に、いざ彼女が登場してしまうとこれまでの三姉妹+ねねねを中心の人物関係の軸がずれてしまったこと。中国 vs 大英帝国がシノギを削りあう世界情勢も未だにしっくりこない。
第二に放送日程で最後まで放送しないのでは?と言う不安が物語への没入を妨げる。3話でも4話連続でもいいから最後まで放送して欲しい。

物語の方は舞台を読子の実家に移動するだけでこれといった展開はなく、再編成気味に進行。過去の出来事やら人物関係の整理と地味地味な内容が続く。読子とラブラブなナンシーを見ていると、見てないうちに寝とられたような感じで、どうも釈然としないよ……。これが不安を抱く最大の原因かも。(^^;

脚本: 倉田英之, 絵コンテ: 深井蒼, 演出: 橘秀樹


2004年2月27日(金)

「マンガで日本語」マンガを使った日本語教科書

羊堂本舗より。
ドイツで出版された漫画を使った日本語の教本。「日本語でマンガを読む」と言うのを目的にしていることもあって題材は漫画ネタが多く、妹ネタが出て来るあたりは流石だ。

THE 100 MOST ESSENTIAL WORDS IN ANIME

excite のガイジン的感性のためのアメリカ・アニメサイト探訪より。
日本のアニメを見るための基本単語の和英辞典。中学生の単語集みたいな基本の単語しか出てないですが、言葉の微妙なニュアンスを確認できるかも。

Firefox まとめサイト

2chソフトウェア板の Mozilla Firefox スレッド発の PukiWiki を使ったまとめサイト。出来たばかりなのでこれからに期待。

超重神グラヴィオン・ツヴァイ #08 「重力が衰えるとき」

来た、来た、来た、いい感じに盛り上がってきた。「Gソルジャーの諸君、発進せよ!」と意気高々に最前線で演説をぶちかます大統領に、薔薇をくわえて復活のサンドマン様の勇姿にはシビれるものがありました。作画はイマイチでもこの二人のテンションの高さがあれば十分に楽しいです。

謎解きはしっかりとこなしているようで、わざわざ過去にレイブンと言う名前のキャラをサンドマンの側近に配置したのはダミーだったのね。あ〜、でもアヤカさんはキャラ的にはいまいちだったかな。この作品に高飛車な巨乳キャラは余る程いるので……。

「誰がこの空の女王なのか、教えてあげる!」
グラントルーパーが今回も大活躍と言うのは予想外でした。プライドと気高い精神を見せつけるフェイさんも今回が最高潮。こういうキャラは持ち上げて落とす落差が気持ちいいので、ボロボロになって落ち込む姿を見るのが今から楽しみ。ベタな展開が多かったので、やっぱり闘牙と姉妹コンビなのだろうか?

脚本: ほそのゆうじ, 画コンテ: 鈴木信吾, 演出: 大籠之仁


2004年2月28日(土)

カレイドスター #47 「舞い降りた すごい 天使」

そらの目指す「みんなが楽しめるステージ」は、みんなが儲かる先物取引みたいな感じでどう考えても欺瞞にしか聞こえないんだけど、この世界では一時の夢であっても本当に信じられるものを見せてくれる。それがアニメのいいところ。

その目標に向かって絶対の自身を持っていたようなそらが疑問を持ち、悩み苦しむ事を通して確固たる自身を取り戻すと言うのが今回の話。なんか侍ジャイアンツの番場蛮が新魔球に開眼する時のような感じでサクサクと展開して、今ひとつ重さが感じられなかったのがどうにも残念。盲導犬の場面はちょっと説明台詞が多すぎるよ。

対するメイは、ニャンコ先生のキャット空中三回転を見て新必殺技に開眼…と言う話があればメイにぞっこんなんだけどね。なんか気が付けばお色気担当。嬉しいような悲しいような……。

ちなみに今回もっとも気になったのは、作画協力(犬)和田高明 と言うクレジットだったり。(^^;

脚本: 中瀬理香, コンテ: 河本昇悟, 演出: 筑紫大介。

光と水のダフネ #07 「オール・ザット・パパ」

作画崩壊きたー。こんな感じ(2chアニメ板)のヤバげな作画が全編に渡って炸裂。アップはなんとか許せるレベルとしてロングのデッサン崩れにパースや体型の歪みの気持ち悪さといったらもう、もう、もうっ。助けてー、ヘラクレスの偉い人ー。

†うざくない岩田光央キャラはやっぱりうざい
内容の方はちょっといい話なのかな? ヘタレとは言えキレ者の部下を持つ花岡支店長。泣く子も黙るような秘密があるのかと思いきや、ホントしょぼい人だったとは。後半は予想のつかない…と言うか脈絡の無い展開。伏線くらい出してよ。

脚本: 砂山蔵澄, 絵コンテ・演出: 湖山禎崇


2004年2月29日(日)

官能小説自動生成ソフト「七度文庫」

発熱地帯より。
2001年のエンターブレインゲームコンテスト伊集院光特別賞受賞作品とやや古い作品ですが初めて知りました。確かにエロゲーとかで感能小説を教科書に勉強しながら作っているな…と言うのはよく見かけたし、ToHeart も濡れ場だけ文体が変わるとか言われてたしなぁ。

『スーパーマリオブラザーズ』世界最速クリア記録更新

slashdot.jpより。
世代を越えてゲームが受け継がれていると言うのを知って何か嬉しくなりました。

おもいっきり科学アドベンチャー そーなんだ! #22 「ダイヤを集めろ!」

ネットでは一番ホットなダイヤモンドネタ。
ミオが倒れた時の太股チラとか印象に残る場面はあったものの、全体的にはいつもの出来。キャラは可愛いけど話はつまらんというやつね…。まぁ細々とした豆知識を学んだのでそれで良しとしておくか。

やっぱり住民が出て来てそこの人達を喜ばせると言うような目的がないと、無味乾燥なゲームになりがちなんだよね。まぁ作画的には面倒だろうけど……。
作画と言えば前回の話になりますが、作監・演出ともにリテイクを連発させ無茶なスケジュールの中で仕上げたとOLM の制作デスクに人が日記で書いていて、それを感じさせるだけのもはそーなんだと力強く感じた次第。

脚本: 武井由美, 絵コンテ: 藤原良二, 演出: 松浦錠平

ふたりはプリキュア #05 「マジヤバ!捨て身のピーサード」

前半はなぎさとほのかのデートと言うラブラブな展開、後半はカブキマンの熱いラストバトルと想像力を喚起させるには十分な内容。思い入れと言う点で、心を撃ち抜かれたような第一話の頃と比べると普通のアニメになってしまったような気もしますが、その分今回は素直に楽しめました。性格も好きなものも全て正反対の二人が次第に親しくなっていく展開は、良くできていると思います。

敵がパッとしないと言うのは今回も相変わらずで、しばらく相手をしてくれるのかと思えたカブキマンはまさかまさかのお役御免。水面をシャカシャカと走るところやゴルベーザ四天王のルビカンテ(FF4)みたいに「全力でかかってこい」と余裕を見せるあたりは良かったんだけどね…。。リストラ旋風に成果主義の吹き荒れている今の世相象徴しているのでしょうか。(^^; 新幹部も魅力に欠けているので、このあたりの不安要素はしばらく続きそう。

文句を言いつつも、バトルで二人が力を込めて手を握り合う場面は見ているこっちの心臓も鷲掴みされるわけで、このシーンががある限り最後まで応援するとします。

脚本: 羽原大介, 演出: 川田武範

京極夏彦 巷説百物語 #09 「狐者異」

わははー、ムックってこれのことかー。さすがに江戸時代には早すぎたようで無宿人たちに惨殺されて、哀れ鋸引き。合掌。

京極亭のつぶやく「この世に不思議な事など何もない」ってのは原作を貫いているトーンなんだけど、呪いとか怨念が普通に存在するアニメ版だと微妙になってくる。狙っているとは言え、全体的に幻想性が強すぎるのが気になるところ。

脚本: 村井さだゆき, 絵コンテ・演出: 大庭秀昭



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